「logirlに“お笑い”という新しい柱を作りたい」プロデューサー・高橋雄作(『ももクロちゃんと!』、『奥森皐月の公私混同』)インタビュー
ももいろクローバーZ、でんぱ組.inc、AKB48 Team8などのオリジナルコンテンツを配信する動画配信サービス「logirl」スタッフへのリレーインタビュー第7弾。『ももクロちゃんと!』でディレクターを務めるほか、『奥森皐月の公私混同』や、テレビ朝日のYouTube『もういっちょTV』では金属バットやランジャタイの番組も手がける、“TP”こと高橋雄作氏に話を聞いた。
高橋雄作(たかはし・ゆうさく) 1987年、東京都出身。プロデューサー。
<現在の担当番組>
『ももクロちゃんと!』(地上波、logirl)
『奥森皐月の公私混同』(logirl)
『金属バットもういっちょ』(YouTube『もういっちょTV』)
『ランジャタイもういっちょ』(YouTube『もういっちょTV』)
奥森さんとはただのお笑い友達だと思っている
──logirlでは『奥森皐月の公私混同』を担当していますが、どのような役割で関わっているのでしょうか?
高橋 プロデューサーですが、ディレクションもしますし、(構成)作家的なこともやっていますし、なんでもやる感じですね。
──立ち上げの経緯は?
高橋 奥森さんとは昔から知り合いだったんです。僕もお笑いやラジオが大好きなんですけど、たしか奥森さんが中学2、3年生のときに出会っていて、対等にお笑いの話ができるじゃん!と驚いて、いつか番組がやれたらいいなと機会をうかがってたんですよね。そうしたら、年度末に自由に番組を作ってもいいというタイミングに恵まれて、奥森さんもちょっとずつ名が知れてきた時期だったので、logirlに話を持っていったら「やってくれるの?」って。それで奥森さんのほうからも「ぜひ」と言っていただけてスタートしました。
──奥森さんに初めて会ったときの印象はいかがでしたか?
高橋 知り合いに「すごい子がいるよ」と紹介してもらったんですが、話してみたら、本当にすごかった。知識が豊富なのはもちろんなんですけど、それだけじゃなくて本人もおもしろいんですよね。番組ではそこもちゃんと出してあげたいなと思っています。トーク力や大喜利力もかなりのものを持っているので、そこが世にバレてほしくて。
──番組初期は芸人さんをゲストに呼ぶことが多かったですよね。
高橋 そうですね。芸人さんとトークをしたりしていたんですが、2クール終わっていったんそれは大丈夫だろうということになり、いまは『一人ごっつ』スタイルで、延々と大喜利をやってもらったり、奥森さん単体で一時間変なことをやってもらっています。「こんな絵描き歌は嫌だ」という大喜利のお題に対して、満面の笑みを浮かべながら「♪蝶を殺して〜蝶を殺して〜」って出したときは、やっぱこいつダメだなと思いましたね。
──これまでの配信で印象的だったものはありますか?
高橋 衝撃的な回はいろいろあるんですけど、2時間の生放送ラジオっぽくやろうといった回は、奥森さんが事前に募集したリアクションメールから逆算して考えたフリートークがすごかったです。視聴者の反響も「これ生じゃないんだ!?」と、ネットでもちょっと話題になりました。
(写真:『奥森皐月の公私混同 #22 奥森皐月の公私混同ラジオ』)
高橋 あと、奥森さんは何事にも熱があるので、その熱がマックスに達するとすごい回になりますね。ひかるぶんどきさんがゲストに来たとき、ふたりともめっちゃプリキュアが好きで、ふたりでプリキュアのいいところや神回を語り合いながら大号泣していて、そういうところを見ると、やっぱり気持ち悪いなぁと思います。
高橋 ほかにもスーパー3助さんが来たときに3助さんのフリップ芸を全力でやったり、ランジャタイが来たときに「ウッチャンナンチャンゲーム」をずっとやらされていたり、ムラムラタムラさんが来たときに「りーもこ」を全力でやったり、17歳ぐらいの女の子なら恥ずかしがって5割ぐらいの力でやりそうなことを、全力でやってくれるのは芸人さんに対するリスペクトがすごくあるなと思います。
──ゲストに呼ぶ芸人さんの人選はどうやっているんですか?
高橋 奥森さんに会いたい人をバーッと挙げてもらって、その中から僕も会いたいと思う人をお呼びするという感じですね。そういう意味では、僕も公私混同してます。
──奥森さんとはお笑いの趣味も合いますか?
高橋 そうですね。会うときはふたりとも本当にお笑いの話しかしないですし、僕としてはただの友達だと思ってるんで。
学生お笑いに明け暮れるも、限界を感じてテレビ局へ
──『もういっちょTV』でも、お笑い関係のものを多く手がけていますが、高橋さん自身もずっとお笑い好きだったんですか?
高橋 はい。小学6年生のときに、少年野球チームの合宿があったんですけど、夜みんなでテレビを観ていたら『爆笑オンエアバトル』(NHK)の第1回チャンピオン大会がたまたまやっていたんです。そこで、テツandトモが『笑点』のテーマソングに合わせて顔芸をするネタを観て、腹割れるぐらい笑ったんですよね。こんなにおもしろい世界があるんだ!と思って、それから毎週オンバトを観るようになって。そこからはベタですけど、ラーメンズにハマって……みたいな感じでしたね。
──となると、テレビ業界に入ったのも、お笑い系の番組をやりたかったからですか?
高橋 そこがそうでもないっちゃ、そうでもなくて。もともと、大学お笑いをやっていたんです。早稲田大学のお笑いサークルだと、今はLUDO(早稲田大学お笑い工房LUDO)が有名ですが、寄席研(早稲田寄席演芸研究会)というもうひとつの弱小なほうでやっていて。舟橋(政宏)さんという『激レアさんを連れてきた。』などをやっているテレビ朝日のディレクターが寄席研出身なんですけど、その一派でした。
──当時はどんなネタをやっていたんですか?
高橋 恥ずかしいんであまり言いたくないんですが……あめ玉というコンビでコントをやっていました。右も左もわからずサークルに入って、1、2年のときはすごいスベり続けたんですけど、そこから「ここをこうして、ここで裏切る」みたいな方程式を考えるようになって、型にはまったネタだけは作れるようになったんです。ウケはするんだけど、突飛なネタではないというのは自分でも感じていました。
──裏方に行こうと決めた決定的な出来事はありますか?
高橋 本当に決定的な出来事がありましたね。優勝すると特待生でナベプロ(ワタナベエンターテインメント)に入れる『笑樂祭』という大学生の大会があったんですけど、大学3年と4年のとき、2年連続で2位だったんです。そのとき審査委員長だった放送作家の元祖爆笑王さんから「君たちの芸はもう完成してる」って言われたんですよね。で、最後に「この言葉の意味がわかるかい?」みたいに言われて。自分でもわかってはいたんですけど、伸びしろがないって意味なのかなと思って納得したんです。実際、僕らのほうが圧倒的にウケてはいたけど、もっと荒々しい原石みたいなコンビが優勝していましたから。だから、芸人になりたいと思いながらも、限界を感じて裏方に回ったような感じですね。
(写真:学生時代の高橋氏(後列左から2番目))
──テレビ志望ではあったんですか?
高橋 テレビ局の試験が早かったんですよ。僕のときはバラエティ採用みたいなのがあって、入社試験も大喜利100本ノックみたいな感じでしたね。入社後は『(クイズプレゼンバラエテイー)Qさま!!』に配属されたんですが、これからはスマホの時代になるんじゃないかとWEB系の部署に異動して、今につながっている感じです。
──WEB系の部署ではどのようなことを?
高橋 当時は「コンテンツビジネス」と言っていましたが、出版もやりましたし、あとは3年くらいニュース班として、長文のニュースに14文字のタイトルをつけて配信する業務をしていました。バラエティ寄りのコンテンツも細々とそのニュースサイトに出してたんですけど、アーカイブも残らないし、効率が悪いよねという話になって、テレビ朝日でYouTubeチャンネルを作ってそこにアーカイブを置こうということになったんです。それが2019年の4月ごろですね。
──『金属バットもういっちょ』が始まったのも、そのころですか?
高橋 そうですね。せっかくアーカイブが残るなら数字が取れるコンテンツを作ってよ、と言われて、「金属バットで番組をやったら数字取れると思いますよ」と進言して、やらせてもらいました。そんなことをやっているうちに、2020年7月からlogirlチームと兼務させてもらえることになりました。
テレ朝ももクロチームの“若手”として「バラバラ大作戦」に参加
──『ももクロちゃんと!』が始まる少し前ですね。
高橋 そうなんです。『ももクロちゃんと!』はテレビ朝日がリニューアルした深夜枠「バラバラ大作戦」の一番組として2020年10月に始まったんですが、当初「バラバラ大作戦」は、若手の精鋭ディレクターにがんばらせるみたいなコンセプトがあったんです。なので、若手ディレクター枠として、僕が入ったという感じです。
(写真:『ももクロちゃんと!』)
──『ももクロちゃんと!』は立ち上げからの参加になりましたね。
高橋 ももクロのことを何もわかっていない状態でしたし、ディレクターとしての現場の経験も少なかったので、本当にわけもわからず「こんな感じでよろしいでしょうか?」と探り探りやっていた感じでした。もちろん普通の芸人さんのバラエティと同じようにはできない部分もありますし、『ももクロChan』との違いも出さなければいけない、商品化などの展開も考えなければいけない……と、考えることはいっぱいありました。
──ももクロメンバーの印象はいかがでしたか?
高橋 テレ朝のYouTubeに上がっている僕とももクロの対談動画でも話しているんですが、新入社員のときにどこかの楽屋から「天下獲るぞ、おー!」って声が聞こえてきたんですよ。あとになってそれがももクロだったとわかったんですけど、僕は「うるせぇな、天下なんて獲れるわけねぇだろう」って楽屋準備の作業をしながら思っていて。それが、いまや本当にそうなっていてすごいなとずっと思っていました。対談動画でもそれを伝えたら「私たちは絶対そんなこと言ってない!」と言ってたんですけど。
──10年前くらいじゃないですか? いわゆる「アイドル戦国時代」の初期はそんな印象がありました。
高橋 そうですね。2011年くらいです。本当に「天下獲るのだ、おー!」ってやってたんですよ。ももクロとはそれ以来だったんですが、仕事をしてみてめっちゃいい人たちだなって思いました。
──仕事相手としても、やりやすいですか?
高橋 スケジュール的に忙しいのは仕方ないですが、物わかりもいいし、察しもいいし、人見知りしないし、すごいなと思います。僕が新しい靴を履いて収録に行ったときも、すぐに百田(夏菜子)さんが「この靴、新しいですよね?」って言ってきたり、僕が別番組の企画でまつげエクステをしたときも高城(れに)さんに「なんか目がパッチリしたけど、整形しました?」と言われたり、本当によく見てるなと思います。まあ、なんでまつエクしてんだよって話でもあるんですけど。
──『ももクロちゃんと!』を制作する上で意識していることは?
高橋 僕の秘かな願望として、ここにも自分が好きな人を呼びたいというのがあるんです。番組開始当初に、いまの100分の1も売れてなかった蛙亭のイワクラさんを呼んだんですけど、イワクラさんって「ちゃんBZ」っていう赤ちゃんの人形と生活してるんですね。それで「人形と話せる女」としてももクロと出会わせたら、高城さんがその人形を持って腹話術みたいなことをやってくれて、マジで変な空気になったんですけど最高でしたね。ただ、振り返ってみるとあれが初回収録の3本目だったというのはすごいことだなと思います。
(写真:『ももクロちゃんと! ももクロちゃんと人形と話せる女』)
──高橋さんの好きなこともけっこう出せているんですね。
高橋 そうですね。僕は巨大な建造物が好きなので、先日も「ももクロちゃんと巨大仏」という企画をやらせてもらって、全国にある巨大な仏像をたくさん紹介したんですけど、ももクロもすごく食いついてくれて、「巨大仏サイコー!」みたいになったのでうれしかったです。
──今後の『ももクロちゃんと!』の展望を聞かせてください。
高橋 「ももクロちゃんと◯◯」という出逢いが毎回のテーマなんですが、これまでいろんな方向で出会ってきて、ネタ探しもなかなか大変になってくるんですね。なので、そこの発想の転換というか、そんなもんと出会うんかいという裏切りをしていけたらいいなと思っていて。深夜3時20分からという深い放送時間にもなりましたし、もちろんメンバーも楽しみつつですが、『霜降りバラエティX』の次の時間帯ということも意識しながらちょっと変なこともしていきたいなと考えています。
120%演者の側に立った番組作りを心がける
──金属バット、ランジャタイ、蛙亭など、今ではメジャーな芸人さんたちを『もういっちょTV』では一早くレギュラー起用してきました。どのように実現したのですか?
高橋 金属バットに関してはYouTubeに違法アップロードされた漫才の動画が100万回再生とかされていたので、実績もあるので公式でやったほうがいいですよという言い方ができたんですが、ランジャタイや蛙亭は「絶対にこれから売れるんですよ」と、熱だけで押し通して始めさせてもらいました。
──高橋さんにとって、好きな芸人さんと、仕事をしたい芸人さんは同じですか?
高橋 まさにそうですね。あとはこっちで絡む意味があるときにやってあげたいなっていうのがあって。たとえば、蛙亭はもう完全に売れているし、自分たちでも積極的にYouTubeチャンネルをやっているので、今さらうちでやらなくていいと思うんですけど、金属バットはYouTubeでもラジオしか上げないんですよ。でも、漫才以外のふたりを欲している人たちはたくさんいるから、やる意味があると思うんです。ランジャタイも同じで、それはすごく意識していますね。
──芸人は「自分たちがやりたいこと」という意識を強く持っていると思います。その点で気をつけていることはありますか?
高橋 もう120%いかにそれ(芸人のやりたいこと)に寄り添うかですね。テレビマンにもいろいろなタイプがあると思うんですけど、僕は芸人さんが一番おもしろいと思っているので、こっち(制作)側よりも、まずは芸人さんを優先すること、それだけです。たとえば『M-1グランプリ』の時期には集中させてあげたいので、あんまり収録しないようにしていますし、常に演者の側に立って、ストレスをかけないようにしています。
──金属バットの配信番組をテレビ朝日がやっているというのも、異質な感じがしました。
高橋 そこをうっすらおもしろがってもらえたらいいなと思うんですよね。なんでテレ朝? しかも「もういっちょ」って何?みたいな。金属バットとはもうすぐ丸3年ぐらいになりますが、これだけ一緒にやらせてやってもらっているのが奇跡だと思っていて。いろんなテレビマンから「なんで高橋さんは金属バットとそんなに仲よくやれるの?」って聞かれるんですけど、それは無償の愛を注いでいるからだと思っています。
──長く番組をやれていることは、自信にもつながりますか?
高橋 自信というのはおこがましいですが、こんなに近くにいさせてもらえているのがありがたいと思っています。どう考えても距離なんて縮まらないと思っていたんですが、少しずつ向こうからも信頼してくれている感じも出てきて。たとえば、友保(隼平)さんがロン毛を40センチ切ったんですけど、「せっかく切るんだったら『もういっちょT V』で切りたいんですけど」って事前に相談をしてきてくれたときは、めちゃくちゃうれしかったですね。12月24日にはテレ朝動画で『金属バットもういっちょ』のクリスマス特別生配信をするので、それもぜひたくさんの人に観てもらいたいです。
(写真:『金属バットもういっちょクリスマス特別生配信 ~ 大禿トナカイと猫背サンタの年末トークショー ~』)
お笑いをやめた仲間の分もファイティングポーズを取り続けている
──仕事をしていて楽しいと思う瞬間を聞こうと思っていたんですが、やはり演者さんとの関係性というのが大きいですかね?
高橋 そうですね。僕はストレスをまったく感じないタイプの人間なんで、仕事も全然苦じゃないし、何をやっていても楽しいっちゃ楽しいんですけど、でもたしかに演者さんといるときが一番楽しい気がします。結局、自分が一番“公私混同”しているというか、仕事ということではなく、常におもしろいところにいたいと思ってやっている感じですね。
──これから仕事をしたいと思っている芸人さんはいますか?
高橋 いすぎるなぁ。M-1の3回戦まで行った吉本の10億円という漫才師は、本人たちが金属バットをめちゃめちゃ好きで、そのイズムを感じるセンスがあると思いますし、可児正(かにただし)っていうピン芸人も、もうちょっと売れてほしい。あと、有名になってきましたけど、サスペンダーズはサークルの後輩なので応援していますし、みほとけっていう女芸人は、彼女がアイドル時代に僕が「アイドルより芸人になったほうがいいんじゃない?」と言ったら本当に芸人になっちゃった子なんで、ちょっと責任を感じて売れてくれと思ってたりします。
(写真:『奥森皐月の公私混同 #6 みほとけ』)
──お笑い好きならばわかる名前だと思いますが、このくらいのラインナップなら奥森さんとの会話にも普通に出てきますか?
高橋 いや、このくらいは全然ですよ。なんなら有名すぎて恥ずかしいぐらいです。
──『金属バットもういっちょ』に大学生M-1王者でもあるモザンレーションが出演したこともありますが、大学お笑いも追いかけていますか?
高橋 学生お笑いをやっていた人はどうしても同郷のようなイメージがあって、仲間感があるんですよね。特別に追いかけているわけじゃないですけど、がんばってほしいと思っています。
──裏方も含めて、今、大学お笑いの経験者がいろいろなところで活躍していますよね。
高橋 ただ、僕に近い代でいうと、みんな辞めていっちゃったんですよね。早稲田大学でいうと、僕らの3、4年前にWAGE(森ハヤシ、かもめんたる、手賀沼ジュン、小島よしおらが在籍した同名サークル及びコントグループ)さんがいて、最大規模の大学生芸人グランプリ『大学芸会』が2011年に始まる前のちょうど狭間の時期で。大学お笑いを現役でやっていたときも、正直、僕が一番おもしろくないと思っていたんです。小器用でいろいろできちゃうし、不幸話もないし、モテなくもないし、見た目にも特徴があるわけじゃなかったから、サークル内でもおもしろくない奴ってずっと思われてたと思います。でも、まわりのおもしろかった人たちは結局辞めていって、僕だけがまだ一応ファイティングポーズを取り続けているんですよね。だから、勝手にではあるけど、そういう人たちの気持ちも乗せながらやっている気持ちはあります。
──これからlogirlでやりたいことはありますか?
高橋 やっぱり『奥森皐月の公私混同』はお笑いマニアがすごく集まっている番組なんで、そういう人たちに向けて何か作りたいですね。コンテンツがひとつだともったいないので、もうひとつお笑い番組をやりたいんですが、なかなか手が回らないというのが現状です。logirlはメインのお客さんとしてアイドルファンの方がいますが、その次の軸を探していると思っていて、そこで柱になれるように進んでいけたらいいなと思っています。
文=森野広明 編集=中野 潤