人生の"資源"

資源と聞くと、森林や石油、プラスチックなどを連想すると思います。これを人生に当てはめて考えると「沢山あるほど豊かになり、なければ無いほど貧しくなるもの」に訳されます。では人生における資源とは一体どんなものでしょうか?今回は社会人・現代人が全員知らなければならない理不尽な現実に迫ります。

結論

人生の資源とは「人・もの・お金・情報・時間」です。と言われてもピンときませんよね。では分解して説明していきます。

”人”とは

友人や知人、親族のおじおば、会社の上司や部下、取引先の営業マンなどすべての人脈のことを指します。これには「人脈・もの・お金・情報・時間(労力)を受け取ることができる」という性質があり、あらゆる資源をここから得ることができる重要な資源です。

また、この人が持っている時間と、食べて得たカロリーや筋力を自分のために使ってもらうことができるという「労力」も人という資源に内包されています。人そのものが発揮するものと、人から得られる無数の資源の両方を指して"人"という資源となります。

僕たちはこれらを使って仕事に就いたり、お金をもらったり、パートナーを見つけたり、引越しを手伝ってもらったりとあらゆることを望んだように成功させられます。

”もの”とは

そのままの意味で、物体です。スマホや家電、車、カバン、歯ブラシといったこの地球上に存在するあらゆる物体のことを指します。

これを使って僕たちは食事をつくり、栄養をとり、仕事をし、家に帰り、安全に眠ることができます。逆を言えば、ものがなければ僕たちの衣食住は成り立たないということになります。

昨今はインターネットとシェアリングエコノミーの発展でミニマリスト化が進んでいますが、やはり沢山あればあるほど「何時でも使えて、換えが効き、修理できて、困らず万能」ですから自分で所有せずとも地球上の出来るだけ身近なところに用意されていて、手を伸ばせばすぐに使えるのが理想的です。

”お金”とは

これもお分かりですね。みんな大好き通貨です。この資源は「人・もの・お金・情報・時間(労力)」という他の資源を直接的・間接的に得ることができます。人(人脈)は紹介してもらえますし、ものは買えますし、お金は投資で得られますし、情報はもの(インターネットや本)を買うことで得られますし、時間(労力)も雇えます。まさに万能ツールですね。

あればあるほどに他の資源を無限に得られますが、あえて得られないものをあげるならば、「自分の寿命(健康をある程度維持することは可能ですが、”お金を払って何年分”は不可能です)、友情や愛情、すべてを意のままに操る(全知全能でいうところの全能)」などは得られません。全知全能の”全知”とは

”情報”とは

これほど現代社会において重要なものは他にありません。

たとえ勝ち組になった人であっても、多大な情報(知識・技術)を用いてミスリード(失敗させようと導くこと)を誘い破滅させることができますし、資源を奪い取ったり、ビジネスなら戦略的買収や市場の独占も可能です。あの人とあの子を別れさせることだってできます。インターネットに精通すれば世界のどこかの電力供給網を破壊することもできますし実際にそうした事件は後をたちません。もちろん、こうして筆者のようにみなさんの人生に役立つ情報を発信することで少しでも豊かな人生に舵をとれるように誘導することもできます。与えるも奪うも膨大な知識で可能となります。情報社会といわれる由縁はここにあります。

つまり勉強したもの勝ちの社会ということです。しかし実際には数多の勉強を死ぬほどする必要はなく、必要な知識はIT(インターネットテクノロジー)を用いればすぐに手に入ります。これを読んでいるみなさんは既に全知を手にしています。「どういうこと?」な人はこちら 全知全能の”全知”とは

”時間”とは

端的に言えば「寿命」のことです。今すぐに命が絶えれば人生は終わります。特に人の命は脳と体の健康が欠かせませんから、毎日食べては運動し、夜には眠って回復をはかります。こうして社会インフラに支えられた命がもつ寿命を、雇うことで借り、経済を回すことで人類の生活を資本主義で平和に保っています。しかし逆をいえば、人に与えてばかりいると自分の時間を失いブラック労働から健康を損ない、最悪は死にいたるのは本末転倒ですから加減が必要です。

世の中には他人から時間を奪えるだけ奪い、自分のポケットにお金をつっこみ私腹を肥やす悪人がいますから、やはりこれも相手を見分けるために「深く広い知識」で測りとることが重要です。

みなさんの時間、つまり人生の目的はあくまでも「自分が幸せであり続ける」ことですから、与えてばかりではなく、与えてもらうことも必須になります。ぜひこちらもお読みください。人生の目的とは

まとめ

冒頭にて「沢山あるほど豊かになり、なければ無いほど貧しくなるもの」とお伝えした意味がご理解いただけましたでしょうか。

人生の資源「人・もの・お金・情報・時間」はそれぞれがお互いに支え合い、与え合い、奪い合える関係性・相互作用です。容易に他人へ渡しては損を被り、最悪は自分や家族、大切なひとの人生さえ守れず破壊されてしまいますから幸せを失います。しくみを論理的に理解することが大切です。

「与えよ。さすれば与えられん」を鵜呑みにして無限に垂れ流すことなく、かといって「虚しく憎み妬み奪い合う」のでもなく、地球環境と同じように「知識でもって加減を理解し、毅然とした態度で資源を増やし、人生と調和をコントロールする自分がマネージャーなんだ」という自覚意識を忘れずに資源を守りましょう。





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