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まんぷくミュージックフェス 2022/08/11

・はあーーーーー!良かった!
マジで良かった!
すっごい良かった!
ほんと良かった!(語彙力喪失)

だいぶ長くなりますので、暇過ぎて死にそうな時に読んでください
お盆で帰省しながら思い出して書いてるので存在しない記憶かもしれません


・前から何回か日記に書いてたけど「星のカービィ 30周年記念 ミュージックフェス」に参加してきました。

左側がコンサートホール
液晶にでかでかとCMが


会場の東京ガーデンシアター。
初めて行ったけど、りんかい線で国際展示場まで行くのがクソ遠くて大変だった。



・開場が16時30分だったけど物販に行きたくて早めに出発。
12時ちょい前に出て14時くらいに着いた。


昼夜の2部公演(夜の部に参加)で、夜の部の物販は13時からだった。
事前通販もあって少しグッズは買っていたが、フェスが近づくにつれTシャツとタオルが欲しくなり当日物販で買えたらなあと思って行った次第。
ダメ元でね。残ってたらいいなー程度。

まあ着いた時にはTシャツは売り切れてたんですけどね。

ショッパーが派手すぎなくて良い


・結局タオルだけ購入。
けっこう厚手でモコモコしてるから首にかけると割と暑い。
フェス後に気付いたが毛羽落ちがすごい。1回洗濯したかったな……。


フェスタオルとラバーバンドを付けて浮かれてるおじさんの写真。

カービィのトートバッグの中には今回のフェスのパンフレットとペンライト、ワドルディのハンドタオルなんかが入ってます。



・ホールの向かい側には同じ系列の商業施設のビルがあって、フェス待機の客でごったがえしていた。
みんなカービィのグッズを身に付けてるから一目瞭然。
フェス関連のグッズだけじゃなく、長年グッズ展開しているだけあって物凄い種類のカービィグッズを観察できた。

あのリュック持ってたなあ……とか、あの時のコラボのやつね〜とか、客をジロジロ眺めながら歩いた。

お昼ご飯のフードコートステーキ。




・開場まで2時間以上もビルで待っていて、その間暇すぎてずっとブラブラ歩いてた。
店内BGMもカービィ仕様になっていて、25周年記念コンサートのときの音楽がずっと流れていた。
Amazon Musicで配信されてるからめちゃくちゃ聴き馴染みがあった。CDも持ってるけど。



・暇すぎてTwitterしてたら昔から仲良くしてくれてるフォロワーさんからDMが来て会うことに。
同じくフェス参加勢で同じビルで待機していたとのこと。

匂わせ写真


・コミュ障おじさんに話しかけてくれてマジで嬉しいよ……ありがとう……。
またハイカラシティで会おうな……!


会場のキャパ8000人だし、会場入ったらお互いどこにいるか分からなくなりそうだなと思って
「席どの辺?」
って聞いてみたら、なんと同じブロックの、さらに同じ列、しかも2席隣というものすごい奇跡が起こった。


チケットはS席とA席の2種類しかなくて、S席の配分は3割くらい?かな?
席の指定は出来ず、当選した段階でランダムに割り振られる。

たまたま会ってくれたフォロワーがまさかまさかの2席隣というすごい偶然でめちゃくちゃテンションが上がった。



・話してるとあっという間に時間が流れ、開演まで30分に。
まあ余裕持って行けるだろうと思っていたが、入場口までかなり遠回りさせられたのと席がどこか分かりにくくて20分くらいかかった。
大の男3人で迷子になっててそれはそれで面白かった。



来場特典のピンバッジ。
映画館でよくあるような、ちっちゃくて黒い袋にランダムで入ってるようなやつだと思っていたのでびっくり。



・席に到着して、フォロワーさんと2席離れたところに座った。
フォロワーさんと僕の間には優しそうな女性2人組がいて、話しかけやすそうだったので席の交換を持ちかけたら快く変わってくれた。
お陰様でフォロワーさんと3人並んで鑑賞出来ました。ありがとうな……!



・そんなことをしていたらあっという間に開演の時間に。
Twitterで「星のカービィ30周年記念ミュージックフェスって5分後!?」みたいなことを呟こうとしてたけどすっかり忘れてた。


・なんと言っても、今回のフェスのもう1つの目玉『カービィのペンライト (ウルトラレインボーデラックス)』の演出がどうなるか楽しみで。

このペンライト、ライブ中は無線で制御されて、演奏に合わせて自動的に色が切り替わるらしい。凄くね?


そのペンライトを用意して、いざ開演!


LIVE配信のアーカイブはこちら。
これ無料って太っ腹すぎない??
チケット1万3000円よ???



(興奮しすぎてうろ覚えだったのでマジで助かる)
(全部の曲について感想書くとエラいことになるのでかいつまんで書きます)




・1曲目『グリーングリーンズ~新世界をかけぬけて』で早速泣きました。
自分の涙腺が予想以上にホニャホニャになっててびっくり。

『GREEN GREENS』(星のカービィ)の超しっとりした雰囲気から始まったと思ったらドカンと「フェス!」って感じの雰囲気に変わり、華やかでノリのいい勢いそのままに初代から30年の歴史を飛び越え最新作のオープニング『新世界をかけぬけて』(ディスカバリー)へ。
もうね、ここでやばいのよ。(涙腺が)

カービィダンスの曲も最高のアレンジされてて、もう感動が止まらない。
あの短いフレーズをどうやったらこんな感動的な曲に昇華できるんだ……。



・カービィの指示でペンライトの色が次々に変わる演出。
振り方も指導してくれて眼福。
生カービィだ……って思ってた。

席がステージに向かって左側(下手)の2階席だったので、ステージも見つつ会場のペンライトのきらめきも同時に見れた。
一斉に色が変わるのすげー綺麗だったし、ランダムに点滅したり星空イメージの配色になったり、想像以上に会場側が綺麗だった。
多分ステージの奏者から見る観客席がいちばん綺麗だろうな。

一体感が増してめちゃくちゃ良かった



・2曲目、1993年~2004年のメドレー。
メドレーの最後が僕の大好きな『エンディング』(鏡の大迷宮)だったのでそこでも泣いた。
原曲は元気な曲だけどビッグバンド風のアレンジでスウィングしててかっこよかった……。

ルイス・バジェさん


にしてもトランペットが上手すぎる。
グラサンのちょんまげのおじさん。
派手な演奏者は上手い法則。


・3曲目、2017年~2020年のメドレー。『星のカービィ スターアライズ』のオープニング、『ティンクル☆スターズ』がめちゃくちゃ好きで。

こんなにウキウキするオープニング他にあるだろうか。
原曲が好きすぎてここでも泣きかけた。
涙腺はとっくに壊れている。

カビファイもカビハンも吸い込み大作戦もやってないニワカなので、この後の流れはあまり印象に……。
やっぱり自分でプレイした思い出コミで曲を聴くと記憶に残りやすいのかね。

最後の曲『あしたはあしたのだいけっせん』(吸い込み大作戦)は初代エンディングのアレンジで、ゲーム中ではかなりやりこまないと聞けないレア曲らしい。
ちょっと古臭い熱血系の曲ですげー良かったな……。




・曲間にペンライトを使った人気投票。

メタナイト、ワドルディ推しが多かった
むう~
不正は無かった

デデデ大王(赤)、メタナイト(紫)、ワドルディ(オレンジ)の中から推しの色にしてペンライトを振ってたらカービィがご立腹。
全てのペンライトをピンク色に。可愛いかよ。




コンマス?イケメンだった……

・『わいわいサブゲームフェス』では『星のカービィ スーパーデラックス』の『刹那の見切り』の演出からスタート。こういうのファンが喜ぶんですわ。

そのあと『星のカービィ64』より『おちおちファイト』のBGMへ。
これ、5/4拍子なのよ。原曲もそうだけど。
その前の『たまごきゃっちゃ』(星のカービィ)(普通に4/4)でペンライトの振り方を上上下下に指示されたままだったので、観客みんな困惑。
こういうとき周りを見て空気読むの楽しいよね。



・次の曲の『騎士たちの逆襲フェス』のメタナイト戦も5/4拍子。
これは縦振りだったからみんなで振れた。
ロック調でクッソ楽しい。ギターもベースもドラムもキーボードも生き生きしてた。

お休みのブラス隊がクソ楽しそう

『銀河最強の戦士』(USDX)、当時サントラで聴きまくってたので嬉しかった。
キーボードソロが心に突き刺さる。
この曲だけやたら短かったんだよなあ……。

その後の『バルフレイナイト』(スタアラ、ディスカバリーのMIX)、原作をめちゃくちゃやりこまないと聞けない曲なのに惜しげも無く披露してくれて嬉しい。
ファンの間では「バイト」って呼ばれてます(バルフレイナイトの略)。

堂々としたネタバレ
仲良さそうで微笑ましい


バルフレイナイトのトランペットソロに痺れた。
こんなん惚れてまうやろ。
高音のピッチがビッタビタ。ビブラートもえっちすぎ。プロってすげえや。



・次のメドレー『メモリアルカービィフェス 2005~2022』、今回のフェスの中でもトップクラスに好きだった。
構成が上手すぎてテンションが揺さぶられまくって気持ち良かった……。


『オープニング』(タチカビ)の優しいピアノで始まり『タイトル』(ドロッチェ)でウッキウキ、重くてかっこいい『ヘビーロブスター』(SDX)からの『飛べ!星のカービィ』(Wii)よ。
ジェットコースターに乗ってる気分。

イントロでランディア肌(鳥肌の事です)


『飛べ!星のカービィ』っていうタイトルも好きだけどカービィの勇敢さ全振りって感じでめちゃくちゃかっこいい。
ラスボスの前座の曲なのでめちゃくちゃ気分上がる。
作中では『飛べ!星のカービィ』から『CROWND』に繋がるんだよな……。
BGMが熱すぎてやばいから『星のカービィWii』はほんとオススメです。


そこに追い打ちをかけるように『この星をかけた魂の戦い』(TDX)でさらに泣かされる。
原曲の雰囲気そのままにめちゃくちゃかっこよく、そして切なくて熱いアレンジになってて鳥肌がやばかった。

エレキギターが主役だった

勇敢な曲で会場のボルテージをガンガンに上げてから急激に『北のホワイトストリート』(ディスカバリー)で冷却。
すっげえ寒暖差。風邪ひきそう。
しっとりしてるけどサビのメロディがエモエモのエモで胸が熱くなるんだよなあ。

できることなら『ムーンライトキャニオン』(ディスカバリー)に繋げてまたアチアチにして欲しかった。




石川さん見切れちゃってごめんなさい

・続いてHAL研究所サウンドチームによる『デデデ大王フェス』。
カービィカフェでの収録。おしゃれ~!

HAL研のスタッフ多彩過ぎてほんと驚愕。
流石に生演奏じゃなかったけども、カービィファンは大満足ですよ。

大原さんの声がクソ可愛い
デデデ大王(cv. 熊崎信也)
一瞬だけ写ったけど電子サックス(エアロフォン)


プロのサウンドクリエイターではあるけど、プロの演奏者ではないはずなのに演奏がプロ並みで素晴らしかった。
流石に映像は当て振りだろうけど、それにしてもこんな演奏できるなんて……。給料上げてあげて……。




・曲間にHAL研サウンドクリエイターの大原萌さん、小笠原雄太さんのインタビュー。
ファンにとってはここも本編。



小笠原さんの「アリーナの皆さん!楽しんでますかあ~(小声)」の時にペンライト黄色にして振ってみたけどやってる人少なかったなあ……。
(小笠原さん作曲の曲をサウンドテストで聞くと黄色の音符が出るので)


今回のフェスは2人が交代でバンドの指揮をしてたけど、どちらも指揮は初挑戦らしくてびっくり。
めちゃくちゃ上手かったし、そのお陰でバンド帯もガッチリまとまってたし。
ほんとに初挑戦????ってくらい素晴らしかった。

そしてフェスに向けた曲の編曲もほぼ2人でやってたらしい。ほんと仕事量とんでもなかっただろうな……。
ディスカバリーの開発期間中もずっと編曲やってたのかな。めちゃくちゃ時間かかっただろうに……。
ほんとお2人を始めとしたHAL研サウンドチーム、その他HAL研スタッフ、演奏者、会場スタッフの方々には頭が上がりませんわ……。




