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デザイン×アートの二刀流を応援してください

さて、今回はいつものデザインの話ではありません。
ひとつ報告をさせていただこうかと思い、noteを記します。
またここまでの経緯も備忘録としても記させてください。

普段はグラフィックデザイナーとしての生業を真っ当する傍ら、ビギナーデザイナーの皆さんへ「ロゴデザインで副業をするやり方」やロゴデザインの初歩に関する情報を発信しています。


そんな中、この度アート分野での活動について報告をさせてください。

TikTokでマジック書道(マジックペンで書道をするイカれパフォーマンス)から始まった書道アートの活動ですが、なりゆきでどんどん活動の幅が広がり、なんと国を跨いでイタリアとスペインに拠点を持つギャラリー「M.A.D.S. ART GALLERY」の企画展「CROMOSOM@RT」への出展が決まりました。

なんと展示作品は昨日完成したというホヤホヤの状態です。

ちなみに初の作品展示となりますが、いきなりの海外という展開に本人もびっくり仰天という状態です。

今回の企画展ではイタリアのミラノ、スペインのフエルテベントゥーラ島のギャラリーでのモニター展示、さらにギャラリーの持つメタバース内でのバーチャルギャラリー展示となります。

ぜひとも多くの方に現地での展示をご覧いただきたいところではありますが、なかなか距離的に難しい部分もあるかと思いますのでぜひメタバースのバーチャル展示をお楽しみいただけたらと思います。

この記事を書いている時点では企画展のメタバースはまだ開かれておらず、URLが発表されていません。これについては分かり次第追記しますのでお待ちください。

企画展会期:2023年7月16日(日)〜7月22日(土)


常設展のメタバースは常にご覧いただけますので、メタバースの体験にご覧いただくのも良いかもしれません。


今回この話をインスタのDMからもらいました。
インスタのDMと言えばほぼ毎日、詐欺DMがやってきます。「お前の作品超いいな、NFTにしてくれたら○百万円で買うぜ」これが常套句なんですが、買われることは0%です。間違いなく詐欺です。そんな中、また作品を褒めてくれるDMがきました。

もちろん最初は同じように詐欺だと思ったのですが、詐欺のDMは「数射ちゃ当たる」なので雑な内容なのに対して、とても丁寧な対応で「あれ?いつもと違うな」と思って慎重に話をしていくとあまりに具体的な内容が伝えられてきました。

具体的なら調べることができます。ミラノのギャラリーは実在し、同じような内容の話をされた人も見つかり、実際にギャラリーに展示した人も見つかる。

最初は疑ったものの、意外と信用できそうな情報を見つけました。そこで言ってみます「資料を日本語でくれ」と。すると日本語の資料を出してくれました。

この時点で「ちゃんとしている」ことを見せてくれて、信頼度をしっかり上げてくれました。もちろんまだ完全に信用するには怖い気もしていましたが、信じた体で話を進めてみることにします。

するとさらに参加要項などの資料がもらえて、9割の資料が日本語に翻訳をしてくれたものでした。

そして参加を表明していますので、担当のキュレーターがつきます。女性のキュレーターで大学時代に日本の美術について学んでいたということで、アジア担当になっているのだとか。

彼女の名前はギャラリーのHPでも確認でき、どういう人物なのかは確認ができています。もちろん詐欺だとしても、その情報はHPで確認できるわけですから、まだ完全に信用できるわけではありません。

ただ詐欺だとしてここまで手の込んだことをしたとて、どうやってそれを回収できるか。そう考えるとだんだん信用度も上がっていきました。

そこで通常の詐欺同様「尻尾を出すまで」付き合うことにします。だた付き合うなら展示参加のつもりで進めていくので、作品制作も進めなくてはいけません。

何ぶん、まだ歴の浅いもので作品のストックがないんです。(後述)

というわけで会期や提出日、またアーティストとしてのプロフィールやプロフィール写真、作品スペックなど一通り用意しなくてはならなくなり、忙しい日々を過ごすようになりました。

通常業務をかなりセーブしながら、諸々の提出日に合わせてタイトなスケジュールをこなしていきます。

提出日にたどり着くまでには担当キュレーターにも相談をしながら、どんな作風が展示に合うか、また日本人アーティストとしてどう海外にアピールできるかなど過去作品などとも照らし合わせていきながら、ディスカッションを繰り返しました。

これらの作業の中でほぼ疑念は取り払われ、純粋に作品制作をする日々となっていきます。

そして、バーチャル展示をしてもらうための作品のデジタル処理やアーティスト紹介のページなどを制作してもらいます。また買い手がついた時には紹介してもらうなどの契約がありますので、それらに対する手数料が発生することだけ伝えられていました。(売れた時は全額アーティストが貰えます)

この額は日本のギャラリーでも同様のものがあり、それと比べても規模を比較すると正直安価だと思える程度の額です。

例えば日本国内の展示に小さなキャンバスで参加しても数万円かかります。展示だけの参加費で、です。

それが彼らの収入源であれば真っ当な商売として成り立つので詐欺を行う必要はありません。

そしてその支払いも済ませて、あとは会期を待つのみとなった今、このnoteを記しています。

待ち遠しい状態です。おらワクワクすっぞ。


さてそれだけではないんです。
実は昨年知り合った日本のアーティストの方にグループ展に誘われました。ほぼ同時期に誘われ、なんだか今「キテル」的な状態でしたので即OKにて出展を決めました。

こちらは40日間ほど「北千住マルイ」にて展示されます。

会期:2023年8月21日(月)〜9月30日(土)

※運営さんの事情により参加が見合わせになりました

とんとん拍子です。こんなことってあるんだな的な気持ちです。

それもそのはず、アート制作を本格的に始めたのは今年の5月末。まだ1ヶ月半程度なんです。「はあ?」って思う方も多いのではないでしょうか。

実際にはこの展開を考え始めて何かしてみようと思ったのは昨年2022年の9月。9ヶ月ほど前ですが、自分のスタイルが見つからずに手をつけられない日々を過ごしていました。

相変わらずTikTokではマジックペンで書道をしていましたが、何かと融合した書道に昇華できないか行動を始めたのが今年の5月。そしてやってるうちになんだか勝手に作品がまとまり始めて、アート作品としてひとつ目を仕上げたのが6月初旬。そしてすぐに販売サイトを立ち上げ、それきっかけで制作を続けて6点ほど販売開始。その後も制作を続けSNSにアップしてたら、イタリアのギャラリーに見付けられ、知り合ったアーティストさんに誘われ、とんとん拍子に展示の機会に恵まれました。

なんという強運。と思っていた今日の昼ごろ、またひとつ連絡がきました。

日本橋アートというアート作品の販売サイトから展示販売の話をもらいました。このサイトは城戸真亜子さんも作品を展示しているサイトで、正直ピンキリなアーティストさんが数多く展示していますが、今のぼくには特に避ける理由もないし、ありがたい話なので受けたいと思っています。

ただ少し気になる部分もあるので現在質問を投げかけ、やり取りの真っ只中です。展示が始まったら追記しようと思います。


さあ、なんだかんだで1か月半のアート制作でとんとん拍子に物事が進んでいる状態です。

ただこれでアーティストとして「大きな利益を得ているか」というとそうでもないわけです、現時点では。

ちょっと作品が売れたりしている程度なので、これでギャラリーからの販売がされるようになると一端のアーティストとして始動していくのかと思います。

デザイナーがアーティストとの二刀流を成し遂げる。胸熱展開を推し進めていこうと思っています。

普段ぼくは「ロゴデザイン副業の先生ケイ」だったり「マジック書道ケイ」などと名乗ってそれぞれの場所で活動しています。

マジック書道はアートというよりオモシロパフォーマンスに近いので、自覚はあまりなかったですが、今後は二刀流をしっかり意識していきます。

そこでこの二刀流プロジェクトの名前ができました。

Kei dessert


これがこの二刀流プロジェクトの名前でアーティスト名でもあります。
dessertは「デザート」で、食後にいただくアレです。

大の甘党なので、そういった意味を含めてもいいのですが、本来の意味としては「デザイン+アート」で「デザート」として、スペルは食後のあれを甘党だから用いたという理由です。

今後ともKei dessertの二刀流を応援してくださると嬉しいです。
よろしくお願いします!

それでは二刀流物語はここから開幕です。


【展示情報】


❶M.A.D.S. ART GALLERY企画展CROMOSOM@RT

会期:2023年7月16日(日)〜7月22日(土)

会場:イタリア/ミラノ、スペイン/フエルテベントゥーラ島、メタバースギャラリー(URLは発表後に記載します)


❷グループ展示(仮称)

会期:2023年8月21日(月)〜9月30日(土)

会場:北千住マルイ

詳細は情報を得次第追記します

※運営さんの事情で参加見合わせ


❸日本橋アートWEB展示販売

会期:未定

会場:展示が開始されたら追記します

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