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P2y、その始まりを辿る 最終回 - とあるサイトから抱く疑問 -

 はじめましての人ははじめまして!過去回から読んでくれている人はこんにちは!初回から読んでくれているそこのあなた!そろそろP2yとアポロ船長の魅力に気づいてきたんじゃないですか?
 前回はP2y第二チームのルーツであるとされるタイムズヘッドラインが実はその以前にP2y第一チームのルーツであるとされる任天堂ニュースタイムズから独立したうらなか.netというサイトの後継である事、うらなか.netの管理人うらなかが初音ミク界隈でおこした二つの炎上、そしてそれらの中で不自然な動きをしているP2y第一チームとアポロ船長についてまとめました。
 今回はそのうらなか.netを買収し、後々のP2y第二チームの元となるタイムズヘッドラインにフォーカスをあてつつ、最後にのちのP2yに繋がっていくプロジェクトタイムズ、プロジェクトパーティーの代表を務めたアポロ船長という人物について改めて総論としてまとめたいと思います。
 今回も商用コンテンツへの無断転載を固く禁止します(内容の持ち出しはいくらでも可)
 またP2y第二チームの元になったタイムズヘッドラインは事実上P2y第一チームの元記者、うらなかと非常に関わりが深いと言えるため完全に前回のnoteの話から地続きの内容になっています。前回のnoteを併せて読まれることを強くおすすめします。

 
 またいつもの通り例に漏れずP2yの組織の変遷は非常に複雑なため、第一回のnoteから読まれる事も強くおすすめします。




1. P2y第二チームの元となるタイムズヘッドラインとそのミラーサイト


 
 前回のnoteでも少し触れましたが、P2y第二チームの元になっているタイムズヘッドラインは2009年5月末頃に運営が開始され、第一回のnoteに載せたP2yの沿革によると2017年6月にサイトを閉鎖しています。
 また2009年の運営開始当初は詳細不明のおそらく匿名の管理人が代表を務めていましたが、2012年の3月にアポロ船長がXにてタイムズヘッドラインの運営代表(管理人)に就任したことを表明しています。
 同時にアポロ船長は自身の運営するMOTHER partyにて自身がタイムズヘッドラインを2009年に立ち上げたと明言しており、どちらが正しいかは不明な事も前回のnoteでは取り上げました。
 おそらくではあるものの二代に渡る管理人によって約8年運営されていた事になるタイムズヘッドラインですが、アポロ船長自身はと言うと2013年の6月を最後に2017年6月まで、つまりプロジェクトパーティーへのリスタートの宣言まで一度もタイムズヘッドラインについての話題を出していません。 

https://x.com/apollo_captain/status/343859996553015296?t=I5S83pkxippuB0N5bq5wtQ&s=19 より

 なお、タイムズヘッドラインについては上記のポストより以前、2013年の初頭に前年10月にタイムズヘッドラインの更新を停止していた事を振り返りつつも当時の初音ミク・VOCALOID界隈について相当思うことがあったようで大鉈を振るうと宣言しています。その事からもプロジェクト内でも相応の立場にいた事が伺えますが、実際に本当に大鉈を振るったのか、具体的に何をどう振るったのか詳細は不明です。

https://x.com/apollo_captain/status/286982139189293058?t=2ygKFGu9uUlCyITTeqqwag&s=19 より

 そしてこのように今回も例に漏れずタイムズヘッドラインのサイト自体はもう閉鎖されていて残っていないため、今いちタイムズヘッドラインがどういうサイトだったか確認できません。
 ただ、このタイムズヘッドラインについてはミラーサイト「のようなもの」が存在するのでそちらを紹介したいと思います。


2. タイムズヘッドラインのミラーサイトと判断するポイント

 前項ではミラーサイト「のようなもの」として上記のサイトを紹介しましたが、正直なところ誰がこのサイトを作成し、何故存在しているのかよくわかっていません。
 また過去のアポロ船長の周辺サイト全てに言える話ですが、タイムズヘッドラインも既に閉鎖されているため実際にこれが本当にミラーサイトなのか確認できる術がありません。
 
ただ、そうした中でもタイムズヘッドラインという過去に存在したサイトのミラーサイトと判断するに至ったポイントがいくつかあるため紹介したいと思います。

① 掲げているサイト名がタイムズヘッドラインと同名である事とプロジェクトタイムズの文言がある事

http://project-times.seesaa.net/ より。タイムズヘッドラインという名称のみだとただの名前被りといった印象もうけますが、プロジェクトタイムズまで被るという状況はそうそうないと思います。

