【WoWS】ずっと長持ち!戦艦術
戦艦に乗っているがRを切るタイミングがよくわからない。いつも火災ダメージを受けていて、修理班を抱えたまま沈んでしまっている。さりとて下がると芋と罵られる……
そうしたつらい思いをしている初心者の方もいらっしゃるかと思います。
でも、ちょっとしたコツさえつかめば試合終盤まで生き残って影響力を発揮し、ひいては勝率を上げることができるんです!
この記事を最後まで読んで、すてきな戦艦ライフをエンジョイしよう!!
対象読者
戦艦初心者、戦艦に乗らない人向け。
ACR2サイクル
突然ですが以下がACR2サイクルの図です。
知らない? 聞いたことがない? ご安心を。これは私が今回でっち上げるものです。
要するに前に出て戦う、引いて回復、を繰り返す必要があるということです。ずっと最前線にいたり、ずっと後ろにいたりしちゃだめ!
通常の戦艦であれば、このサイクルを繰り返しながらプレイすることになるでしょう。
なぜこれが必要なのか
単純に戦いっぱなしだと火災ダメージに対して応急工作班、修理班の回転が間に合わないからです。
回復アイテムは連打できない
例えば大和だと、修理班の有効時間が28秒。準備時間が80秒。1回使用するのに108秒、つまり再使用までに2分弱もの時間が掛かります。応急工作班も似たようなもので、有効時間が10秒、準備時間が80秒です。
あなたが常に最前線でHEを被弾していると、このペースでは消火・回復が間に合わず、早晩撃沈されてしまいます。
かしこいダメコン
ダメージコントロールの略です。
火災ダメージに対するダメコンの基本は、「燃え続けない」ことです。うっかりRを切った直後に発火し、60秒の火災をフルで食らうと最大HP比で18%ものダメージを受けることになります。2着火なら36%、3着火なら54%です。一方、火災ダメージは回復効率100%なので、多少燃えても修理班を回す時間さえあれば後から完全に相殺できます。
つまり、火災を受けたら慌てて消すのではなく、安全な位置に後退してからRを切る。Rを切るまでに受けた火災ダメージは修理班により回復を行う。このようにすれば相当長い間粘れるということです。
「安全な位置」ってどこ?
島裏か、隠蔽距離外です。
一定の敵の圧力を受けて戦う(そうするべきですが)場合は、逃げ込める島を見繕っておくか、適切な距離を保っておきましょう。「適切な距離」は艦の水上隠蔽、速力、敵の火力、潜水艦・艦載機といった敵偵察ユニットの存在により変化します。火災によって隠蔽距離が悪化しうる(一律2km)ことを忘れずに。Rを切ったら一旦発砲はやめようね。
島裏を使えば「後退」せずにRECOVERステップに入れ強力ですが、ランダム戦だと蘭巡の空爆やら艦載機やらで計算が狂いがちです。ミニマップをよく確認しておきましょう。
火災システムについてもう少し詳しく
公式が解説しています。
ありがとうWG……
応用編
当たり前のことでも、言葉として定義するとより上位の概念が説明しやすくなりますよね。試してみましょう。
後ろにいても芋じゃないかも
単に一時的に後退しただけかもしれません。暴言を投げるのはやめようね。フルへだった? そう……
火災の直接ダメージ以外の効用
ACR2サイクルを適切を実施すれば、火災ダメージを抑えられることが分かりました。では、これを適切に行う敵に対してHEを使用することは無意味なのでしょうか?
ACR2サイクルを実施する戦艦は、火災が付いた時点で戦闘を中止し、後退するはずです。つまり、Rがリキャスト中の敵は消極的になり、一時的に影響力を失うということです。
敵戦艦全体に火災をバラまけばダメージは出ずとも味方にかかる圧力が下がり、撃沈できずとも戦線をゆっくりと押し上げることが可能になるはずです。(ほんとか……?)
回復リキャストの速い戦艦の強み
一部のアメリカ戦艦などは修理班の準備時間が短く設定されて(例えばKansasは40秒)います。このような戦艦はサイクルを回す上でRECOVER → ADVANCEの移行が速くなり、より前線に留まりやすく継続的に影響力を発揮でき頼もしい!
とはいえノーガード戦法ができるほどではないので、しっかりサイクルは回しましょう。
艦載機(潜水艦)スポットがなぜ嫌われるのか
艦載機はそのあまりにもリーズナブルなスポットにより、ACR2サイクルのR2の部分を完全に破壊します。つまり、もはや機能しないということです。
艦載機のスポットのある戦場では、理論上戦艦は前進できず、生き残るために後方に留まり続ける(かリスクを負って前進する)ことになります。潜水艦も同様……というかあのpingマジで……はークソ
WGはやくリワークして
おわりに
「戦艦は2着火してから消そう」みたいなアドバイスがありますが、いまいち実感と違くない……? と思いこちらの記事を書きました。
何かの助けになれば幸いです。