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桜花賞の傾向

先週はモズベッロ本命がしっかりささって、G1シーズン宮記念はやすいですが、インディチャンプ本命で大勝ち1、ちょい浮き1と調子良い様子なので、今週の桜花賞もとって、なんとか3連勝になりたいところですね。

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では、桜花賞の過去のデータを見ていきましょうか。

12.4 - 11.2 - 11.3 - 11.6 - 11.5 - 11.7 - 12.6 - 13.8*2020年デアリングタクト
12.2 - 11.1 - 12.1 - 12.3 - 11.7 - 10.8 - 11.0 - 11.5*2019年グランアレグリア
12.3 - 10.7 - 11.5 - 12.1 - 12.1 - 11.5 - 11.3 - 11.6*2018年アーモンドアイ
12.7 - 10.9 - 11.1 - 11.8 - 11.8 - 11.5 - 11.9 - 12.8*2017年レーヌミノル

この時期はとにかく天候面での状況変化が大きく、2020年、2017年は雨でかなり厳しいラップになったレース、良馬場で行われたのは2019年、2018年。

このレースで特徴的なのは、雨が降って相当きついコンディションになっても、しっかりと前が流れるところで、2020年、2017年ともにかなり前傾になっています。2019年だけは2F目が緩みましたが、それ以外はここまでしっかりと出していくレースになっています。

これの真意はわかりやすく、それだけクラシック1冠目が大事、ということでしょうね。とにかくここを勝ちたいと思う気持ちが強く、2020年はそこそこ人気のスマイルカナ、2017年は人気あまりないカワキタエンカと特徴そのものは違うタイプであっても、どちらもしっかり出しています。良馬場になった方が12秒台を刻みやすい、という部分でも、雨が降ればなおさらワンチャンを狙ってくることが多い、ということもわかると思います。

現代競馬において、昔のマイル戦と違い、最初ゆったり入って、ギアチェンジ性能を試されるような競馬は少なくなっており、阪神外回りの3歳戦であっても1400質のスピード競馬でしっかり追走できる馬、が勝つ権利を持っていると思います。追走能力に不安のある馬が、後方からぶん回して勝ち切れるのは、おそらく相当難しいのではないかなと。

そのため、緩い競馬で結果を残してきた馬、より、しっかりとスピード負けせずにタフな競馬で結果を出した経験値がものをいうレースですね。前哨戦のラップ構成をしっかりチェックして、考えたいレースです。

また、桜花賞は今年は京都がない影響で、Bコースの初週になります。
先週大雨が降って、インの馬場がしっかり掘れた状態の中、Bコースでどこまでカバーされるのかはチェックしたいところですね。
例年より流石に進路は内目になってくることは間違いないと思うので、阪神外回しなので大味の競馬でも大丈夫でしょ、というのは通用しにくくなり、しっかり立ち回る能力も例年よりは必要になってくると思います。

阪神JFからの直行が多いですし、前哨戦のクイーンC、アネモネS、フラワーC、チューリップ賞がどのような質のレースだったのか、を分析することが大事になってくると思います。

まとめると、こんな感じですかね。

1.Bコース初週なので馬場はどこまでイン目になるかをチェック
2.1400でも対応できるスピードを持っているのが条件
3.阪神JFからの直行が多いので、前哨戦がどれだけきつい競馬になっているかが大切

阪神JFと各前哨戦の分析はコミュニティの方でやろうと思いますので、予想も含めて気になる方は、週会員検討いただければと思います。

それではこの辺で。


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ローエングリン
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