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これでも、仕事してます。。。


ちょっと前の見附島。

こんな投稿をする暇があるってことは、余裕あるね、と思われるかもしれないけど、余裕なんてこれっぽっちもない。何処かに勤めにでるようであればひとは「あの人、仕事してるね」って思ってくれるのかもしれないけど、正常と非正常の境目に張られた一本の細い綱の上を綱渡りしているわたしにとっては毎日が必死の戦いで足掻いている。在宅ワーカー、ほぼネットとイベント専門の古本屋で、自宅も店も被災して、夏に膝の手術をしたからあまり無理ない範囲でノロノロとカタツムリのように日がすぎてゆく。

1、古本屋の仕事とは、本を売ることだけではない。
「仕入れ」もだいじな仕事である。この地震(能登半島地震)で、すこし買取の連絡や紹介、これから頼みたいという話しが数軒、もちろんたくさんの本や史料が捨てられいる、すべてをフォロー仕切れない、だから心ある県央や他県の古本屋さんでもたのまれたらぜひ積極的に買取若しくは処分対応してあげてほしい。わたしはさいきん買い越し状況なので、売らないとヤバい。。

2、売るための方法として、メインはネット通販「日本の古本屋」で固めの本を売っているのだが、「共同目録」にも参加している。紙に印紙された小冊子形式で郵送し、ファックスかハガキかメールで連絡が来る。入金は主に郵便振替もしくは振込。クレジットやポイント払いは対応していない。その目録を、楽しみにしている世代がまだ居られる限り存続させたい。今回からは郵便料金も上がる。送料も上がる。しかしその方法しか入手方法がなければ、それにたよるだろう。その原稿締め切りが明日なので、こんなことをしている場合ではない!

3、旧店舗の片付けもしくは本の移動、処分、整理。
 全壊判定のでた店舗を借りていたので、こちらの整理早急に対応しないと。。。本当は店をあけて、どれでも一冊100円なんでも持ってけ! 的な大処分をしたいのだが、なんか踏み出せない。いまの珠洲にはそぐわない気もするし。。目立ちたくないの。こっそりしてたかったの。だからそういう意味では、いまは最適なんだけどー。。。

古本LOGOSは、奥能登の古本屋なのです。やってるかやってないかわからない程度にコソコソ仕事しています。バイトもいないほぼほぼ一人古本屋なので、お手柔らかにお願いします。最優先は、自宅の冬支度、冬対応なのだけれど後回しになりがちです。寝転んで漫画や活字読んでいるのが幸せです。

これでも全壊判定なのです。。公費解体の方向になりました。




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