大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(金鯱賞)
YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#56では、天才ギャンブラーじゃいさんがゲスト、三谷紬アナウンサーが勝手に師匠呼びして弟子入りして、なんだかなし崩し的に弟子入りできたみたいです。競馬で勝つための験担ぎとかも取り上げていますので、ご覧くださいませ。予想はこちら、3月13日(日)の中京11R金鯱賞となっています。
金鯱賞といえばサイレンススズカ(’98年)。逃げているのに後続が離れていく、インパクト大のレース。相手も1秒8離れた2着が翌年金鯱賞の勝ち馬となったミッドナイトベットで、そんなに弱くありません。当時は7月宝塚記念の前哨戦だったので単純に今と比較はできませんが、ともあれ金鯱賞は「逃げ」です。しかもレース名がシャチホコだけに尻上がりの逃げ。そう、◎③ジャックドールにその期待をかけましょう。
前走の白富士S1着が優秀な内容。前半のラップをそれほど落とさずフラットなペースで運び、ラスト600~400メートルの胸突き八丁で200メートル10秒9と最速ラップを叩き出しました。まさに尻上がりのペースでグイグイ逃げるものですから、後続もなすすべなし。気の早い向きは「G1が見えた」と猛プッシュしています。ただ、今回は内からショウナンバルディ、ギベオン、シフルマンらの逃げ経験馬、逃げ含みの強力先行レイパパレと、珍しいほど前に行く馬が充実しています。この試練を乗り越えられるか。
馬券的にはやや過剰気味で1番人気必至ですが、骨っぽいG2を乗り越えてこその「G1に最も近い馬」でしょう。個人的にもモーリスが一流馬を出すならこんなタイプだろうと思っていた馬が出てきた感があります。同型を振り切って勝ってこそ。
○⑫ランブリングアレー。
ジャックドールが同型を振り切る見立てですから、相手には前の馬が止まったところを差してくる馬を。ランブリングアレーは一昨年4歳時の春、グンと上昇してオープン入り。昨年5歳春は中山牝馬S優勝からヴィクトリアマイルでグランアレグリアの2着。本格化前の3歳忘れな草賞で4着と馬券を外していますが、3~5月の充実が特に目立つスプリングホースです。得意季節のただ中ですが、クラブ法人の規定によりここがラストラン。重いハンデを嫌ったのもあるにせよ、昨年勝った中山牝馬Sでなく、もっとメンバー強力なこちらに出てくるあたり、陣営の意気込みが感じられます。
ほか▲以下も印を打ちましたが、無印の馬も馬券的には無理に切らない方がいいと判断。
馬券は
3連単流し。
<1着>③→<2着>⑫→<3着>全。
<1着>③→<2着>全→<3着>⑫。計22点。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC