富士S・新潟牝馬Sについて考えるべきこと
菊花賞の記事も作成したので、富士Sと新潟牝馬Sも簡単ながら記事を出していければと思っています。
*各コースの分析、例年の傾向などはXのタイムラインにあふれているので、割愛しますね。
✅富士Sについて
まず、富士Sの立ち位置としてはマイルCSへのトライアル的なところになりやすく、例えば府中牝馬Sなどとは違うのは、この後にエリ女にいく馬もいるのですが、上位勢も含めてこの路線に特化した馬が多くなります。
マイルCSを意識するのであれば、1200,1400からの延長の馬も多くなり、流れる条件になっての決め足勝負、という感じになりやすいのですが、今年に限っては1つ大きな違いがあります。
とりあえず2年分だけ出してみましたが、大きな違いは頭数ですね。
昨年は15頭、一昨年は17頭という状況ですが、今年は想定で13頭になります。
延長の馬がエターナルタイムとタイムトゥヘヴンのみ。
逃げ馬はユニコーンライオンになりそうですが、マイル向きのスピードを持っている馬ではなく、前にいく馬も少ないので、無視される可能性+そもそも出していくまでに思ったより時間がかかる可能性がありますね。
そのため、例年よりも追走能力を求められる(誤解の内容に記載すると、1600で後方追走でも東京については、他のコースより追走能力を問われます)レースにならず、割とゆったり入って走る馬で最後ギアを上げられる馬であったり、前目で折り合える馬の優位性は例年よりも上がってくる印象です。
→補足でユニコーンライオンがもしいないとすると、ターゲットになる逃げ馬がいなくなるので、騎手の思惑が出てくるかなり面白いレースになるのですが、ユニコーンがいるのであれば逃げは任せて折り合いイメージで乗ってくる騎手が増えてきますね。
このレースの本質になる差し有利、というのを盲信するのは危険かなと思い、普段こないタイプのチョイスをしても面白いのでは、と思いました。
間違いなく言えるのは、安田記念とコースは同じですが、求められる適性は全く異なる(G1とG2でレースプレッシャーが違う、出走頭数が違う)と考え、結果を直結して考えるのは危険かなと。
✅新潟牝馬S
こちらを考える上で一番大事になるのは、3場開催+G1の裏で行われるリステッドということになります。
当たり前ですが、普段ローカルで乗っている騎手にとっては、これ以上ないチャンスになってきますね。
去年はOPではあるもののこんな感じで、逃げについても必要以上に抑え込んでしまうレースから4角一気に激流がくるレースになりました。
こんな感じですね。これが傾向になる、というわけではなく、逃げる騎手がまともなペースを刻む保証が少ないレースになるので、もっとスローに寄ったり、そもそも無茶な逃げが来たり、みたいな感じで、逃げる騎手と番手の騎手を見て、決めうちをして狙っていくのが良いかなと思います。
まともなレースとして予想をするよりも、ローカル戦でみんな勝ちたい状況だとどうなるか、みたいに考えると面白いかなと思います。
それでは、今日はこの辺で