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小論文の書き方 〜パラグラフライティングのススメ〜

こんにちは。Logic Link代表です。10日連続投稿、9日目です。とりあえずこの企画で書くブログは残り2本となったので、小論文を書く上で1番大事な技術である「パラグラフ・ライティング」について書こうと思います。

これは本当に大事な技術で、これを身につけると小論文を書けるようになるし、文章を読むのも上手くなります。そんな魔法の技術の身につけ方を伝授しましょう。(大丈夫、僕もこうやって宗教にハマって文章力上がった人間です、塾のちょっと宗教味ある先生を崇拝してました)

パラグラフ・ライティングとは?

パラグラフ・ライティングってなんやねんと言う人のために、とりあえず上手く纏めてくれている意味説明を共有します。(大阪大学が書いてるページから持ってきたので、基本的には問題ないはず。

パラグラフライティングは、文章のまとまりを作るルールと、各まとまりの中での文の配置のルールに則って文を書く方法です。そのルールを簡単に言えば、「共通の話題で括れる内容は一つのまとまりとする」というものと、「各まとまりの先頭には最も重要な文を置き、それ以後にはその文の補足説明のための文を置く」というものです。

こんな感じの説明が書いてあるんですけど、簡単に言うと、誰でも分かりやすい文章を簡単に書く技術のことです。簡単に言い過ぎじゃない?と思ったそこのあなた、大事なことはいつもシンプルなのです

これを用いて、大学生以上の人は論文を書いています、多分。一応、自称パラグラフライティング習得者の僕もこれを意識しながら小論文の解答例を書いてるんですね。これのすごいところはなんて言ったって、レポートの点数が爆高いってこと。レポートや卒論を書く上では本当に困らないです。授業に行かなくてもいい点数取れるなんて、みんな身につけたくなってきたでしょ。
(大丈夫、大学教授もこの書き方で小論文を書いてくれと言っているとも聞いたことがあるので、本当におすすめです。)

パラグラフライティングのコツ

  1. 1パラグラフ、1メッセージで文章を書く

  2. 段落の1文目(トピックセンテンス)に段落の要旨を書く

  3. 段落の最後の1文でまとめ直す

もう大体これで言いたいことは全部で、パラグラフライティング大事なんだよってことと、上の通りに文章書けばいいんだよってことなんですけど、さすがに説明してほしいという声が上がりそうなんで、ここからそれぞれどういうことなんって説明をしますね。

1パラグラフ1メッセージについて

要するにこのパラグラフはどんな内容を伝えたいのか、ということです。図にするとこんな感じになります。

小論文の例

こうやって例えば4つのパラグラフから構成される文章だったら、そのパラグラフの先頭にタイトルをつけられる状態が理想的です。このパラグラフはこういうことを伝える段落だとあらかじめ、決めて書くのがいいと思います。

段落の1文目(トピックセンテンス)に段落の要旨を書く

次に大事なのが段落の1番最初。1文目に段落の要旨を書け、と言われてもという感じは私もします。じゃあどうするか、なんですけど、こういう意識に変えてみてください。

メッセージを意識した1文目を書く

というのは、じゃあ、例えば、上の図で考えてみましょう。1パラグラフ目の先頭はなんとなく、問いに答えますよね。『私は〜について、〜だと考える。その理由は〜』って入るのが自然ですよね。今の切り取った部分だけを見ても、"問いへの返答と簡単な理由の提示”っぽい気がしますよね。じゃあ、2パラグラフ目はというと、きっと『そう推察できる社会的背景には〜があると言えるだろう。』などが入りそうですね。これも"その社会的背景”を説明しそうな感じありますよね。こんな感じで大丈夫なんです。

段落の最後の1文でまとめ直す

これもまたなんか難しそうなこと言ってますね。これも簡単に「結局このパラグラフで何を書いたんだい」ってことを伝えればいいんです。例えば、上の図の1パラグラフ目だったら、『このように(理由①)と(理由②)から〜だと私は考える。』という最後の文があったら、いい感じにまとまってる気がしますよね。2パラグラフ目も同様、『このような(社会的背景)がこうした〜を引き起こしていると推察できる。』とかを入れると、自然と「あ、この段落で指していた社会的背景ってこれね」ってわかると思います。

ハンバーガー構造

これ分かりそうで分かりにくいなぁ。って思ったそこのあなたには。"ハンバーガー構造”だけ覚えて帰って欲しい!!

分かりやすく言えば、段落の1番上と1番下は"バンズ”です。同じバンズで挟んでください。ちょっとゴマがかかってるとか、ちょっと上のバンズの方がカリカリしてるとか、まあその辺は、文章で言えば1番上と1番下の文章は全く同じ構成にはできないってことと一緒です。

僕はこのパラグラフライティング、自分のものにするのに2年ちょい、3年はかからないくらいは時間を使いました…でも、これができるようになってから圧倒的に文章力は上がったし、伝わりやすい文章を書けるようになった気がします。
ほんと、これできるようになる前は人が書いた文章じゃないみたいな文章書いてたと思うとぞっとする。これの鍛え方、習得方法、もっと色々教えてよって人はぜひ僕の塾にメールしてみてね。

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