フリーランスって、実際どうなの?
はじめに
こんにちは。ろくでなしエンジニアのりょうです。
今回は、友人によく聞かれる「フリーランスって、実際どうなの?」という質問に答えていきたいと思います。
フリーランスには確かに自由があり、楽しい面も多いですが、思った以上に大変なこともあります。この記事では、フリーランスの現実を包み隠さず、メリットとデメリットをバランスよくお伝えします。もしフリーランスに興味があるなら、ぜひ参考にしてみてください!
フリーランスを目指したきっかけ
まず、私がフリーランスを目指した理由についてお話します。きっかけは、正直「自由」に憧れたからでした。
毎朝渋滞に巻き込まれ、自宅から就業先まで1時間以上かけて通勤していた私。いつしか、「徒歩ゼロ分が職場で、始業ギリギリまで寝られる働き方って最高じゃないか?」と夢見るようになりました。
そんなとき、会社を辞めることになり、その後に入社したのが葬儀会社。そこでは、深夜の呼び出しや長時間勤務が続き、心身ともに疲弊してしまいました。ある日、ビール片手に「もうこれ以上無理だ!」と退職届を書き、ついに個人事業主として独立する決心を固めました。
フリーランスの始め方
フリーランスになるのに特別な資格は必要ありません。開業届を税務署に提出し、報酬の振込先を用意すればスタートできます。
私の場合、フリーランスエンジニアとして独立したので、特別なオフィスを借りることなく、自宅でノートPC一台からスタートしました。こういったシンプルな開業ができるのも、フリーランスエンジニアの特権ですね。
また、確定申告の準備として、税理士と契約するか、会計ソフトを導入しておくと便利です。会計が得意な人は自分でやってもOKですが、私も手間を考え、税理士の力を借りることにしています。プロに任せる安心感は大きいです。
フリーランスになって自由を満喫した日々
フリーランスエンジニアとして独立した後、最初にしたのは…夜遅くまで『モンハンライズ』をやり込むことでした。自由な生活に浸り、「これがフリーランスの醍醐味だ!」と実感しました。
当時の案件では、自分の裁量でスケジュールを調整できたため、夜更かしして昼に起きるという完全夜型の生活が当たり前になりました。ただ、あまりに不規則な生活を続けた結果、体調を崩してしまい、結局は普通の生活リズムに戻しました。
また、自由な時間を活かして技術トレンドを調べたり、新しい技術を試したりもしました。資格取得にも挑戦してみましたが、これも二日坊主で終わったのは良い思い出です。
フリーランスの魅力と、見えない苦労
フリーランスの魅力
フリーランスの魅力は、自分のやり方で仕事ができることです。スケジュールや作業の進め方を自由に決められるのは、大きなメリットです。また、エンジニアならば月に50万円以上の収入を得ることも可能で、頑張り次第では高収入も狙えます。
さらに、好きな音楽を流しながらリラックスして作業できる点も、フリーランスの特権です。疲れたときにはベッドで少し横になることもでき、自分の体調に合わせて柔軟に働けるのが魅力ですね。
フリーランスの見えない苦労
しかし、フリーランスには苦労もあります。特に地方で在宅勤務していると、PC作業が「怪しい仕事」と誤解されることが少なくありません。私も「まだ就職しないの?」と何度も近所の人に言われたことがあります。理解されにくい働き方が、辛い部分ですね。
また、フリーランスになると支払いが増えるのも事実です。年金や健康保険、住民税、所得税など、会社員時代に会社が管理してくれていた手続きをすべて自分で行う必要があります。私も会計の手間に苦労しているので、口座引き落としを活用していますが、対応している銀行が少なく少し不便です。
そして、仕事の案件が終わると次の仕事が決まるまで収入が途絶えるという不安定さもあります。会社員であれば給料は保証されていますが、フリーランスは自分で案件を確保しないと収入がゼロになるため、空白期間の不安が常につきまといます。
結局、フリーランスってどうなの?
こうして振り返ってみると、フリーランスの働き方には確かに自由さと厳しさが混在しています。自由に裁量を持って仕事ができることや、頑張り次第で高収入を得られる可能性がある点は大きな魅力です。しかし、自己管理と計画性がなければ、フリーランス生活を安定して続けるのは難しいと感じます。
それでも私は、自由に自分のペースで働けるフリーランスという選択をしてよかったと思っています。フリーランスを目指す方に、この記事が少しでも参考になれば幸いです!