イベントレポート:Microsoft 365 トレンド解説セミナー2023
いま話題の生成AIを搭載したMicrosoft CopilotやBingチャットなど、Microsoft 365のトレンドを解説しユーザーのMicrosoft 365の理解と導入を促進するオンラインセミナー『Microsoft 365トレンド解説セミナー2023』を8月3日に開催しました。
本セミナーはTD SYNNEX株式会社をゲストに招き、株式会社LogStareと株式会社エフエスクリエーションの共催で開催しました。
当日集まった約30名の受講者の大きな関心事項は、Microsoftが今年3月に発表したOpenAIの大規模言語モデルを使用するMicrosoft 365連携アプリ、Microsoft 365 Copilot(以下Copilot)の活用シーン。WordやExcelなどお馴染みのアプリケーションがCopilotによってどのように進化するのか、ゲストスピーカーのTD SYNNEX株式会社 ハン・ボム氏がデモ動画で解説しました。
受講者から「私はいらなくなるのでは!?」という感想が飛び出すほど、デモのCopilotは人間に近い成果物を作成していました。
ハン氏はデモののち、Copilotの利用条件や活用のために今から準備すべきことを説明しセッションを終了。
続いて、LogStare取締役 セールスマネージャー 小村正彦氏がCopilotとは違った観点での業務効率化の手段として、Microsoft 365の監査ログを可視化しDXや働き方の適正化、また戦略的なセキュリティ運用を実現するログ分析ツール「LogStare M365」を紹介しました。
LogStare M365はMicrosoft 365の監査ログを「セキュリティ」「DX」「働き方」の3つの視点で自動的に分析、レポートする機能を持ち、SharePoint、OneDrive、TeamsなどのMicrosoft 365アプリケーションの利用実態の把握やセキュリティ管理に適しています。
小村氏はデモで深夜時間帯のファイル操作ログをドリルダウン分析し、深夜まで仕事をしているユーザーがいることを突き止めたうえで、Copilotの活躍でこうしたオーバーワークがなくなることを期待する、とコメントしました。
最後のセッションでは、エフエスクリエーション 代表取締役 辻村千恵子氏が「お客様の試行錯誤の時間を削減する」をテーマにエフエスクリエーションが提供するMicrosoft 365トータルサポートを紹介。従来のOfficeアプリケーションと異なる管理インターフェース、セキュリティ対策の複雑化、トラブル対応のブラックボックス化など、クラウドならではの課題に寄り添った支援が可能とのことでした。
さらに辻村氏はMicrosoft 365の一歩進んだ活用方法として、LogStare M365が正規化したMicrosoft 365の監査ログを「個人」を観点に集計し、個人単位での働き方を可視化することで従業員の評価や指導に活用できるソリューションを紹介しました。
セミナー全体を通じ、最先端の生成AIで我々の業務を各段に効率化できる一方で、人の行動・働き方の効率化に関しては人が指導する必要があり、そのために監査ログの可視化が有効であることが分かりました。
なお、このセミナーはアーカイブ配信されており、LogStareのWebサイトから視聴URLを入手できます。
LogStareは今後もパートナー企業と協力してMicrosoft 365の運用に関するオンラインセミナーを開催し、クラウド化によって益々複雑化する企業のIT環境の運用課題とその解決策を受講者に伝えるとともに、次世代を担うセキュリティエンジニアの育成を支援し、国内のサイバーセキュリティ水準の向上に貢献して参ります。
アーカイブ配信「Microsoft 365トレンド解説セミナー2023」
https://www.logstare.com/seminar/m365trend2023_archive/
LogStare M365製品Webサイト(トライアル有)
https://logstare.com/logstarem365/
LogStare公式Webサイト
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