秋華賞のイメージ
さてさて、今週からG1デイが続いていきますね、まずは秋華賞。
今週末は雨というか台風予報、相当一筋縄ではいかないレースになってくるのかなと。
この記事では、そもそも秋華賞はどこを気を付けていかないといけないのか、と、前哨戦を踏まえて、どのあたりに狙い目があるのか、を書いていければと思います。
★秋華賞の舞台
コースレイアウトはこんな感じで、平坦なのですが、3角から淀特有のアップダウンがありますね。あとは、内回りというところも意識が必要になります。
12.1 - 10.9 - 12.7 - 12.1 - 11.8 - 11.9 - 11.8 - 11.5 - 11.8 - 11.9*アーモンドアイ
12.2 - 11.0 - 12.4 - 11.9 - 11.6 - 12.0 - 12.1 - 12.5 - 12.1 - 12.4*ディアドラ
12.4 - 10.5 - 12.9 - 12.2 - 11.9 - 12.6 - 11.7 - 11.4 - 11.3 - 11.7*ヴィブロス
12.0 - 10.5 - 11.3 - 11.6 - 12.0 - 12.3 - 11.9 - 11.8 - 11.6 - 11.9*ミッキークイーン
12.0 - 10.7 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 12.2 - 11.5 - 11.7 - 11.8 - 11.8*ショウナンパンドラ
とりあえず5年分のラップを貼ってみました。
去年はテンから緩まずにしっかりミッキーチャームが逃げたパターン、例年なら勝っていたんでしょうが、化け物がいたレースですね。
ただ、これだけ流していく感触になるのはまれで、基本はどこかで緩むパターンになり、ロンスパぎみの脚力勝負になるイメージかなと。
前にいる組はかなりきついプレスを受けやすく、中段から後方あたりから差し込んでくるのが狙いやすいところです。
また、勝ち馬見てもらえればわかりますが、牝馬戦で荒れやすいでしょ、というイメージもあるかもしれませんが、上位はやはり後世に名を残す馬が多いです、頭という意味では、しっかりクラックでも勝負できた、もしくは、今後もG1戦線で常に勝ち負けできる、という品質は必要です。
まあ、G1ですよね、みんな勝ちにくるので、相当強い先行馬、具体的にいうと、前に行く馬でも脚力がない馬ではかなり厳しいレースです。
★前哨戦
■紫苑S
12.2 - 11.1 - 12.2 - 12.3 - 12.7 - 11.8 - 12.0 - 11.5 - 11.0 - 11.5
1.パッシングスルー
2.フェアリーポルカ
3.カレンブーケドール
そのまま上位出走ですね。今年の中山は異常なくらい早い競馬で、ラップタイムもやはり高速仕様。この形態のラップになることはたぶんないですね、
レースの内容から見ると、最初に抜け出したカレンブーケドール、イン突きで一旦結果でたに見えたフェアリーポルカ、抜け出しタイミングが遅くなったことで最後足が溜まったパッシングスルーのイメージ。
ここから拾うならフェアリーポルカかなと、イン突きで抜け出したものの、前壁で一旦ストップしているところと、内で差し込むのは馬がストレスをかなり感じるので、そのなかで1人気がいったので、リアクション上仕掛け早いのは理解しているなかで動いたためですね。スタミナ色のあるレースにはマッチしやすそう。
カレンブーケドールは叩き仕様ではありましたし、本番素材は上位でしょうが、正直オークス含めて適性違いになりそうな秋華賞で頭の出番があるようには感じないです。
■ローズS
12.8 - 11.2 - 11.4 - 11.7 - 12.2 - 11.7 - 11.0 - 10.5 - 11.9
1.ダノンファンタジー
2.ビーチサンバ
4.シゲルピンクダイヤ
5.メイショウショウブ
9.シャドウディーヴァ
阪神も高速仕様、最後の上りを見れば一目瞭然ですか。
わかりやすい切れ味比べ、スタミナ面は全く求められないレースで、単純にだれが切れ味ありますか、というレース。
勝ち馬の切れ味が世代レベルを超えたG1級かどうかがポイントで、自分はそこまでに至ってはいないと思います。ローズSでは本命にしましたが、秋華賞はロンスパ戦でスタミナ色が必要になる見立て、この馬は桜花賞でもそうですが、自分がマークされる立場になると、どうしても早く動くことを求められることになり、最後どうしても甘くなる、とみています。
自分の見立てはトライアルホース、G1今後も勝てるレベル、と考えている方は本命にするのがよいかなと。
ここから拾いたいのは、シゲルピンクダイヤ。
イン突きの形になり窮屈な競馬になったことと、スタミナ先行できついレースになれば最後のふんばりが効いてくるタイプ。
オークスはそもそも疲れ含め競馬になっていなかったので、見直しはできる。成長力がポイントではありますが、前走そこまでよくみせなかったので。
シャドウディーヴァは前走高速では用なしスタミナホース。
馬場悪化し、馬群凝縮してスタミナ比べで馬群縫う競馬、みたいになってくれば。
■オークス
12.5 - 10.9 - 11.7 - 11.9 - 12.1 - 12.2 - 12.3 - 12.2 - 11.7 - 11.4 - 11.6 - 12.3
2.カレンブーケドール
3.クロノジェネシス
5.ダノンファンタジー
6.シャドウディーヴァ
7.シェーングランツ
9.コントラチェック
ここもチェックが必要なレース。高速ラップに見えて、最後しっかり時計がかかっているレースなので、馬場適性が向いていた馬が好走、というのはありますが、スタミナ色はしっかり問われたレース。
カレンブーケドール はしっかり抜け出して一瞬勝ったかというレース。
ただ、津村騎手がかなりの好判断で抜け出した部分も大きい。スタミナはあると思うが、自分がアクション競馬になった時に同じことができるかどうか。
クロノジェネシスは通った進路、コントラチェックにあわせにいったものの、相手が早々にばててしまったため、 再度カレンブーケドール にあわせにいったのが誤算で、一度馬が抜け出してしまったため、集中力を保てなかった、勝ち馬は別に、カレンブーケドール と着差ほど差はない。
ダノンファンタジーはスタミナ色問われた時のやはり足の鈍りはあるとみて、前述通り。
シャドウディーヴァはG1クラスになるとさすがに脚力不足が目立つイメージ、馬場悪化してくれば、前述通り。
シェーングランツは後方一気しかできない、が、秋華賞ではこの戦略がハマる可能性はありますね。ロンスパ戦で最後全体止まった時に、レースに参加しなかったこの馬が台頭するケースはある。ルメールコントラがどこまで逃げるのか、と、捕まえに行く馬が現れるのか、がポイント。
コントラチェックも巻き返しも警戒は必要。
オークスはレーン騎手がジョディ相手に強くいきすぎてしまった印象、リアクション競馬で全く緩まないラップを東京2400mでこなすのは無理。
フラワーCのように自分で逃げてアクションすれば変わる馬、
12.7 - 11.9 - 12.0 - 12.1 - 11.8 - 12.0 - 11.8 - 11.2 - 11.9
このラップは驚異的なものであることは忘れていけない、あとは、ジョディがいないG1なので、スムーズにいける算段が強い。ルメールが逃げて、捕まえにいく騎手がいるのかと津村が人気を背負ってどこまで強くくるのかがポイント。
さて、つらつらと書いていきましたが、今のところの印イメージだけ。
【本命の可能性のある馬】
コントラチェック
クロノジェネシス
シェーングランツ
【抑えるか悩む馬】
シャドウディーヴァ
シゲルピンクダイヤ
カレンブーケドール
フェアリーポルカ
エスポワール
あとは、当日の天気、馬場、土曜日のレースラップを見て考えようかなと。
良馬場によって、馬場造園課頑張ったパターンならコントラチェック。
馬場がそこそこ悪化して、脚力はいるけど、中段ポジ勝負になるならクロノジェネシス。
馬場が雨が相当な状態で、スタミナ比べになるならシェーングランツ。
のイメージですね、枠も大事ですが。
ではでは、このあたりで。