大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(東京新聞杯)
東京開催が2週目を迎えました。2月の競馬は何と言っても雪が心配で、開催中止の恐れなどあると戦々恐々としますが、今週の東京は大丈夫ですね。中京と小倉も少し雪の心配はありますが、何とぞ無事の開催を祈ります。予想は2月6日(日)の東京11R東京新聞杯で行きましょう。
このレース、牝馬が強くなりました。自分が競馬を見始めた'90年代には全くそんな印象はなく、’93年に1着キョウワホウセキ、3着メジロカンムリと牝馬が2頭好走したとき、それなりに話題になったような気がします。30年近く前の話ですね。ところが、近年はめちゃ牝馬が走ります。
‘18年牝馬3頭出走1着。
’19年牝馬2頭出走2着。
’20年牝馬3頭出走1、2着。
’21年牝馬1頭出走3着。
そんなに多く出てくるわけではないのに、近年は馬券圏内を外していないので効率がいい。
理由は以下のような感じです。
・冬季のマイルG3でトップレベルの牡馬が出てこない。
・馬場コンディションが良く、上がりが速いレースになりやすい。加速力を問われ、たぶん斤量差が通常のレースより効く。
・わざわざ混合G3に出てくる牝馬は、それなりに勝算を持っている。
こんなところです。
近年の狙いは明確で「格上の牝馬を買え」に尽きます。
このレースの負担重量は牡馬56キロ、牝馬54キロで、「収得賞金3000万円超過馬は超過額2000万円毎に1キロ増」という付記があります。素の54キロより重くなるのが分かっていて出てきた牝馬(55キロ以上)は過去10年で6頭しかいなくて4勝。いや、強すぎるでしょ。
今年は55キロ以上の牝馬が3頭います。③ディアンドル、④マルターズディオサ、⑥ファインルージュ。本命はこの3頭から、G1実績で明らかに上回る⑥ファインルージュです。④マルターズディオサが▲、③ディアンドルが☆。
牡馬で能力上位は⑬ホウオウアマゾンですが、内枠巧者の外枠なので割り引いて△。昨年覇者⑨カラテが○。昨年と同様のローテ、気配で臨みますので好勝負です。
馬券は
3連単フォーメーション
<1着>⑥→ <2着>③④⑨→ <3着>①③④⑨⑪⑬⑭ 18点。
<1着>⑥→ <2着>①⑪⑬⑭→ <3着>③④⑨ 12点。計30点。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC