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老〜けもん日記(29)〜人はどう死ぬのか〜

こんにちは、ボクふ〜けもんです。

今日は雪です。寒いです。
おんもに出られないので家でおとなしくしてます。
ずっと積ん読状態だった本を手に取りました。

「人はどう死ぬのか」by久坂部羊

2時間弱で一気読みしました。
人はみないずれ死ぬ。
できればPPKで、苦しまず死にたい。

そんな身勝手な話はない。
ふだんは忘れたふりをしてることを
改めてきっちり突きつけられた気がしました。

自分も家族もいつかは死ぬ。
どうせ死ぬなら、できるだけ穏やかに逝きたい、逝かせたい。
そのための心構えがいろいろ書かれてました。

医療に過度な期待はしない。
延命治療は望まない。でも救急車を呼んだらそうなる。
それを防ぐには、ACP;Advance Care Plannning が大事。
そうなる前に、家族と延命治療について話し合いをしておくこと

我が夫婦はなんとなくお互い分かってるつもりだけどね。
いざとなったら分からないかも。

最後の章に出てきた「老人力」は、ボクも若い頃に読んだ。
加齢に伴い能力が失われていくことを肯定的にとらえるのだ。
例えば、物忘れがひどくなって来たら、「忘却力」がついた、
みたいに考えればいいという話で面白かった。
本書では「ネガティブケイパビリティ」;「求めない力」
と表現されていた。

ボクも奥さんも高齢者の仲間入りしたので、他人事ではなくなってきた。
いざとなってあわてないために、心構えが必要だね。
奥さんはとっくにできているみたいだけどね。

ボクはふーけもんなので、まだまだ生への執着心が強すぎるのだ。
今のままでは穏やかに逝けそうにない。
奥さんに先立たれたら、と考えるだけでもう目の前がまっ暗!

いつまでこうして生きていられるのかな。
とりあえず、今に感謝して1日1日を大切に生きていこう、Yeah!


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