・続いて『激突!カービィのレースフェス』。
思ったよりローテンポの『激突!グルメレース』(SDX)から始まった。
激しめのノリノリなハイテンポで来ると思ったらあえて少しペースを落としたオシャレなアレンジだったからびっくり。

『アウトロウドライバー』(ロボボ)、『サーキットでGO!』(ディスカバリー)と続き、『ウエライド:草』(エアライド)、『シティトライアル:街』(エアライド)

サックスのソロが色気たっっぷり♡


シティトライアルのアレンジもゆっくりめのジャジーな感じですげーオシャレだった。
ブルースって言うのかな。ジャズのジャンルに明るくないので分からんけど、大人なアレンジだった。

グルメレース同様、原曲が固めのハイテンポな曲だからあえてこうしてるんだろうなあ。
元がオケ音源だからビッグバンド編成に合わせての編曲かな。おしゃれ~!ってずっと言ってた。



寝言で「めたないと……」って言ってて
とある界隈が爆発してたらしい


・カービィが寝ちゃったのでまたインタビュータイムへ。

カービィの声優を勤めておられる大本眞基子さん、現代カービィのゼネラルディレクター(ゼネラルって言いにくそう)熊崎信也さん。
この2人無しでは今のカービィは成り立たない。

熊崎さん話し方が丁寧でとても聞き取りやすかった。偉い人だし話し慣れてる感。
ネイティブ異世界言語はみんな若干引いてた気がする。

大本さんの「私(カービィ演じてて)今まで1度も『たや』って言ったこと無いんですよ~」って発言にみんな「嘘つけ」って突っ込んでただろう。

生カービィと生デデデが聞けてとてもニコニコになった。




・2人のインタビューが終わったあと、熊崎さんだけ残ってサプライズ発表が。

『カービィのグルメフェス』のPVと発売日の決定。
なんと発売日は来週。来週!?
モンハンとスプラ2で今忙しいんですけど!?

そして……

まさかのアニメ『星のカービィ』が20年の時を経てフルHDリマスターでBluRayBOXに!

このご時世なので声出すの禁止だったが、思わず歓声が上がった。アーカイブにもばっちり歓声が残ってるね。
こんなの声我慢できる人いないだろ……。

あんなに素晴らしい演奏があったのに、この日1番の大喝采だったと思う。

今までアニメ『星のカービィ』は大人の事情ってやつでリメイクや配信は難しいんじゃないかって言われてた。
過激的な発言だったり、BGMの著作権がどうこう言われてたり。
今ではどの配信サイトでも見れないし、DVDは生産数が少ないのかプレミアが付いてる。しかもDVDは全話無いし。


エアライドのリメイクが未だに出ないのはアニカビのBGMを使ってるから、なんて言われてたりもするくらい。
なのでこのアニメのリマスターが出来たということはエアライドのリマスターも期待していいんですよね!?と界隈がザワついた。

そもそもアニカビも不朽の名作アニメなのよ。
「環境破壊は気持ちいいZOY」とか「カラカ=ゾーイ」などのネットスラングにもなるほど名言たっぷりだし、「俺の食中毒の方がよく当たるよ~」とか「死んだんじゃないの~?」とか、コックカワサキがキレッキレの毒を吐いてて最高だし。

アニカビの円盤化はほんとファンが待ち望んでた事なのでこのサプライズは衝撃だった。
個人的にはスマブラにソラが参戦したくらい驚いた。





・9曲目、10曲目を連続で。
ここに来てカロリーの高い『カービィのクライマックスバトルフェス』と『組曲:星羅征く旅人』の連チャン。
コースの〆にカツカレーと二郎系ラーメンが来る感じ。

さっき休憩したからいいでしょ?みたいな意図を感じる。サプライズで休憩どころじゃなかったんですが。


ナイトメア戦のイントロから始まり、『VS.マルク』(SDX)に。
マルク戦も変拍子の曲だからペンライト振りにくそう~って思ったら4/4にアレンジされてた。
変拍子じゃないだけでかなり狂気感が低減されるんだな……。
会場のペンライトが赤と青で分かれててブラボーブラボーでした。

『vs.ゼロ・ツー』(64)はビックバンド風のアレンジで、ボンゴとギターのカッティングがチャカポコしてて、トランペットとキーボードとドラムのアドリブソロがクッッッソおしゃれだった。
この編成だからこその曲。


『CROWND』(Wii)はコナンのメインテーマみたいなイントロからはじまり、ゼロツー戦の雰囲気のまま大人のジャズアレンジ。
凱旋のフレーズのサックスソロがワンフレーズだけなのに全部持って行った。美味し過ぎる。

そこから雰囲気を一転させて『狂花水月』(TDX)。
ビブラフォンとピアノでしっとり系ジャズ。
ちょっと演歌っぽい決め所のアクセントが気持ちいい。
カービィカフェならぬカービィバーがあればこのまま流せそう。

『回歴する追憶の数え唄』(ロボボ)に入るとアップテンポになり、ジャズっぽさを残しつつもストリングスが入ってきて疾走感あるアレンジに。

最後のトランペット、high high Gとかいう化け物音域をドンズバビシャっと当ててて驚愕。
本番で聞いた時はこの曲どんなんだったか忘れるくらいの衝撃だった。
てかこの人美味しいところ持って行き過ぎでしょ。




・そのままの勢いで10曲目『組曲:星羅征く旅人』(スタアラ)。
超大作よ。原曲はフルで聞くと10分以上になるらしい。
今までの演奏した曲は色んな年代の曲をメドレーにしてきたが、この曲は組曲を序奏から最終楽章、さらにエピローグの「ラストフレンズ」までをほぼ原曲の長さで演奏してくれた。(9分強)


恥ずかしながらスタアラのTheアルティメットチョイスはプレイしてないのでゲーム中でフルを聴いたことがない。(途中までは通常プレイで聴ける)
サントラは買ってがっつり聴いてたから!許して!


9曲目がラスボスのジャズアレンジ風だったのに対し、この曲は直球で原曲の雰囲気のまんま。
聞いてるだけで緊張感、得体の知れない恐怖が襲ってくる。
原曲はオーケストラだけどそれに負けない迫力。
ほとんど3/4拍子の曲だけどフェス用にノリやすいテンポにしてくれてるのでペンライトを振る手が止まらない。

キーボードのパイプオルガンの音かっこよかった

『第四楽章:生誕の希望』は『GREEN GREENS』のロック風アレンジ。(原曲もそう)
ノリノリのドラムとバリバリのブラスサウンド、クソかっこいいギターでテンションがやばい。
勢いに圧倒されて泣きそう。泣いてたかも。

最終楽章は切ないピアノのGREEN GREENから始まり、原曲のようにゲームボーイ音源で短調のGREEN GREENSへ。

そこで初代の映像を流すのは反則だろ!!!!

エンデ・ニルは破壊神として生み出されたけどカービィとの戦闘でカービィに憧れていった……とか、カービィと同一人物……だとか、闇深い考察が色々されてた。色々考えさせられるボスで、あえて謎のまま残してあるそうで。

ここで初代カービィの映像を流されたらさあ……悲しくなっちゃうよ。
(ちなみに泣きました)


組曲も終わり『ラストフレンズ』(スタアラ)へ。
ニルとの戦闘後、意識を失って宇宙空間を漂うカービィ。
その命の灯火のように観客席のペンライトがゆっくりポツポツと点滅している。

グロッケンも美味しかった


そこへWiiのフレンズ達が寄り添い、カービィの鼓動が復活するようにペンライトの点滅も早く、多くなっていき最後には満面のピンク色に。

この演出が感動的で……!
会場の雰囲気最高だったな……。




・この曲の後、熊崎さんからボス戦のポーズ画面についてのお話が。
ニル戦は中々濃かったもんね。

最初はゲームに集中して遊んでもらって、2週目3週目で休憩で開いたときにメッセージに気付いて貰えたら~という話。
メッセージに気付いたら曲の聞こえ方も変わってくるので、そこを楽しんでとのことでした。

じゃあなんでディスカバリーで消したのさ!!!




・悲しいことに最後の曲。
あっという間すぎて、でも内容が濃すぎて。

大本眞基子さんによる『グリーンツリーメモリーズ』(カビハン)、新世界の歌姫NEICHELさんによる『WELCOME TO THE NEW WORLD!』。

大本さんの声が完全に歌のお姉さん。
なんて透き通った聞き取りやすい声なんでしょうか……。

元気のある明るい曲なのに、メロディが切なくて。
最後のしっとりしたところなんてもうさ。完全に泣かせに来てるじゃん。


こんなの泣かない人いる???


入れ替わりで新世界の歌姫、NEICHELさんが登場。
この名前はゲーム内の名前で、実際の歌手名は非公開なんです。
ファンの間では今回のフェスで正体が分かるかもとの声もあったけど、顔を帽子で隠して登場。
深緑のドレスが素敵よ……。


ちょっっと最初苦しそうだったけど、プロなだけあってすぐに挽回。流石ですわ。高音のパワフルさがすごい。

2番は大本眞基子さんも登場。2人で日本語歌詞で歌っていただきました。
この曲音域高いのに、大本さんも余裕で歌い上げててすごい……。

ペンライトがカービィのピンクとNEICHELのグリーンに


最後のハモリでもう感動が溢れてしまってボロボロに泣いてた。
めちゃくちゃ良かった……。これを聞きに来たんだな……。




・曲が終わって長い拍手の後、そのままアンコールへ。

HAL研の酒井省吾さん。良い上司感が溢れだしている……。
今回のフェスを率いる大原さん、小笠原さんの教育係?オブザーバー的な立ち位置(パンフにそう書いてた)らしい。

酒井さんから演奏者のパート紹介の後、ちょっとした茶番を挟んでアンコール曲へ。

もう一発目のこれで引き込まれた。
オケの経験が豊富らしいので、指揮もとんでもなく上手かった。
動きが慣れてる人のそれだった。


『銀河に願いを:スタッフロール』(SDX)からいきなり始まって、エンディング感を突きつけられて寂しくなっちゃった。
この曲も大好きなんだよね。生で聴けた喜びと楽しかったフェスが終わる寂しさで感情がごちゃごちゃ。

『星のカービィ64:エンディング』(64)、『星のカービィ 参上!ドロッチェ団:エンディング』(ドロッチェ)。
曲名わからんけどこの2つのエンディング。
どっちも楽しい曲なのに!寂しさが!

『Return to Dreamland』(Wiiのエンディング)を一瞬挟み(この曲大好きだからもっとガッツリやって欲しかった)、ディスカバリーの曲へ。
この曲が何の曲か分からなくて凹んでる。WELCOME TO THE NEWWORLD!のアレンジということだけはわかるんだけど。
有識者!教えて!

最後の最後に『あしたはあしたのかぜがふく』(Kirby 30anniversary MusicFest.アレンジ)
で本当の終わり。
PVに使われてなかったっけ。違ったらごめん。
ビックバンド風アレンジ。かっこいいけど、この曲で終わりですよってのが伝わってきた。
悲しい~!


終わったあともずっと拍手。ほんと楽しかった。
演奏者の最後の一人が完全にはけるまで全員が盛大な拍手でお送りしてた。

カービィが「ありがと~」って言ってた




もう大満足。おなかいっぱい。満腹です。ありがとう……。




・感謝してもしきれない。本当に最高のイベントでした。あーーー生きててよかった。

35周年にも何かやってくれると信じて、これから先もずっとずっとカービィを応援し続けようと思った。


終わったあと、語彙力が足りなさ過ぎて「いやー、良かった、まじで良かった」しか言えなかった。
周りもみんなそうだったと思う。



・フェスの翌日からアーカイブを見直しながらこの感想文を書いてます。
家から空港に行く間、空港の中、飛行機の中もずっとアーカイブを聴いてた。

実家に着いてからは姪っ子に振り回されてあまり感想文に割く時間が取れなくて、当時の記憶が少し曖昧になってきたのか悔やまれる。

ペンライトの色とか光り方がどうだったとか、もっとアーカイブだけじゃ分からないことを書きたかったんだけど。

どっちにしろ興奮しすぎてあまり覚えてないか。



・書きたいことを書きまくって1万字弱に。(計9814文字)
ろりすけ史上最長の記事になってしまった。

もし最後までしっかり読んだ物好きがいたら焼肉でも奢らねばいけないな。物好きめ。ありがとうな。


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