【こそだてハック】一貫説を保ちながら「怒る」テクニック
怒り方ってむずかしい。
怒る方法や怒りを鎮める方法を学んでも、いざ現場では役に立たないことも多いですよね。
現場は教科書どおりになんていきません。
怒る上で大事なのは一貫性です。
それを理解しても一貫性を保つ、保ち続けるのってこそだて中はかなりの無理ゲーだと思います。
一貫性を保ちながら怒ることを仕組み化しているテクニックを動画ではご紹介しています。
世にあふれる怒る技術の情報
昨今は子育てに関する情報がたくさん入手できるようになりました。
・怒れない親が怒る方法
・怒るときの具体的な伝え方
・怒らずほめて伸ばす方法
・アンガーマネジメント
いろいろありますよね。
すべての情報を鵜呑みにして実践することはできないと思います。
どんなときにどのようにおこるべきか、相反することが書かれていたりするからです。
しかしいろいろな情報をみていくと1つの共通点が浮かび上がってきました。それは怒るときには一貫性が重要であるということです。
一貫性とは
子供は成長の過程で親を試します。
試してやろうと思っていないかもしれませんが、試してきます。
こういう行動をとったらどう反応するのか
こう言ったらどうなるのか
子供は親を試していく中で一貫性を評価します。
一貫性のない行動で、親の信頼度合いが低下していきます。
しかし、子供と一緒に生活していくと行動や振る舞いのパターンは多種多様。
一貫性を保つように記憶するのってむちゃくちゃたいへんなんです。
書籍では簡単に一貫性を保ちましょうっていうけど、世のお父さんお母さんってほんとにできてるの?としんどくなりました
怒るルール
一貫性を持って怒るのがよいということがわかっても、どうやってそれを実行するのか。しばらく悩んでいましたが、我が家の方針がばしっと決まりました。
結論からお伝えします。
我が家が怒るのは
危険・健康・マナー
の3点に違反したときだけ。
それ以外は怒りません。
怒るフォーマット
指示、説明、考察
の3段階で怒るようにしています。
具体例は動画でご説明をしています。
感情で怒らず、フォーマットに従ってたんたんと。
I(アイ)メッセージで伝えています。
怒り終わったら可能な場所ならギューッとハグをして物理コミュニケーションをとり、大好きであることを言葉で伝えることも大切にしています。
条件定義〜Public/Private
食事中にお話をしていいのかダメなのか、状況によって変わりますよね。
大人にとって当たり前の怒る前提条件は子供には理解しづらいものです。
一貫性がないと捉えられてしまうことになりかねません。
○○の場合は〜、という条件定義にも一貫性が必要になります。
交通量の多い道路は手を綱がければダメ、みたいにわかりやすい条件ばかりではありません。
子供に説明しづらい条件定義で便利な言葉があります。
それが、PublicとPrivateです。
PublicとPrivateでは同じことでもやっていいこと、わるいことがかわることが多いものです。
ここはPublicか、Privateか私自身あまり意識したことがなかったのですが、子供と一緒に判断する訓練をしています。
怒りたいけど怒らない方法
ここまでの内容、理想論だと思いますか?
たしかにそのとおり。
危険、健康、マナー以外でも怒りたいことってたくさんあります。
そんなときは「怒る」形式をとらずに子供に伝えるという苦肉の策で乗り切っています。
こちらの具体例も動画を参考にしてください。
#こそだてハック
再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLDG_NxcwzjsfVk8xD8nR4a78dcBWdb4NV
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