客観的に見てJO1の何が凄いのか
☆はじめに
先日、紅白歌合戦の出演者が発表された。
JO1(初)の文字を期待していたが、その期待もすぐに打ち砕かれた。
「TV出演が増えてきたものの、まだ世間的には有名じゃないのかな」と思い自分を無理やり納得させた。
自分は結成3か月後から追っているため最古参ではない。
番組出演が決まっただけで、トレンド入りを連発できるJO1界隈は心底凄いなと思う。
☆他人の顔と名前が一致しない日本人は"4割"もいる
こんなにもトレンド入りしてるし、実力もあるので売れて欲しい。
ただし、少し興味を持った人に「メンバー」から入ってもらうのは効率が悪い気がしていた。(1ファンの意見)
理由は単純で、11人から成るグループだからだ。
全く知らない人を11人も覚えるのは労力がかかる。
さらに現実問題として、他人の顔と名前が一致しない日本人は4割もいる。
「6割が大丈夫だから押し切る」のではなく「4割に寄り添う」ファンでありたいと思う。
そこで曲を好きになってもらうことが大事だと思う
曲→振り付け・歌詞→各々のパート→メンバーといった流れで新規の方が推しを見つけ、JO1界隈で楽しく応援できれば良い。
そこで、一番間口の広い「曲」の魅力を言語化してみた。
JO1の曲は、「曲から入れ」と自信を持って言い切れる、そんな凄さを秘めているのだ。
☆接待カラオケはJO1一択!?~曲の「構成」が凄い~
JO1のアルバム収録曲を以下に示す。何かに気づかないだろうか
1曲3分ちょっとと、非常に短い
これには明確な理由がある。
1番が終わるとすぐさまラップパートで2番へ。間奏がほとんどないのだ。
曲の余白をラップでつなぐ構成はK-POP由来で非常に面白い
3分は短く感じるかもしれないが、余白を可能な限り排除した、ある種効率主義の楽曲なのだ。
「忙しい人のための○○シリーズ」にJO1は残念ながらノミネートできない。
なぜなら既に「忙しい人のための」楽曲でもあるからだ。
この楽曲構成を知っておくと接待カラオケで同期と差をつけることが出来る
自分は将来接待カラオケに行った時、懐メロを歌うなんて直接すぎる迎合は絶対にしない。理由を以下に述べる
迎合せずにどうやって相手を楽しませるか。JO1の曲を歌えば良いのだ
自分のマイク所有時間を可能な限り削減し、相手の歌う時間割合を増やす。そうすると「○○君とカラオケに来たらいっぱい歌えるな」と思ってもらえ、自分の出世に繋がる。
JO1の認知度が上がっていれば、自分が歌っている時間も加点対象となり、一石二鳥だ。
「自分の信念を曲げることなく、目上の人に気に入られる」
たった1行の矛盾を紐解くとJO1が姿を現すのだ。
構成の面白さでもう1つだけ提示できることがある。
JO1は全員で歌うパートがほとんどない。
ジャニーズ・坂道グループファンからしたら驚きであろう。
JO1は個人のパートを繋げて1曲を作る。
これはK-POPによく見られる傾向だ。
日本のグループはサビを全員や複数人で歌う曲が多いが、K-POPの意思を引き継いで対極を行っている。
☆11人寄れば宇宙船~振り付けの面白さ~
「11人"も"いる」これは振り付けを作る上でドデカいメリットだ。
ほんの一例だが、↑は宇宙船の振り付けだ。
静止画で魅力が100%伝わり切らないのが残念極まりない。
「11人の振り付け」というのは未だにあまり研究が進んでいないと思う。
だからこそ、今後どんな凄いものが見れるのかワクワクが止まらない。
個人的にはSEVENTEENさんの「舞い落ちる花びら」のように11人で花のコンセプトで振り付けを作って欲しい。
☆「ダンスが揃う」というのは、こんなにも気持ち良いものなのか
11人の振り付けが揃う「群舞」が見ていて気持ち良い、気持ち良すぎる。
ダンスが揃うというのは、絵に描いた餅のごとく難しい事であった。
そんな理論値のようなダンスを、11人グループの彼らがやってのけているのだ。
おススメ曲①無限大(INFINITY)
魅力を一言で言うと、「非対称さ」だ。
無限大は記号で書くと「∞」である。左右対称な記号だ。
手で輪っか〇を作り、それを繋ぎ合わせることで「無限大∞」を表現している。だが、人の体の構造上どうしても非対称になる。
その対象・非対称の絶妙なバランスこそ本当に美しいのだ。
JO1のデビューシングルが無限大で、そのスタートの振り付けが↓で本当に良かったと思う。
おススメ曲②Born To Be Wild
一時期YouTube広告で流れていたらしい。
JO1の曲で一番クオリティが高いと言われている。
曲のコンセプトは「新世界への挑戦」「ワイルドさ」だ。
巨人の岡本選手の入場曲として使われている。ドーム内にJO1屈指の名曲を響かせる岡本選手、凄まじいセンスを持っている。
この曲の面白さは振り付けにある。
「burn burn burn it up」という歌詞を「バーン」という銃声に見なした振り付けが面白い。曲の1番では全員で敵に銃を向ける。
2番では打って変わって、3対8に分かれ囲むように銃撃戦を表現するのだ。
他にも振り付けと歌詞/曲コンセプトの合致度が高く、見てて楽しい。
おすすめ曲③YOUNG
この曲の魅力は一言で言うと、
「応援ソングとしての切り口の斬新さ」である。
「YOUNG=若い」という意味だ。「若さ」を赤く燃えるような情熱で表現した曲は多くある。しかし、JO1のYOUNGは「青色の若さ」なのだ。
赤い炎よりも青い炎の方が実は温度が高い。そんな青さだ。
冷静さ・キレイさを想起させる青色のメロディに
「怖くても散るのさ華麗に美しく」
「ここを離れて僕らの望む幸せ掴めよ」
といった力強く儚い歌詞がマッチしている。
☆JO1の伸びしろは無限大
結成僅か1年半、コロナの衝撃が大きかった2020年3月にデビューして
この活躍具合、自分はJO1のパフォーマンスに期待しかしていない。
もし今後「メンバーのドラマ出演+主題歌」の黄金セットを担うことが出来れば、紅白にかなり近づくであろう。
その日を楽しみにしつつ、引き続きJO1にお金をしっかりと落そうと思う
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?