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大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(シンザン記念)


決めました。1月9日(日)の中京11Rシンザン記念はドレフォン祭りです!

ドレフォンは社台スタリオンステーションという日本最大の種牡馬繫養施設が、わりと鳴り物入りで導入した種牡馬です。今年3歳が初年度。もともと前評判も高めでしたが、期待に違わぬ活躍で血統面から予想されたダートでの勝ち上がりはもちろん、芝でもバンバカ勝ち上がってジオグリフが札幌2歳Sを制しました。これはもしかして久々の輸入大物種牡馬か…という見方もあった(と言うか筆者はその見方に傾いていた)のですが、1番馬のジオグリフは朝日杯5着に終わり、2歳時の2勝馬も結局2頭だけ。少なくともサンデーサイレンス級ではなさそうですし、さすがにそんなのポンポン出ませんわ。冷静に判断するところストームキャット系の上質種牡馬ぐらいの評価が妥当な感じで、となると今春の狙いはクラシックよりNHKマイルC、ユニコーンSでしょう。
ドレフォンから見てストームキャットは父の父の父。曽祖父にあたりますが、曽祖父がそこまで影響を与えるかと言われれば、この種牡馬に関しては与えます。そもそもストームキャット系の良さを煮詰めていって累代を重ねられた、米国のダートチャンピオンスプリンターですから。さて、NHKマイルCで勝負になる馬が実際に出るとすれば、年明けのシンザン記念あたりで走ってもらっとかないと算段が立ちません。ちょうどいい感じで2頭のドレフォン産駒が出ています。

◎⑥カワキタレブリー、○⑧ウナギノボリ。
実はこの2頭、デイリー杯2歳Sに出走して3、7着。ただ、そのデイリー杯2歳Sは勝ち馬セリフォスが朝日杯0秒1差2着、2着ソネットフレーズも素質馬で、ありていに言ってレベルが高かった。年明け重賞、1勝馬が過半を占めるメンバーで、前進があっていいでしょう。

▲③ソリタリオ。

前走でウナギノボリに先着しています。この馬の牝系であるラスティックベルから出る馬は12~2月ぐらいの重賞にめっぽう強いので、ドレフォンをまとめてねじ伏せるならこの馬。

☆②ラスール。
種牡馬キタサンブラックは既に牡馬にイクイノックスという大物候補を出していますが、牝馬のプレ大物候補がこちら。

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馬券は
3連単②③⑥⑧ボックス 24点。
押さえに
3連複ドレフォン2頭軸⑥⑧全通り13点。

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC