ログラスで「人生の、黄金の1ページを刻もう。」創業者が新卒に期待すること

2024年12月25日 19:12

なぜ新卒採用・育成を本気で行っているのか？

当社は創業5年のSaaSスタートアップでありながら、すでに約200名の中途社員と数名の新卒社員が在籍しています。創業期から一気に事業をスケールさせてきましたが、ここにきて改めて“新卒採用・育成”に本気で取り組む理由があります。
それは、“新卒の皆さんの成長こそが、当社のミッションである『良い景気を作ろう。』を体現する最大の原動力になる”と確信しているからです。

「日本経済に貢献する人材を育てる」というミッション

私たちは「良い景気を作ろう。」という大きなミッションを掲げています。ビジネスで収益を伸ばすことは非常に大切ですが、それだけでは十分ではありません。経営の高度化を実現して、日本経済を再び活性化する人材を数多く輩出することこそ、私たちの使命だと考えています。だからこそ、「良い景気を作ろう。」を掲げ、それを目指して日々事業成長に取り組んでいるんです。
そのためには、中途採用ですでに即戦力となっている方々を迎え入れるだけでなく、将来の幹部候補となる若い力を育てる必要があるのです。若手が早い段階から大きな裁量を持ち、多くの意思決定に関わってこそ、大きな成長ができる。ログラス社はその環境を提供できる段階になった、と考えています。

新卒採用は「幹部候補」のみ

当社では、新卒採用のコンセプトを明確に「少数精鋭の幹部候補採用」に定めています。採用の短期的なコストパフォーマンスについては一切念頭にありません。経営陣が一丸となって時間も思考も割き、本気で新卒を育てるためです。いずれは会社をけん引する存在になってもらう、その覚悟を持って採用活動を行っています。

当社がカルチャーを大切にする理由

大きな目標と大規模組織をつなぐ“カルチャー”

当社が急成長している中で、組織はTHE MODEL型に細分化されています。マーケティング、IS（Inside Sales）、FS（Field Sales）、CS（Customer Success）、Pre Sales、開発、Ops、デザイナー、PdM、バックオフィス、さらに新規事業など、各部門が専門的に動きつつ、一体となって成果を生み出すことが求められます。

しかし、部門ごとに機能や目標が異なると、どうしても“自分たちの仕事”に閉じこもりがちになるリスクがあります。そのときに、全社一丸となって「良い景気を作ろう。」というミッションに向かうためには、共有する“カルチャー”や“VALUE”が欠かせません。

「Who You Are」の示唆

私自身、大変参考にしている書籍として、ベン・ホロウィッツの『Who You Are』があります。この中で語られているのは、「カルチャーとは掲げられたスローガンではなく、日々の行動そのものである」ということです。いかにメンバー一人ひとりが“行動”でミッションやVALUEを体現しているか。それが最終的に会社の文化を作り上げる、と著者は説いています。
当社も同じ考えを持っています。組織がどれほど大きくなろうとも、全員が「ログラスのメンバーならこう判断し行動するべき」と腹落ちできる行動原則を共有する。それが、お客様への価値提供や新規事業の創出においても強力な推進力を生むのです。

新卒がカルチャーを体現しやすい理由

新卒の皆さんは、まだ社会人としての経験が浅いからこそ、柔軟に学び、吸収していく力があります。当社のミッション・VALUEをダイレクトにインストールできるのはもちろん、同期同士、先輩後輩が互いに学びながら成長し、組織を横断して強固な絆を築くことができます。
新卒はまさにカルチャーを“行動”で示す中心的な存在になれるのです。その行動は、中途採用のメンバーを巻き込んで組織全体を強靭にすると確信しています。

新卒の皆さんに期待すること

1. 大きな当事者意識を持って取り組む

スタートアップである当社では、若手に大きな裁量が与えられることが当たり前です。新規事業の立ち上げや、新機能の開発、さらにはマーケティング戦略の策定など、幅広い領域で“一人ひとりの意思決定”が要求されます。そうした場面で「自分ごと」として責任を持ち、挑戦し続ける姿勢を期待しています。

2. 自ら学び、行動する

THE MODEL型で分断された組織であっても、壁を作るのも壊すのも結局は“人の行動”次第です。何か問題があれば、主体的に情報を取りに行き、人を巻き込んで一緒に課題解決をする。そして早く失敗する。これこそがスタートアップの醍醐味であり、若い時期にこの行動力を当たり前と考えられるようにすることが、将来の大きな武器になります。

3. カルチャー・VALUEの体現

私たちが目指す「良い景気を作ろう。」は、お客様やパートナー企業、そして社会とのかかわり方にも大きく影響を与えます。自分の行動一つひとつがカルチャーやVALUEを示し、周りを巻き込み、さらに良い仕事につながる。そんな“好循環”を生み出すのは、メンバー一人ひとりの行動です。

4. 縦横のつながりで組織を強くする

新卒は同期同士の横のつながりと、先輩後輩という縦のつながりの両方を強く構築できます。新卒同士で切磋琢磨し、先輩から学び、後輩には惜しみなく知識やノウハウを伝える。これらの行動を積み重ねることで、組織全体が強くなり、当社の成長を加速させる原動力になるのです。