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大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(オールカマー)

YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#39が公開されています。よろしくお願いします。配信ではダービー馬シャフリヤールの登場する神戸新聞杯を予想しております。ダービー馬が順調に夏を越しての秋初戦。圧倒的に優位で、興味は次走ですね。菊花賞か天皇賞・秋か。配信でも申しましたが、筆者は厩舎カラー的にもジャパンCだと思いますが、はてさて。神戸新聞杯の馬券は⑩シャフリヤールを1着固定、①セファーラジエルの2、3着を推奨して、本コラムでは日曜(9月12日)に中山11Rで行われるオールカマーを予想します。馬券妙味は頭数が多いこちらでしょう。

オールカマーの過去10年を振り返ると、ステイゴールド産駒が2勝のほか、マンハッタンカフェ産駒とジャングルポケット産駒が違う馬で2連対。コース形態もあいまって、息の長い脚を使う馬が優位です。ディープインパクト産駒の瞬発力型に関して言えば、成績は悪くないけれども必ずしも向いていない。そういった傾向ですね。さて本命です。
◎⑫レイパパレ
ディープやんけ。
というのも、オールカマーで優勝したディープインパクト産駒は過去2頭。’15年ショウナンパンドラと’20年センテリュオ。いずれもレイパパレと同じ高野厩舎のディープインパクト牝馬なのです。
高野厩舎のディープインパクト牝馬に対する調教、仕上げ方が、オールカマーにマッチすると言っていいでしょう。高野厩舎のオープン馬には、3歳秋以降に力をつけ、息長く活躍する馬が複数います。レイパパレは同じ2200メートルのエリザベス女王杯へのステップとしてこのレースを秋初戦としましたが、高野師としても先達の成功例が頭をよぎらないはずはありません。ロザムールの逃げを早めにつかまえて後続を完封。いい形でエリザベス女王杯に向かいます。

○③セダブリランテス
本命が堅い代わりではありませんが、相手をひねってみます。古い話ですが、'18年中山金杯ではのちに香港G1を2勝したウインブライトに競り勝った実績があるこの馬を狙い撃ち。骨折などで1年以上の長期休養を2度挟んだため既に7歳。今春2走がさっぱりでしたが、今回は見違えるようにきっちり調教を積んでの臨戦。あと陣営によるとワンターンよりグルッと1周するコースの方がいいそうです。

▲⑩キングオブコージ
骨折で約1年ぶり。それほど人気はしないでしょうが、1年前にはジャパンCに野心を持って挑戦しようとしていた馬です。雄大なフットワークで、父のロードカナロアよりも、母方(母父ガリレオ)の影響が強いのだと思います。息の長い脚を使えるタイプです。

☆⑯ステイフーリッシュ
このレース得意のステイゴールド産駒で、昨年3着馬。京都新聞杯を勝っている重賞勝ち馬ではありますが、2着5回、3着7回で戦績的な面での父の正統な後継者です。

ひと言診断。

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馬券は
3連単フォーメーション
<1着>⑫  →  <2、3着>③⑩⑯  =  <2、3着>①②③⑥⑩⑪⑯ 30点。

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC