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大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(ユニコーンS)

先週の函館スプリントSは1着◎ビアンフェ、2着○カレンチャンで盤石の的中!3連単1万5280円、3連複2980円と手堅いところではありますが、何よりです。スポニチの「こうして当てた」というコーナーにも原稿を書いていますので、ご高覧お願いいたします。

日曜(6月20日)は東京11RユニコーンSです。昨年ユニコーンSは3連単3万6360円を的中しています!いま振り返っても凄い内容でした。レース…もそうですが、このコラムが。ひたすら「パイマニア」「ソフト・パイ&パイ」「チチマニア」などと語って競馬を予想、そして当たっています。そう思うと、先週の函館スプリントSは延々コースや枠の優位不利を語っていましたので、真面目すぎたかもしれません。

さて今年のユニコーンSにパイロ産駒はいませんが、別のダート種牡馬に注目します。
ヘニーヒューズです。
JRAのダート種牡馬ランキングで昨年1位。今年の種付け料は500万円。ダート種牡馬として相当の高額ですが、あっさり満口になったとか。今年も産駒は好調で、さらに加速しています。ならば重要ダート重賞のユニコーンSを勝たないことがあるものか。さあヘニーヒューズの波に乗ろう!
――3頭いますけど。

そりゃ勢い満点のヘニー産駒ですから、JRAの3歳ダート馬にとって大きな目標であるこのレースの複数頭出しは不思議ではありません。どのヘニーを狙うか。
3頭のヘニー産駒はそれぞれ、前走と同距離、前走から距離短縮、前走から距離延長と違うローテーションとなっています。

◎①ゲンパチフォルツァ。「同距離ヘニー」です。前走から距離を替えることで、成績も一変することがよくありますが、そうは言っても前走と同じ距離を走ることが不利とはなりません。同舞台の青竜S1着馬のわりに下馬評は低めなので、狙い目です。

○⑦ケイアイロベージ。「短縮ヘニー」です。だいたい気性のピリッとしたダート馬は距離短縮が得意で、ヘニーヒューズ産駒もその例にもれません。だいぶ急がせないと間に合いませんが、そういうレースでも何やかんや力を発揮するはずです。まあ「短縮ヘニー」は穴で買うのが基本なので、今回は1勝クラスを勝ったばかりにしては売れ過ぎかもしれません。

▲④ラペルーズ。青竜Sでは接触で走る気をなくしましたが、2走前のヒヤシンスSぐらい走れば突き抜けてしまいそうです。今回も内枠なので、スムーズに走れるかがポイント。

出走馬のひと言診断。先週これやって当たったので、今回も。

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今回◎○がヘニー産駒で、もう1頭のヘニー産駒サンライズウルスは無印。前のレースより意識して抑える必要がある「延長ヘニー」はそもそも決まりづらいのです。上位人気の可能性もある馬なので、あえて嫌いました。この馬は母父がかつて偏愛したチチカステナンゴなので、ひいきにしていますが、今回はスルーで。あと「延長マクフィ」(距離延長のマクフィ産駒)も今回は買わず。マクフィ産駒も短縮が得意です。

馬券は  3連単フォーメーション。
<1着>①→<2、3着>④⑦⑨=<2、3着>②③④⑥⑦⑨⑩ 30点。

押さえに  3連複フォーメーション
①―④⑦⑨―②③④⑥⑦⑨⑩ 15点。


text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC