パドック診断の主戦場

単複団子ちゃんのツイートを見て、このあたりも推奨を見ていただくのに必要かなと思い、1つスレッドを挙げてみました。

◎参考
パドックについては、
https://note.mu/lohengrin/n/nb7e7428b1437
であげたような内容を確認しています。

簡単に言えば、「コース適正」、「デキ」、「素材」の3要素になりますね。

では、条件ごとに何を重視しているかというと、もちろん時期やレース条件によって変わってきますが、ざっくり、以下のようなイメージで考えていただくとよいかと思います。

「新馬戦」:素材>デキ>>コース適正
「未勝利」:素材>>デキ>コース適正
「500万下」:デキ=コース適正>素材
「1000万下」:コース適正>デキ>>素材
「1600万下,OP」:素材>コース適正>デキ

これは、配当妙味も考えての判断になります。
1つ1つ見ていくと、

「新馬戦」、「未勝利戦」
はほぼ同じ考え方なのですが、使って浅い馬を中心になりますが、将来上位戦で戦える馬と残っていく馬が一緒に戦うフィールドになります。コース適正を見ても、そもそものエンジンが違うことも多く、適正を覆してしまうことも多いので、筋肉量や筋肉が動かせるかどうかを見ていくほうがわかりやすいですね。
ただ、未勝利も進むとどんどん出がらしになっていくので、新馬から未勝利の時には素材重視、弱い馬が残っていったら、デキ、コース適正重視に変えていきます。

「500万下」
1回は勝てているので、それなりの脚力はある馬は集まりますね。
ここで素材を見るのが配当を考えなければ正しい考え方なのですが、そういう馬は当たり前に人気するので、妙味はまったくありません。
これ以上の条件下がりがないので、陣営は使いながら勝負どころを探るケースも多く、まずはデキを見て、そのあとに走れる条件かを確認します。
素材が良い馬については、早く上にいきたいので、ここは一発回答も多く、逆らうのは難しいとは思っています。

「1000万下」
このレベルになると、エリート馬の集まりになってきます。
複数回勝っているため、フロックではなく、どの馬もはまれば走る、という好走パターンを持っているのが特徴です。
ただ、この上の条件が、レース数が極端に減る1600万下なので、この条件にとどまりたいという馬も多いのも特徴です。
ここも配当妙味も含めて考えた場合、まず、馬がコースにフィットしているのかが大事になり、今回勝とうとしているのかが次、素材については、ある程度エリート馬が集まっているので、一番最後になりますね。

「1600万下,OP」
この条件は、早く勝って賞金を稼いで、楽にレース使いたい馬と入着賞金を稼ぎたい馬が混ざっている条件になります。
そのため、まずは勝ちたい馬を探していくところから始め、もちろんエリート馬なので、ハマれば好走できるのでコース適正のある馬、最後に勝負度合いをみます。

イメージは伝わりましたでしょうか。

推奨しているときには、↑のような考えをしながら挙げていると思っていただくと、わかりやすいかもしれないと思う、記事を挙げてみました。

また、パドック外だと、重視しているのは、過去走のラップ分析と騎手心理を考えたペース読み、馬のコース適正のリンクになります。

これを上記と混ぜているのですが、下級条件ほどパドック重視、上級条件になるほど、事前チェックを重視していきます。

理由はわかりやすく、上級にいけばいくほど、馬の素材の差がなくなってきて、ハマれば走る馬が多くなってくるためですね、下級条件はパドックで抜けていれば、そのままの結果になりやすいので。

では、一旦このあたりで。


いいなと思ったら応援しよう!

ローエングリン
いつもありがとうございます!