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大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(桜花賞)

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4月10日(日)の阪神11R桜花賞です。ディープインパクト、キングカメハメハという大物種牡馬が世を去り、産駒も少なくなってきました。つまりクラシックの血統地図にも変化が訪れるわけです。この桜花賞はそうした現況をよく反映しています。わりあい多彩であると同時に、有力サイアーが複数の産駒を送り出している。
実は5組の種牡馬ペアが成立しています。
エピファネイア、キズナ、ドゥラメンテ、ハービンジャー、ミッキーアイル。ポスト・ディープインパクトの主役を担うのはどの種牡馬か。今回は種牡馬単位でチェックしましょう。
ペア単位でみると、人気は断然ハービンジャー。⑱ナミュール、⑭プレサージュリフトと人気の重賞勝ち馬を擁しています。しかし、いずれもゲート不安があり、能力は高くとも好走レンジの限られるタイプ。桜花賞は外枠の強いレースではありますが、かといって外枠ハービンジャーが2頭で伸びてくるか?ハービンジャーウォッチャーとしても懐疑的にならざるをえません。どっちか1頭でしょう。
エピファネイアは2歳女王⑯サークルオブライフと紅梅S勝ち⑰フォラブリューテ。デアリングタクト、エフフォーリアとチャンピオンを次々送り出し、大種牡馬の道を歩み続ける父。一流馬は意外と仕上がりが早いのもポイントです。有名な「国枝厩舎の叩き2走目」となるサークルオブライフは、牝系の奥が米国のタフな血で速い時計も大丈夫。一方でフォラブリューテは現時点だと完成度で見劣ります。エピファネイア丼は今回なしですが、⑯サークルオブライフが馬券の軸になります。
ドゥラメンテはクイーンC2着⑧スターズオンアースと3着⑫ベルクレスタ。既にクイーンCで2、3着とはいえ馬券の「ドゥラ丼」が成立しているように、好走ポイントは近い。ただ明らかに東京、引いてはオークス向きなので、2頭まとめてオークス狙いです。
キズナは抽選突破②カフジテトラゴンと短距離で活躍する⑮アネゴハダ。さすがに桜花賞は厳しい。いずれも夏に穴をあける雰囲気があるので、夏に会おう。
最後にミッキーアイル。外枠ハービンジャーやエピファネイアが人気なので、人気薄を突くなら内枠のスピード系種牡馬。つまり父ミッキーアイルの①ナムラクレアと⑤ピンハイです。父のミッキーアイルは外枠ばっかり引く外枠ホースでしたが、①ナムラクレアは内枠ばっかり。枠が偏る血筋なのでしょうか。外枠差し馬がじっくり構えるところ、軽快さで出し抜いて押し切りまであれば大穴ですね。

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馬券は3連単フォーメーション。
<1着>⑯→<2着>①⑤→<3着>①⑤⑥⑩⑪⑭⑱12点。
<1着>⑯→<2着>⑥⑩⑪⑭⑱→<3着>①⑤10点。
<1着>①⑤→<2着>⑯→<3着>①⑤⑥⑩⑪⑭⑱12点。
計34点。

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC