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大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(ヴィクトリアマイル)

今週の『美味しい競馬』は生配信でした。アーカイブがYouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)の「美味しい競馬」#28にもあります。さすが内田敦子さんはライブでも落ち着いています。予想の本命馬もあの感じでレースに臨んでくれたら、と思ったりもしました。

日曜(5月16日)東京11Rのヴィクトリアマイル。関東地方は木曜に結構な雨が降って、週末も天候が不穏でしたが、予報ではもう雨はなさそう。馬場予想としては高速、ただし「極軽」まではいかず、といったところです。

◎⑥グランアレグリア
今回は不安材料が少なくありません。前走大阪杯はタフな馬場で消耗。間隔を空けた方がいいタイプで、前走から1カ月半での出走はNHKマイルC(4位入線5着降着)に次ぐ短さ。ごちゃつくと良くないタイプの内寄り枠。連勝が止まった5歳牝馬のメンタル面など。
とはいえ能力的に抜けた存在であり、枠はともかく並びは極端に悪くありません。2枠2頭が前に行ってくれて、すぐ内のデゼルとは位置取りで競合しない。2枠両馬の後ろにできたスペースに入れられればレースしやすいでしょう。それなりに弱点があるタイプながら、陣営の用兵と鞍上の手腕、何より自身の絶対能力で何もかんもねじ伏せていきます。

○⑪ダノンファンタジー
グランアレグリアと同世代。グランが勝った桜花賞ではこちらが1番人気でした(4着)。それからはポツンポツンと強いところを見せるものの、グランとは差がついてしまいましたね。この馬の戦歴を振り返ると、2歳にG1阪神ジュベナイルフィリーズを含む重賞2勝。その後はG1で馬券圏内がありませんが、チューリップ賞、ローズS、阪神カップを勝っています。阪神カップでは、マルターズディオサとの「トライアル2勝馬対決」を制しました。良くも悪くも全力投球タイプなので、前哨戦で強い勝ち方をすると本番でパフォーマンスが下がってしまいます。前走苦手の重馬場だった高松宮記念で12着と完敗でしたが、そのぶん疲労も残らなかったようで今回は好気配。南米牝系がいまの東京芝に合いそうです。桜花賞以来となるグラナレグリアとの対決で意地を見せます。

▲④イベリス
昨年のヴィクトリアマイルで12番人気4着だったトロワゼトワルは、その前のレースが阪神牝馬Sで逃げて15着。本番で一変しました。トロワゼトワルと同じロードカナロア産駒、同じく前走が阪神牝馬Sで逃げ(6着)。自分の型を持っているのが強みです。よほど差し馬のメンツがそろっていない限り、先行馬が1頭は残るレース。前残りを期待します。

馬券は3連単フォーメーション
<1着>⑥→<2・3着>④⑪=<2・3着>①③④⑤⑦⑪⑫⑱ 26点

押さえに3連複フォーメーション
④⑥⑪―④⑥⑪―①③④⑤⑥⑦⑪⑫⑱ 19点

text:仙波広雄@スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC