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【ロジザード】2024年6月期 通期決算のポイントと説明会動画のご案内

ロジザード株式会社(グロース/4391)のIR noteをご覧いただき、誠にありがとうございます。
IR担当の小原です。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
厳しい暑さがすっかり和らぎ、過ごしやすい季節がやっときたなと感じております。
忍び寄る秋花粉にビクビク怯えている今日この頃です。

さて、先日2024年6月期の通期決算と2025年6月期の事業計画の開示(2024年8月14日)を行ないましたので、決算ポイントの解説や直近1か月間のIR活動をご報告したいと思います。

今期の事業計画のポイントについても近日中に記事を公開いたしますので、ご覧いただけると幸いでございます。


2024年6月期 通期の決算ポイント

1. 決算開示資料まとめ

2024年6月期 通期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2024年6月期 通期決算説明資料
2024年6月期 通期決算説明動画
2024年6月期 通期決算説明動画の書き起こし(SCRIPTS Asia社 提供)
2024年6月期 通期FISCO企業調査レポート

※クリックすると動画をご覧いただけます。


2. 決算ポイント解説

・クラウドサービス売上は順調な積み上げを果たせた。

クラウドサービス売上は、前年同期比で7.0%の増加を果たし、予算進捗率100.0%の15億6,400万円という着地でございました。(後段の事象がなければ、予算超過できていたので、IRとしては悔しい思いです…。)
総売上高も19億7,700百万円と創業以来、連続増収を果たせております。
MRR(Monthly Recurring Revenue)も今期末の目標は1億2,500万円から1億3,500万円まで積み上げるといたしましたが、通期の結果は、1億3,600万円まで積み上げることができ、予算進捗率としては、113.8%を達成することができました。
また、24.6期通期決算からチャーンレート(解約率)を開示いたしております。
アカウント件数ベースにはなりますが、チャーンレートは、この5年間で徐々に低減し、1%前後の水準になっております。
中期経営計画の1つの施策である「ハイタッチサービス※の実現」が功を奏し、このような結果に繋がっていると考えています。
※ハイタッチサービス…お客様と密なコミュニケーションをとり、課題や要望を丁寧にヒアリングし、それぞれのお客様に適した対応をするサービス
当社はクラウドサービスを提供するシステム会社ですが、お客様とシステム画面越しのお付き合いではなく、メールや電話・対面などお客様の会社のシステム部門として使っていただけるつもりでサービスを提供しております。

※資料は「2024年6月期 通期決算説明資料」を使用しております。

さて、順調なクラウドサービス売上ですが、多くの投資家様・株主様からご質問をいただいている点がございますので、次のパラグラフで触れさせていただきます。

・障害発生による補償1,300百万円が発生し、一時的に売り上げが減少

こちらの資料をご覧いただけると分かる通り、2024年4月に一部ユーザーに当社クラウドサービスへのアクセスができない障害が発生し、当社とお客様の間で結んでいるSLA(Service Level Agreement)に基づき、1,300百万円を返金したことで売り上げが一時的に減少しております。

※資料は「2024年6月期 通期決算説明資料」を使用しております。

昨今、サイバー攻撃や個人情報流出等のワードをニュースでよく見る機会が増え、投資家様・株主様もかなり関心のあるトピックであると思います。
ただ、今回の障害に関しては、全くこういった事件とは関係ございません。
また、当社の提供するアプリケーション上の問題も全くございませんでした。
今回の障害については、ネットワークの機器および設定において、当社の手続き上の手違いで一部のお客様がインターネットを通じて当社サービスに接続できないことで発生した事案でした。
当社は、お客様に対してサービスの品質保証としてSLA(Service Level Agreement)を提示しております。
中身としては色々ございますが、サービスの稼働率は99.9%を保証しております。
これは1ヶ月の間で約2~3時間止まってしまうとSLAに抵触することを意味しています。
今回は、これに該当し、一部返金を行なったことで売上が減少してしまいました。

では、当社がなぜこのような水準での品質保証をしているのか疑問になるかもしれませんが、これは当社のミッションである「お客様の物流を止めない」を体現した稼働率が99.9%保証という数値でございます。
SaaS企業は多くありますが、このレベルでの品質保証している企業は滅多にありません。
諸刃の剣ではありますが、SLAに抵触してしまいますと、今回のように当社の収益を減殺する効果に働いてしまいますが、この高い基準を指し示すことで営業的な武器として非常に高い効果もありますし、お客様が安心して当社のサービスをご選択いただけるものでもあります。
このスタンスは貫いて品質をより上げていくことを通じて、お客さまに安心・安全をお届けできるサービスを目指していきたいと考えています。

同じような障害が起きないよう再発防止対策済でありますので、投資家様・株主様におきましてはご安心いただければ幸いでございます。

3. 直近のIR活動実績

弊社は毎四半期、決算発表のタイミングでオンライン決算説明会を行なっておりますが、
今回もリアルでのIRセミナーとしてアナリスト協会様主催の個人投資家向けIRセミナーに参加させていただきました。
当日の様子は以下のリンクから動画をご覧いただけると幸いでございます。

今後も、株主・投資家様に弊社のことをより理解いただけるよう、リアル開催を含め、IR活動は継続してまいります。

2024年8月27日(火)東京会場開催分
2024年9月6日(金)大阪会場開催分

ご意見・お問い合わせについて

今回の記事も含め、弊社IRについてのご意見・ご感想やもっとこんな記事を発信してほしいなどがございましたら、弊社の「IRに関するお問い合わせ」からお気軽にご連絡ください。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
引き続き、変わらぬご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。