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悩める若手広告プランナーに、 企画の楽しさを改めて教えてくれた、バカリズムという芸人について

はじめまして。こんばんは。
とある広告代理店でプランナーをしております、ロリ子と申します。
(なぜロリ子なのかは、また別の機会に)

早速ですが今日は、企画をまったく楽しめていなかった僕に
企画する楽しさを改めて教えてくれた芸人の方を紹介したいと思います。

詳細はこの後、思い返して吐きそうになりながらまとめたので、
読んでいただければと思いますが(笑)、
僕には以前、企画をまったく楽しめていなかった時期がありました。

その時に、藁にもすがる思いで、同じような悩みを抱えているであろう
若き同志たちの企画術を調べてみたりもしたのですが、
あまり参考になる情報は見つけられませんでした。

そこで今回は、僕が悩んでいた時に、
企画ってやっぱり楽しい仕事だなと思わせてくれたきっかけである
芸人・バカリズムさんを、
大好きな2つのコントと共にご紹介したいと思います。

プロローグ:
生まれて初めて味わった、陸での「立ち泳ぎ」。


僕はプランナーになってすぐに、
「自分の企画が通らない」という壁にぶち当たりました。
若手プランナーであれば、
多くの方が経験することなのかもしれませんが、まあ通らない(笑)

その状況は言うまでもなく、シンプルに辛い訳ですが、
自分の企画が通らない状態がしばらく続くと、
企画すること自体が怖くなる状態が訪れます。

この間、南海キャンディーズの山里さんの著書
天才はあきらめた』を読んでいると、
山ちゃんも若手の頃に似たような経験をされていて、
勝手に激しく共感したのですが、当時のボクも、
もはや「面白い」とはなんなのかすら分からない状態に、陥っていました。

案出しの打ち合わせまでに、「これならイケる!」と自信を持てる
アイデアも手元に持てず、当然通らないMTGを何度か繰り返し、
いよいよ何が面白いか分からなくなってくると、
「自分が面白いと思う企画」ではなく、
「 候補に残りそうな企画」を当てにいくようになりました。


好きな音楽を聴く余裕も、好きな番組を観る余裕もなくなり、
ただひたすら「候補に残りそうな企画」のための素材を集める毎日。

このとき僕は、陸にいるにも関わらず、
普通に呼吸もできているにも関わらず、
ずっと立ち泳ぎをしているような感覚に陥りました。
(ストレスって、怖い!!!笑)

バカリズムさんに出会うきっかけ


そんなある日、たまたま自分の悩みを、
信頼している方に相談する機会をいただいたのですが、
その方からこんな言葉をいただきました。

「選ばれる企画を考えるのではなく、
 自分が褒めてあげれる企画を、
 そういう時は大事にした方がいいよ。」

それまで、評価基準もあやふな状況の中で、
候補に残りそうな企画を考えては、
選ばれない状況が続いていた僕にとって、
最低限、自分が評価してあげられる企画を考えるという視点は、
肩の力を抜いてくれました。

プランナー・バカリズムとの出会い

そこからの僕は、
せめて自分だけは「最高だ!」と思える企画を生むことに意識を
100%向けるようになりました。

ラジオやNetflix、漫画にYouTubeと、
意図的にインプット量を圧倒的に増やし、
今、自分が面白いと思うネタを集めていきました。

そんな中で、出会ったバカリズムというプランナー。

人が笑う構造を理解し、綿密に設計されたコントは、
企画する際の視点の持ち方や、
インサイトを捉えることがいかに大切かを教えてくれます。

前置きが長くなってしまいましたが、ぜひご紹介させてください。

コント①バカリズム「銅と銀」

コントの構造事態も素晴らしいのですが、足つぼマッサージのように、
「その気持ち、わかる〜!」という人の気持ちのツボを、
20分間押され続けるコント。

感覚的に面白いのでなく、理解した上で笑わされていることは、
バカリズムさんのコントの大きな特徴の一つだと思います。

コント②バカリズム「六本木の女王」

いい企画とは「その手があったか」と膝を打つものだとよく耳にしますが、
まさにその要素のみで構成されたコント。
新しい視点が、これまでにない新しい物語を生み出すことを
教えてくれます。

以上です。楽しんでいただけたでしょうか?
定期的に更新していければと思います。
また会いましょう!

この記事は、 GO FIGHT CLUB の課題として書いたものです。
 #GFC0409

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