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海外で役に立ったなと思うテック系資格

「データ分野に就職・転職したいのだけど、どの資格を取るべき?」
私が日本人問わず色々な人に相談される質問トップ3のひとつです。

今回は、海外就職・転職活動で「取っておいてよかった」資格をいくつかご紹介します。ここで私が強調したいのは、資格が大事なのではなく、「資格取得」という目標に向けて準備を進める中で、ある特定のトピックについて体系的に学ぶことができた、という事です。資格取得自体は一つの通過点であり、その過程で得られた知識や経験こそが重要だと考えています。

テック系、特にデータ/AI関連以外の方にはマニアックな内容かもしれません。ついてこれる方だけついてきてくだされば幸いです。
それでは、準備はいいですか?深呼吸して、レッツゴー!

注意点

  • あくまで個人的な見解ですので、参考程度にご覧ください。

  • 私の仕事は金融系のデータ・AI関連の仕事なので、他の職種や業界で働いている方には参考にならないかもしれません。

  • 資格は重要ですが、実務経験こそが何よりも大切です。資格はCV選考を通過するためのツールの一つと考えてください。

1.クラウド系資格
データ関連業界でお勤めなら、必須アイテムだと思います。
私自身は、今まで携わったプロジェクトがマイクロソフト AzureとグーグルGCPのクラウド環境だったため、必然的に両方資格を取りましたが、AWS(Amazon Web Servicesアマゾン・ウェブ・サービス)をお使いならAWSでも全然問題ないと思います。むしろ世界のクラウドシェアはアマゾンが一番らしいですしね。
「じゃあ、具体的にどの資格がいいの?」とお考えのあなた、いい質問です!この先はまた別の投稿でご説明します。

2.プロジェクト・マネジメント資格
プロジェクト・マネジメントに関わるなら、PMP (Project Management Professional) か PRINCE2 (PRojects IN Controlled Environments) のどちらかは取得をおすすめします。私はPRINCE2の基礎レベルの資格を持っています。基礎レベルで十分です。重要なのは実績です。

PMPとPRINCE2のどちらが良いかはよく議論されますが、個人的にはどちらでも良いと思います。私がPRINCE2を選んだのは、ヨーロッパ系の企業で働くことが多かったため、欧州での認知度が高いPRINCE2を選択したというシンプルな理由です。勤務先やクライアントの評価などを考慮して選ぶと良いでしょう。

3.アジャイル系資格
私が携わったデータ/AIプロジェクトの95%はアジャイル・メソッド(ハイブリッド含む)を採用していたので、取得して損はないでしょう。こちらも基礎レベルで十分です。
以前勤めていたイギリス系コンサルティング・ファームでは、全コンサルタントがスクラムマスターの資格を取ることを必須としていました。

ちなみに、私は「ひとりアジャイル人生開発」を実践しています。「チーム私」による、私の人生開発。
スクラムマスターとプロダクトオーナーを私一人で兼任するという、アジャイルではあまり推奨されないスタイルですが(笑)。
これはまた別の機会に記事にしたいと思います。

番外編 これはとらなくてもよかったなと思う資格

LSS (Lean Six Sigma) は、手法自体をいくつかのプロジェクトで使っていて個人的に興味があったので、イエローベルトとグリーンベルトの取得を検討しました。しかし、マスターブラックベルト(LSSのジェダイ!)を持つ友人から「今はデータ関連の資格の方がよっぽど有利」とアドバイスされ、取得を見送りました。

今回は仕事の忙しさからか、真面目な内容になってしまいました。最後に、香港100万ドルの夜景(まだこの表現使うのかな?)の写真をどうぞ。
仕事で訪れた香港ヨットクラブからの景色です。次回はプライベートで行きたい!

香港100万ドルの夜景!


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