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Pink Moment

日本の友達から連絡があり、「娘にローラースケートをプレゼントしたい!」との相談。
スニーカーをベースにカスタム希望との事。

さっそく娘ちゃんに連絡を取り、スニーカーのベース、足のサイズ、好きな色を教えてもらい、あとはお任せ。

ベースはピンクのAir Jordan が希望とのことで、ネットでどれがいいかリサーチ開始。
頭の中でイメージをザックリ描きつつ、ポチポチとネットサーフィン。

濃いめのピンクか、薄めか...

ちょうどそのタイミングで、Nikeから 新作の Air Jordan 1 High が登場!
これはタイミング的にも完璧じゃない?と思い、パパさんに「これでいい?」と確認。

即OK

パパさん、オレのセンスを信用してくれているらしく「全部任せる!」とのこと。

あざーす!

今回のベースになるスニーカ

オンラインでポチッと注文。ワクワクしながら配達を待つ。
しかし、届いた箱を開けると.......

サイズ違うやないかい!

仕方なく Nike の HP で返品手続きを確認してたら、近くのショッピングモールに在庫アリの表示。チャンス!とばかりにスニーカーを持って店舗へ。
店員さんに「サイズ違いが届いたので交換をしたい」と伝えると、

店員:「他の店舗にしか在庫がないですね...」

ないんかい!

諦めて返品し、その場で再オーダー。幸い、定員さん親切で手続きはスムーズ。
数日後、やっと届いてスニーカーを開封し、念のためサイズチェックすると...

また違うやないかい!

箱の表記はあってるのに、中身はワンサイズ小さい。どないなっとんねん...。
再び店舗へ行くと、前回対応してくれた店員さんがまた対応してくれた。

定員:「え、また?どうしたの?」
俺:「そう、またやねん...」


事情を説明し、またまた再オーダー。帰り際、定員さんが一言。

「次はちゃんと届くといいね(笑)」
ホンマそれな(笑)

そして數日後 ようやく正しいサイズのスニーカーが到著!
無事に手に入ったので、イメージしていたプレートやウィールをネットで検索。
しかしながら理想のカラーが見つからず最終的ににスケートショップへ。

プレートはサイズが無かったのでオーダーし、ウィールや細々した部品を購入し、數日後オーダー品が屆き全てが揃った。

Ready to Set Up!!!

まず最初のポイントは ベーススニーカーのセンターだし。
これがズレると、滑るときに真っ直ぐ進まず、左右にブレまくる。
ここは慎重にやらないとダメ。

スニーカーをカスタムスケートにする上で 厄介なのがソール部分の凹凸。
プレートの位置を決めてマーキングするんだけど、穴を開けるときに微妙な凹凸のせいでドリルがわずかに上下左右にズレることがある。

そこで考えた結果、凹凸部分を削ってフラットにする ことに。
そうすることでブレがなくなり、ドリルが真っ直ぐソール部分に入り穴を開けられる。

ひと手間かかるけど、これが仕上がりの精度を左右する。
やるからには完璧に!

写真の様にプレートのボルトの固定位置になる場所の凹凸部分を削り、ドリルで穴を開けたら、次は ボルトとワッシャー をスニーカーの中から入れます。

ボルトとマウンテンワッシャー

スニーカーをカスタムするとき、ソールがゴム製だとボルトが沈みやすいので、「マウンテンワッシャー」を入れるのがオススメ!
これだけでもしっかり固定されるけど、さらに強度をアップさせたいなら カーボン板や薄めのアルミ板をソールの形にカットして仕込むと頑丈さがグッと増す。

とはいえ、自分のカスタムスニーカーでそこそこハードに滑ってるけど、ボルト+マウンテンワッシャーだけで問題なし。普通にスケートする分には、これで十分!

後はプレートを取り付け、ナットで締めたら固定完了。
ナットが緩まないようにボルトに緩み防止のボンドをつけて固定。

スニーカーとプレートを固定しているボルトがこのままでは長いのでカットし、見栄え良くするためにカットした部分を削って完了

ここまで来たら後はブッシュ、トラック、ウィールを組み上げていく。

まずはウィールにベアリングを装着。
ベアリング装着専用の工具を使うとちょー楽です

後はトォーストップとウィールを取り付けて完成
kawaiiのが出来ました。

友達の娘ちゃんに喜んでもらえるかな?

さてさて、次はパパのカスタムスケートシューズに取り掛かりたいと思います。

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