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自分の「声」に対するアンテナを高くする【ブルーロック 1話】
このままじゃ、今までの俺と同じだ。
人生変えに来てんだよ。
世界一になりに来てんだよ。
自分より強い奴に勝たなきゃ、何も変われない!!
潔世一
noteを始めたのがブルーロックのseason2からだったので、
season2や他の作品ともつなげながら、
season1の言葉をまとめていくことにします。
さて、今回は潔の言葉から、「変化」について考えます。
この場面、潔は自分の思考を変えた。
自分の目的は「ブルーロックで生き残る」という保守的なものではなく、
「世界一のストライカーになる」ということだ。
だからこそ、「下を蹴落とす」のではなく、「上を越えていく」という視点に立つ必要がある。
この思考の転換が、行動選択にも影響を与えていった。
このように、
「人生を変えたい!」と強く思ったときには、
自分の思考や行動を大きく変えていく必要がある。
「こういう状況では、こっちを選択する」という、
自分の沁みついてしまった思考や行動を、
真っ新にするために一度自分を「破壊」してみる。
その上で、
今までに考えもしなかった選択肢を視野に入れながら「再構築」する。
ただ、経験上共通しているのは
こういう破壊と再構築は、
自分が強く「何かを変えたい」と思ったときが起点になるということだ。
実際、自分もそうだったし、
たくさんの人を見ていても思うことなのだが、
この「変えたい」のタイミングは人それぞれだ。
だから、
「変化に必要なことは~」とか、「新しい視点を~」とか、
正直聞き飽きたような言葉たちは、
その「変えたい」のタイミングを迎えてようやく実感を伴なうのであって、
変化を欲しない人には不必要なのである。
こうして考えてみると、
大切なことは「変化」自体ではなく、
「変化を求めた自分に気付くアンテナを高くしておくこと」なのかもしれない。
自分の中にふと現れた興味・関心に従ってみることについては、
「チ。」の記事でも触れたことがある。
「変化」は、誰にでも必要なことだとは思わない。
ただ、自分の中に「変わりたい」と強く願う自分が生まれたときに、
その声に耳を傾けたり、その声を受け入れる心構えは持っておくといいのかもしれない。