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【あなたの写真を大募集!】kanda snap up
この度、Lomography(ロモグラフィー)とのコラボアップサイクル企画が決定しました!
今回はこの企画にいたった背景や、企画の内容、そしてLomographyの魅力について紹介していきます。
みなさん、こんにちは!趣味でも仕事でも写真を撮っている、Loiduts広報担当の中山です。
ロモグラフィー好きの一人としてこの企画の実現にワクワクしています。今回は、「チャリティショップとなぜロモがコラボしたのか?」という背景と、この企画にこめた想い、そしてロモの魅力について語っていきます。
1.kanda snap upについて
この企画は「アーツ千代田3331で回収された服に、ロモグラフィーのカメラで撮影した神田エリアの風景や人物の写真をオーバープリントして販売し、その売上をがんに影響を受けるすべての人を支えるマギーズ東京に寄付する。」というチャリティ企画です。
これまでのnoteでも綴ってきたように、僕たちロイダッツはさまざまな方から寄付いただいた物品を販売し、その利益を社会課題の解決に役立てる「チャリティショップ」の運営をしています。寄付品は、例えばファミリー層が多く住む場所であれば子ども服が多く集まったりと、その場所の地域性が強くあらわれます。それってすごくおもしろいことだなと思い、チャリティショップを運営する上で、ファッションをとおして東京に住む様々な「ひと」やその「物語」を描き出していくことを僕らは大切にしています。
しかし、集まってきたものが町内会や地域のクラブで作られたTシャツのように、その地域の特色が色濃くでているものであればいいのですが、多くの服はそんなことはありません。誰かの手にわたるころにはその服が持つ地域性が忘れ去られてしまう。そんなことを、僕たちはずっと課題を感じていました。であれば、その地域の「らしさ」を写真にして服にプリントしよう。そんなふうに思い、回収ボックスが置いてあるアーツ千代田3331にテナントがあるロモグラフィーの直営店で働く友人に相談し、この企画が実現しました。
▲イメージだとこんな感じ
2.Lomographyについて
ロモグラフィーはクリエイティブで実験的なアナログ写真に情熱を燃やす世界規模のコミュニティーです。ビビッドでユニーク、そして時には手ブレ全開のクレイジーな写真でさえ楽しむ— そんな常識にとらわれない精神でたくさんの実験的なカメラやフィルム、レンズ、アクセサリーを生み出し、世界中の何百万人もの愛好者(=ロモグラファー)とともに写真の楽しさを広めようと考えています。
と、公式で紹介されています。
仕事で使うような高性能なカメラは「いかにキレイな写真を撮るか!」ということに特化していますが、ロモのカメラは「いかに楽しく写真を撮るか!」ということに特化しているのが特徴。写真を撮ることの楽しさや独創性を教えてくれる最高のカメラなので、写真好きの方は是非とも手にとってみてください。僕は仕事ではNIKONの一眼レフカメラを使っていますが、趣味ではロモのカメラを愛用しています。
▲愛用の「SIMPLEUSE FILM CAMERA」見た目がカワイイ!
3.僕が思う!Lomographyの素晴らしさ
そんなロモの素晴らしさを2つ簡単に紹介したいと思います(本当はもっとたくさんあります)。
●どんな個性も受け止めてくれるフトコロの深さ!
インスタ映えという言葉が流行るように、キラキラした、みんながイイと思うような写真をガンバって撮ってSNSにあげることに僕は疲れていました。写真を撮るなら、みんなが「イイね」をしてくれるような写真を撮らないといけない。そんな煩わしさをずっと感じていて、気づけば楽しく思うままにカメラのシャッターを切ることができなくなっていました。
でも、ロモのカメラはそんな煩わしさを吹き飛ばしてくれました。手ブレも、暗さも、よくわからない写真も何でもOK。下手でも全く問題なし。難しいノウハウを捨て、自由に素直に撮りたいものを撮る。ロモはどんな写真も個性として受け止めてくれるフトコロの深さがあります。写真撮らない理由よりも、撮りたい理由をたくさん教えてくれる。そんな楽しい自由なカメラです。
▲明るさが全く足りなくてワケワカラン写真になりましたが、これもこれでありだと思っています
▲番地を示すこの標識が好きなんですが、そんなワケワカラン写真も味のある写真にしてくれます
●真剣に目の前の風景と対峙できる
ロモのカメラに、スマホや最新のミラーレスカメラのような便利な機能は一切ありません。しかも、フィルムなのでシャッターを切って現像するまでに、1枚あたり安くても85円くらいします。だからこそ、写真のできばえをカメラのハイテク性能に頼ることなく、自分の足と感性だけを武器に、目の前の風景と向き合って撮る姿勢を教えてくれます。
ワンシャッター0円で高性能な補正機能付のカメラが当たり前のこの時代に、あえて一度ロモのフィルムカメラを手にとってみてください。写真が持つ力強さを感じることができます。
▲地元門前仲町のお店通りの、あたりまえになっていた良さに気づかせてくれました
4.あなたの写真を大募集!ぜひお気に入りの1枚をご提供ください
いかがでしたでしょうか?ロモのカメラは本当におすすめなので、魅力が少しでも伝わると嬉しいです。気になる方はぜひ、アーツ千代田3331にある直営店「Lomography+」で手にとって見て下さい。
そして、すぐに箱からカメラをだし、その日のうちに神田エリアでパシャリと1枚撮影をしてみてください!その記念すべき1枚で、誰かの力になる服をつくります。
神田エリアにお住まいの方、そして神田エリアが好きな方、そしてそして写真を撮るのが大好きな方へ。
あなたの1枚を、誰かの力に!
応募おまちしております。
【応募はこちらから 👉 kanda snap up】(締切:2020年9月6日)
▲神田の大通りの風景も、ロモのカメラならこんなふうに(Credits: erina)
▲落書きだらけの標識もこんな感じに!(Credits: erina)
5.イベントのお知らせ
最後にイベントのお知らせです。九段下にある素敵な洋館「kudanhouse」にて、ロイダッツのチャリティショップが期間限定でオープンします!頂いた写真はこのイベントでアップサイクルし、販売していきます。その他にもワークショップやトークイベント、もちろん服の販売もしていますので、是非ともいらしてください。各種イベントのオンライン配信もしております。
「NI-WA×Loidutsによる共感を広げるクリエイティブな9日間」
日時:2020年8月29日〜9月6日 場所:九段ハウス
【詳細はこちら 👉 クリエイティブな9日間】
※感染症対策により、入場制限がもうけられています