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【PRLT】広報は想像以上に黒子だったという話

知っていただいている方もはじめましての方もこんにちは。
ログリーというアドテク企業で広報をしている桐本と申します。ログリーのえりりーと覚えていただけるとうれしいです。

ログリーには2017年10月に入社し、営業、新規事業を経験し、今年4月より広報に就任しました。

このnoteでは、PRLTのアドベントカレンダーに則って、"会社のことをよくわかっている新米広報だからこその気付き"について書いていきます。

広報は対外的な活動だけじゃない

広報=リレーションの鬼。

常日頃より全方向にアンテナを貼り、あらゆる記者さんやライターさんと良好な関係値を築き、"中"の情報を"外"に発信してもらえるような企画を考える。これは間違いなく広報としての責務です。

コロナ禍での広報就任となり、繋がりに期待できる方法はオンラインだけ。もともとTwitterを活用していた私は、他社広報の方をどんどんフォローしていきました。そうすると、広報の情報が多く目に入ってきます。

周囲の広報さんが優秀な方ばかりだからこそ、メディアリレーションの成功事例ばかり見かけては「すごい」と思うと同時に、「弊社はなかなか…」と落ち込むことも多くあったことも事実。

ただ、広報にはさまざまなフェーズがあり、そのフェーズによってやるべきことは異なってくるということ、対外的なメディアリレーションがすべてではないということを、広報に就任してから半年ほど経った今、実感しています。

社外の前に社内と向き合う

とにかく露出を増やしたい!!!
とはいえ、プロダクトありき。時事性ありき。当たり前のことです。

広報に対する思いが強くなればなるほど、社内に対しておざなりになってしまう部分って、少なからずあると思うんです。

社外に発信したいと思う以前に、社内にしっかり目を向けられているのか?何年経っても絶対に忘れてはいけないことだなと、改めて感じています。

組織、プロダクト、キャリア…
"人"と向き合うには、様々な側面があります。すべてに向き合うことは難しくとも、広報である前に会社の一員として、なるべく全員に向き合って良好な状態をキープできるよう務めたいものです。

社内の状況を今一度理解する

コロナ禍に突入してから、すっかり日常に溶け込んだリモートワーク。
すでになくてはならない制度になっていますが、やはり"リモート"と"リアル"の壁は厚い。これまでうまくいっていたことが、途端にうまくいかなくなることも出てきたりします。

もちろん、リモートを否定しているわけではなく、逆に今"全日程出社"になったらキツイなと思うのも正直なところです。

ただ、リモートにはリモートの、リアルにはリアルのコミュニケーション手段をそれぞれ考え、措置すべきだなと思います。

ログリーメンバーの主なコミュニケーション手段

・テキストコミュニケーション:Slack(コロナ禍以前と同様)
・ボイスコミュニケーション:Discord、Slack(ハドルミーティング)
・オンラインコミュニケーション:Zoom

コロナ禍突入直後は、オンラインシャッフルランチやバーチャル会議ツール等を活用していましたが、コロナ禍が当たり前になってきてから「果たしてこれらは本当にやる意義があるのが」と思うところもあり、しばらくは中断していました。

そして、情勢も収まってきた昨今、"リアルなコミュニケーション"の機会を復活させています。

コロナ禍以前、月に一度「シャッフル交流会」というものを開いていました。部署関係なく完全シャッフルの6名ほどでランチorディナーに行くという会です。やはりリモート・リアル問わず他部署との交流は希薄になってしまうため、このような交流機会はとてもありがたかったです。

コロナ禍に突入し、前述の通りオンライン以降→中断というような状況になっていましたが、「未来会合」にリネームし、2021年12月より再開中。

まだまだ油断ならない状況下ではありますが、リモートを経験したからこそ"リアルには敵わない"と感じている部分が大きいため、できるところからコミュニケーション活性化を再始動させていきたいと思います。

"前に出る"広報ではなく"見守りながらサポートする"広報

広報に就任するまでの広報へのイメージは、おそらく世間同様に"キラキラしている"と思っていました。

実際、周囲の広報さんを見ていても今でもそのように感じています。だってみなさん、会社への大きな愛を持って精一杯努力されているから。裏側では泥臭いことも多々あるとは思いますが、やっぱり一生懸命な姿ってキラキラして見えます。

その反面、自身が広報を務めるにあたり思ったことは「想像以上に黒子だ」ということです。

広報が前に出ることももちろんありますが、「メンバーを輝かせたい」という思いが一番強いのです。そのためには、広報である私は黒子として、せっせか動くのみです。

「メンバーを輝かせたい」ーー広報として、これが一番の原動力かもしれません。メンバーを、会社を輝かせるために、どんな泥だってかぶる。そんな思いを持って、これからも広報という仕事を、メンバーを、会社を愛していきたいです。

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