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[コラム]1倍台の人気を嫌う時のポイント

コラム強化週間の4本目の記事になります!
こちらはコミュニティの方からリクエストがあったので、今までのコラムの中でも比較的人気をしっかり評価する方向なのですが、あくまで複合的な産物ではあるものの、こういうパターンの時の1倍台の人気馬は疑っても良いのでは?というパターンを出してみます。

まず、なぜ1倍台の人気になるのか、というと、大体がこのようなパターンになっています。

1.前走が圧倒的なパフォーマンスをしていて、見た目にもタイムにも強く、次走逆らえないように見える
2.強い負け方を繰り返しており、今回こそ、という形で人気する
3.馬柱を見た時に買いたくなるような馬がおらず、押し出された形で人気になってくる

この3パターンにおいて、嫌い方は変わってきますので、1つ1つ上げていきます。
ちなみに、2と3は似ているように見えますが、そこそこに馬が揃っているのに人気をするパターンと、1倍台以外買いたくなるような馬がいないパターンで分けています。

1.強い勝ち方をしている馬の場合
勝っている、ということは前走から格上げ条件にいくことがほとんどになります。格上げになるということは、当たり前ですがレースレベルが上がることになり、レースレベルが上がるということは、レースペース(レースごとのプレッシャーが上がる)が上がることになります。
細かい話しはコラムなので割愛しますが、例えば芝の2ターン戦などは、1勝クラスであっても上級でも上がり性能は大きく変わらないケースがあります。もちろんタイムは早くなっているので、どこが変わるのか、というと、スタートから直線に入るまでの流れ方が変わってくるわけですね。
そのため、レースペースが上がっても同じパフォーマンスが出せるのか、を考えていくことが大切になります。

2.同級で強い競馬を繰り返している場合
このケースついては、そもそもクラスにどれくらい在籍しているのか、が大事になっていると思っています。
クラスで勝ち上がれていない、ということはそれなりに理由があります。
決め足がない、最後に競馬をやめる癖がある、などなど様々ですが、一定期間2着を引き続けている馬を単勝として信頼することはリスクがある場合もあります。
勝てていない理由を明確にすることが大事なパターンですね。

3.押し出された人気の場合
これが個人的には一番リスクのあるパターンで、馬柱を見た時に2着、3着を取っているのが2回ほどあり、他の馬はほぼ着外、結果として人気になっていることがあげられます。条件かわり、初出走、ブリンカーなど馬具変更などで頭を攫われる可能性もあるパターンですね。
このケースの場合には、自分は何か買える馬がいないかを探すことがほとんどです。理由は特に強い競馬、目立つ競馬をしていないのに人気になるパターンも十分にあるからですね。

まあ、大体がこの3パターンに入ってきて、
1は複勝まで飛ばす可能性もあり複勝が美味しくなるケースが多いも、頭を引かれる可能性も高い。
2は複勝圏の可能性は高いも頭を逃してくれる可能性が高い
3はそもそも逆らうこと前提に考えることがリターンが大きくなる、複勝も頭も外してくれる可能性がある、というイメージになります。

では、ここまで踏まえた上で、1人気が飛びやすいパターンを羅列しました。
もちろん複合的に考える内容ですが、参考になれば。

(1)昇級
→レースプレッシャーの強化により追走で足をなくすなど
(2)逃げきり
→今回逃げれないことでスムーズな競馬ができなくなる
(3)番手スムーズ
→ポジションが下がることによってパフォーマンスが下がる可能性
(4)トラックバイアスの変化(良馬場⇆雨馬場など)
→求められる能力が変わる可能性がある
(5)距離延長、短縮、コース変更
→追走苦労、ポジション低下、求められる能力の違い
(6)騎手変更(特に今まで乗っていない騎手への変更)
→乗り難しい馬なら特にですが、パフォーマンスダウンの可能性
(7)大外好走馬の条件変更(最内も)
→細かくは割愛しますが、求められる条件が変わる可能性
(8)小頭数→多頭数
→スムーズな競馬ができない可能性

まあ、思いついた限りで書いてみましたが、当たり前の内容が並んでいます。
特に大事な内容としては、小頭数でしか競馬できていない馬の多頭数代わり、逃げで強い競馬した馬がパフォーマンスダウンする、1ターン⇆2ターン、制御怪しい騎手変更(特に乗り味が違うタイプへの変更)この辺りは良く警戒しますね。

また、これを逆手に取ると、穴馬を探すための条件にもなってきます。
今までパフォーマンスが出せていない馬が上がってくるケースなどですね、競馬は表裏一体ということで。

最近のパターンだと、自分が1倍台は見合わないでしょ、と自信を持って下げたのはナルカミでした。

ケースで当てはめた場合、この辺りです。
(1)昇級で逃げれない、ないし、レースプレッシャーが上がる可能性
(2)勝った時の京都での時計は早すぎて中京の条件変更が+にならない可能性
(3)サンダースノーは基本パワータイプで中京でパフォーマンスダウンの可能性
(4)番手につく西村がかなりプレッシャーを与える騎手であること

まあ、来られても1倍代でもし飛んでくれたらオッズが跳ね上がるので、これだけ嫌う条件があればそもそも印を打つ必要がないでしょ、という感じになります。

その時の記事を貼っておきますね。

🟰記事🟰
中京4R ⭐️⭐️

◎1.ドンインザムード
○10.ロードラビリンス
[展開予想]
ドンインザムーブとゴールデンクラウドが早いものの、インアウトにしっかり分かれたので、ドンインザムーブかなり楽に逃げられそう。もちのきはロードが逃げてますが、この時はよれただけ。二の足の数字がほぼ出ていないので、追いかけることできる馬が少ない。
[推奨]
ナルカミが強かったから諦める、そんな狙いで組みたいレース。
今年の2歳ダート戦を見ても、白砂であるもちのき賞が一番ハイレベルなことは間違いないと思っていて、そのレース出身の2頭から。
前走の加速ラップでロードラビリンスが人気すると思いますし、この馬の打点は相当なのですが、エアポケットに入るであろうドンインザムードを狙いたい。
前走は不利の塊のようなレースで、スタート出さないところでぶつかって、4角で挟まれるという絶望的な動き。それでも最後まで止まっていないですし、展開予想で書きましたが、テンのスピードはこの馬が出せば一番早いはずで逃げの形までは引けるとみて。
雨の中京で降り続いている状況なのであれば、インそのままから。
相手はほぼロードラビリンスに寄せるイメージ、前走の加速ラップが素直に強かった。
サンダースノーのナルカミがパフォーマンス上がるイメージは全くなくここは人気して欲しいライン。
🟰

最後、人気を嫌うのに欲を優先しない、あくまでフラットな視線で考えることが大切です。
自分は人気を評価するところから入り、どんなパターンだと好走できないのかを考えていきます。
色眼鏡は良くないので、冷静にトライしましょうね!

こんな感じでマニアックな話をずっとコミュニティではしていますので、今週は募集期間になります。興味を持っていただいた方は、是非遊びにきてください!

✅募集フォーム(2/28 22時締め切りです!)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSexzVd19aic7Zt_921TuGWPKOBImHGX1AyqBiBeDTaJsbQ6DA/viewform?usp=sharing

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ローエングリン
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