大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（新潟記念）

YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#37では、最強ギャンブル芸人じゃいさんとの競馬トークを公開中です（10：47以降）。税金の話、大逃げの話、3連単の話、事実上いい年の競馬ファン二人の話でしかありませんが、やってる本人は楽しかったです。
そのYouTube、前半はキーンランドC予想なのですが、8月29日（筆者の誕生日）、今夏の恋人ジョーアラビカで勝負（G1レート級）してあえなく11着。こっぴどく振られた感じで放心………。穴（7番人気2着）を開けたのは昨年5番人気でキーンランドCを勝利したエイティーンガールでした。

泣きの夏競馬ラスト週、日曜（9月5日）の新潟11R新潟記念で、もうひと勝負させてください。

実はキーンランドCでエイティーンガールに2着に走られて、「あー、そっちか」という思いがありました。筆者が得意とする予想法の一つに「ミグラント馬券」があります。ミグラントは「渡り鳥」のこと。渡り鳥の多くは、前年の繁殖地や越冬地に戻ってきます。サラブレッドも前年に走った時季に、走ったコースでまた走るという「回帰性」がしばしば見られます。エイティーンガールは前年キーンランドCを勝ったあとはさっぱりでしたが、今年帰巣して思い出したかのように人気薄で激走。この回帰性を馬券にするのです！

◎⑥パルティアーモ。
この馬の過去成績を一部抜粋してみます。
7戦目＝‘19年8月31日・糸魚川特別（1勝クラス、新潟芝2000メートル）1着。
10戦目＝‘20年9月5日・弥彦特別（2勝クラス、新潟芝2000メートル）1着。
2年連続で夏の新潟最終週、芝2000メートルで1着。今年も夏の新潟最終週、芝2000メートルに登場。事実上、この馬にとってのすごろく上がりに当たるであろう新潟記念です。ちょっと、いやかなり相手が強い。さらにワークフォース産駒はJRA重賞勝ち馬が出ていない。買わない理由はいくつも思いつくのですが、そこはそれ夏の新潟最終週ミグラントの回帰力を見せてほしい。条件はベスト過ぎて、これ以上のところはありません。馬にとって一世一代の勝負どころ。ジョーアラビカの傷心をパルティアーモに癒やしてもらいます。なお傷口を広げるケースもあります。

○⑰トーセンスーリヤ。
前走の函館記念、出来も良く流れも向いたにせよ完勝でした。もともと昨年の新潟大賞典を勝っているようにローカルG3では上位の馬。極端な切れ勝負になると分の悪い相手もいますが、マイネルファンロンが引っ張る流れになれば問題ないと思います。

夏の終わりはこの2頭で勝負！

ひと言診断。

馬券は3連単2頭軸マルチ
⑥⑰軸、相手③⑧⑩⑪⑫⑬　36点。
押さえに
3連複⑥⑰ 2頭軸総流し　15点。

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC