6月19日 バディミ紹介文
・1つゲームをクリアしたので紹介を。
ネタバレ無しで概要とレビューを書きます。
・コーエーテクモゲームス開発(発売元は任天堂)、NintendoSwitch用ソフト『バディ ミッション BOND』。
ジャンルはアドベンチャーって公式サイトに書いてる。
自分でジャンル名付けるならキミと手を繋ぐ推理系ノベル?ゲーム。
・これ、ダイレクトで見た時完全に興味がなかった。
なんなら腐女子向けだと思ってた。漫画調の画に豪華声優のノベルゲーム。主要キャラは男性4人組だし。任天堂もそういうターゲット狙いに行くのねって。
自分以外にもそう思ってスルーしてる人いっぱいいると思う。
たしかに腐女子もターゲットには入ってるかもしれないけど、実際プレイしてみたら全然そんな事なかった。てかえっちなのはない。任天堂だし。
むしろ少年マンガ激アツ展開好きにどストライクのゲームだと思う。
軽くどんなゲームか紹介だけするから、とりあえず読んでくれ。
気になったらネタバレを踏まずに自分でやってくれ。
製品版にデータを引き継げる無料体験版もあるぞ!
・キャラデザがアイシールドとかワンパンマンの村田雄介先生らしい。どおりででかっこいいわけだ。
ゲーム画面
・基本はキャラクターの掛け合いを読みつつ、事件解決のヒントを探っていく。
ストーリーは章で分かれていて、ある事件を解決するべく聞きこみ調査、証言を元に推理、潜入捜査って感じの流れで進んでいく。
・潜入捜査中は3Dマップの中を探索するけど、アクションはほぼ無くておまけ程度のQTE。(画面に表示されるボタンを押せ!程度)
なのでゲームのウデマエとかはあんまり関係ない。注目すべきはストーリーの完成度。
なかなか面白い漫画20巻読んだな~って感じの重厚なストーリーでした。
笑いあり涙あり驚きありどんでん返しありの正統派少年マンガみたいな感じ。
・ネタバレ全くないようにフワッとストーリーを書くと、ヒーローを志す新米警官ルークと世界を股に掛ける怪盗アーロンがある事件に巻き込まれ、真相を突き止めるべく様々な事件を追う話。
これ以上書くとほんとにネタバレになるから何も言えねえ…気になったらとりあえず体験版からやってくれ…。
完走した感想
ゲーム性
こういうゲームって選択肢をやり直すために何回も同じところやるものだと思うけど、そのためのスキップ機能とかセーブ周りは良かったと思う。
ただごめん、ゲームとしてはそんなに面白くない。
Switchでやる必要ある??って思っちゃった。
かなりの量のボイスがあるけど、Switchであることを活かしたギミックほぼ無いし…。(最終盤に1箇所だけある)
アクションはQTEだし、3Dマップも正直そこまで重要じゃないし…容量だけあればなんでも良かったんじゃ…最悪プレステ2でも出来るんじゃ…。
アクションの腕で敵を圧倒したい!とか、ルパンみたいな潜入とか銃撃戦をやりたい!っていう人には向いてないです。そういうゲームじゃない。
ゲーム苦手だけど、少年マンガとか熱いストーリーが好き!とか、理詰めでスカッと悪を成敗したい!っていう人向けだと思います。
難易度
簡単です。カレーで言うとバーモントカレーの中辛かこくまろの中辛。
ただ話聞いてないせっかちさんはジャワカレーの中辛くらいは難しく感じると思う。
もちろんだんだん難しくなっていって、最初は「話聞いてればこんなの当たり前じゃん」って感じだったのに、最後の方は「あれ…こんなこと言ってたっけ…ちょっと待って…」って思い出すのがやっとくらいの難易度にはなる。
ただ救済ヒントボタンがあったり、ちょっとミスっても最高評価貰えたりするのでそこは優しい。
謎解きもゼルダみたいながっつりパズルはそこまでなくて、あくまでストーリーに厚みを持たせるためのギミックって感じ。ちゃんとヒント見ればわかる。
QTEがだんだんシビアになっていくので、後半のボス戦はそこそこ難しかった。
音楽
かなり良い。任天堂だし。
雰囲気はペルソナ5を柔らかくした感じ。
熱いストーリーのときのBGMはちゃんと盛り上げてくれて最高でした。アニメ調だけどかっけえのよ。
ストーリー上で音楽がキーになってるので、その曲のアレンジとかも良かったな…。
キャラクター
最初はイロモノ揃いの癖が強いやつらばっかりだったけど、進めていくとだんだん愛着が湧いてきて最後みんな大好きになった。
メインストーリーと別に各キャラの掘り下げサイドストーリーがめっちゃあるので、しっかり人物像を掴むことが出来て良かった。
メインヒロイン、きゃっわいい。
ストーリー
花丸です!!💮💯(バクシン)
ここがこのゲームのメインディッシュ。微妙なQTEアクションも簡単な謎解きもこのストーリーを盛り上げるためにある。
他にもストーリーの良いゲームはいっぱいあるけど、このゲームはストーリーを解き明かしたり話の整理をするのがプレイヤーなので話の理解度が自然と高くなるのよ。
そこらのアクションRPGよりストーリーに没入できる。そこは自信もって言える。
声優
お金かかってんなーって感じ。wikiに載ってる順に
木村良平、近藤隆、森川智之、浪川大輔、田中敦子、上坂すみれ、若本規夫、内山昂輝、黒田崇矢、井上喜久子、子安武人…などなど。すげえな。
あんまり声優詳しくない自分にもわかる人ばっかり。
ほぼフルボイスのゲームだし、とんでもない量のテキストあるからすごい金かかってそう。
こんなもんかな。
やって良かったゲームの1つになりました。
あやうく最初の印象だけでスルーするところだった。
気になった人は無料体験版から!カタログチケットも使えるぞ!