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天皇賞秋について考えるべきポイント

天皇賞秋について、まずはコースが特徴的ですね。

✅コースについて
細かいレイアウトについては他掲載になってしまうので割愛しますが、東京2000は正直あまりフェアなコースではない、というのがまず挙げられる内容で、1角まで距離が100mしかないので、そもそも外枠がポジションを取るのがかなり難しいコースです。
スタートしたまま即コーナーに入ってくるので、内枠の方が有利になりやすく、外枠に入った段階で割り切った差し込みを意識して動くことになります。

✅今年のメンバーと騎手意識について
今年は出走頭数がフルゲートにならない状況になっています。当たり前ですが、頭数が多ければペースとして流れやすくなりますが、今年はそもそもの頭数がMAXで13頭、回避する馬もいそうなので12頭になりそうです。
先行をしそうな馬が柱ままで言えばノースブリッジ、ジャックドール、ガイアフォースくらいな状況で、あとはタイプは皆違えど差し馬ではあります。
このケースだと、逃げ馬も離して動いても無視されてしまいますし、東京の直線は基本的に長いという騎手意識が大きく、全体進行としてはスローから早めに動き出すようなレース展開になる可能性が高いです。
→ここは枠並びを見て予想をしますが、ぱっと見の印象で。

そのため、コースとして内枠でポジションを取れることは単純に有利な状況(動き出すタイミングが単純に前から動かせる)にはなりそうなものの、人気馬同士が内外で近い位置で競馬をした場合、スムーズな競馬をさせないためにブロックするような駆け引き(早めの動き出しのタイミングでワンテンポスパート位置を遅らせるような動き)は生まれるはずです。そのため、枠並びとどの位置で競馬をするのか、はかなり重要な要素になってきます。

✅人気馬についての取捨のポイント
まだ細かく分析をしていないので、あくまで思ったことをつらつらと記載していきます。

1.イクイノックス
前走は展開面で恵まれており、強い勝ち方ではあったものの不利のあったスルーセブンシーズに着差をつけられなかった。ドバイは逃げての打点なので自身としての最大打点が出ている状況。東京変わりは輸送がない面で+要素ではあるが、ドウデュース、プログノーシスを中心とした超A級を相手に抜けて強く1倍代前半に本当に見合うのか、がポイントですね。

2.ドウデュース
ダービーでイクイノックスに勝ち切った内容、京都記念も相手関係はあるも内が来ているバイアスも完全無視で外ぶん回しで圧勝と底が見えない内容。
そもそも海外遠征は適性を無視した使われ方で、疲れもしっかりとっての臨戦。
問題は秋3つのレースを狙うことが見えている中で、どこでTOPフォームを持っていくのか、という部分。イクイノックスは2戦なのに対して3戦予定なのはコンディション面で考えるべきことが多い、中山ベストと見ていることはないと思うので、対イクイノックスを見た時に、2000、2400どちらに勝機があるのかを見ているかがポイント。

3.プログノーシス
川田騎手もコメントしていましたが、本当に難しい馬がやっと覚醒してきたかなという印象ですね。ほぼ全てのレースで後方から、揉まれる競馬を経験させず、自分の決め足をいかに発揮させるかという部分に注力し、馬に負担を最低限にし、やっと足元が固まってきてパフォーマンスが出せるようになってきました。
上位2頭のような光の当たる場所で競馬をしていたわけではないですが、札幌記念は相当な内容で、0.7つけた圧勝は底が見えないです。
不安点はG1プレッシャーの経験のなさ、揉まれる競馬への経験と高速馬場への適性。
特に揉まれる競馬については大事に競馬をしてきているので、一発目でクリアするのは相当なハードルだと見ていて、このコースとしては外枠が不利になりますが、内枠で押し込められる競馬になるとパフォーマンスを落とす可能性もあります。この馬が一番枠並びが大事になりそうです。

その他にもダノンベルーガ、スターズオンアース、ジャスティンパレス、ジャックドールまでいる超豪華メンバーですね。
細かい話しはコミュニティに上げていこうと思います。

それでは、今日はこの辺で。

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ローエングリン
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