② タイムズヘッドラインと同様に初音ミク、ゲームを主に扱っている事

 
前回のnoteにて初音ミクと任天堂系の話題を扱ったうらなか.netの事実上後継として同様のジャンルを扱うタイムズヘッドライン(うらなかタイムズ)の外部サイトでの宣伝を紹介しましたが、こちらのサイトでも同様のジャンルを扱っています。

③ 前項でふれたアポロ船長のタイムズヘッドラインに関するポストと時期がざっくり一致する事

http://project-times.seesaa.net/ より。アポロ船長のタイムズヘッドラインに関するポストは一旦2013年6月で途絶えており、こちらのサイトも直近である2013年7月に更新が途絶えています。


http://project-times.seesaa.net/index-3.html より。このサイトもアポロ船長のポストの通り2012年の10月に更新が一旦途絶え、2013年6月に更新を再開させています。


④ P2yと同じようなただ外部リンクの記事を伝えるためだけの記事がある事

 こちらは当時のスクショが手元になかったため、載せられませんでしたがP2yのXアカウントにてPRTIMESのリンクを載せただけのポストを頻出していた事を覚えている方も多いのではないのでしょうか?上記画像のとおり、このミラーサイトらしきサイトも同様に外部リンクを載せただけの記事が存在します。

※なお、このような記事は以前紹介したP2yとよく似たサイト、progressにも同様のものが存在します。

https://x.com/PROGRESS_prj/status/1823000971628462087?t=bE50L5cN9_CXYlhQueYO9g&s=19 より

⑤ うらなかと思しきかつて身内だった人物への極端な非難をしている記事がある事

http://project-times.seesaa.net/article/123041809.html より

 前回のnoteで少しだけ触れましたが、うらなか.netからタイムズヘッドラインの前身となるうらなかタイムズではかつて身内であったうらなかに対して身内の不祥事であるにも関わらず、極端にそれを他人事のように非難する論調の記事があったことに対して、それはそれで無責任、一般常識とかけ離れているという話をしていますが、このサイトでも同じ論調の記事が存在し、その内容も明らかにうらなかの事を指しているように思えますが、何故かうらなかという名前を濁している記事が存在しています。(そう言えばzoomeのWikipediaでもうらなかの名前が伏せられていますよね。)

⑥ 前回のnoteで紹介したtogetterまとめと一致する内容が複数ある事
 
 前回紹介した任天堂ニュースタイムズ→うらなか.net→タイムズヘッドラインへの変遷をまとめたtogetterまとめでは一連のサイトは管理人(代表者)とは別に匿名の事情通がいるという共通性についての指摘がありましたが、このミラーサイトのようなサイトにも管理人とは別に事情に詳しい情報通(ゲーム関係の小売業に従事しているバイヤーの匿名の記者)がいます。

https://togetter.com/li/36407 より


http://project-times.seesaa.net/article/123030760.html より。この記事でもうらなかと思しき人物への非難を言及しています。また匿名の記者であるにも関わらず小売店でのバイヤーとしての立場を利用した情報の正確さを殊更強調して保証しているのも印象的です。さらにゲーム業界における初音ミクのゲーム展開の話なのになぜか映像プラットフォームまでに話が及び、それに加えてわざわざzoomeの衰退について言及しているのも印象的でした。

 またさらにこのtogetterまとめでも言及されている任天堂ニュースタイムズにもあったという「あるお方」との対談という「あるお方」がそもそも誰なのかよくわからない、本当に何のためにそんな呼び名で記事を書いたのかすらよくわからない内容と一致する記事がこのサイトにもあります。

http://project-times.seesaa.net/article/135479453.html より。なお文中に出てくる「あるお方」が誰の事なのか全くわかりません。本当に全くわかっていません。



 以上がこのサイトが実際のタイムズヘッドラインのミラーサイトと判断するに至った大まかな共通点になります。
 余談ですが、細かな点で言えばこのミラーサイトにはアポロ船長が運営代表就任以降うらなか.netも取り扱っていたボカロ曲のランキングが記事としてある等他にも共通点になりうるソースが数多くあります。
 また念のため、アポロ船長の発言や外部サイト等の情報と異なる点もあるのでそちらについても述べておきたいと思います。

① 実際のタイムズヘッドラインと運営開始時期が異なる事

 前回のnoteでは2009年5月、外部サイトにタイムズヘッドラインがリニューアルされると宣伝していたようですが、上記のサイトでは2009年の4月から運営開始されており、その時期が異なります。
 ただ、これは初回のnoteから紹介しているVTuberを扱うニュースサイト、progressでも同じように2024年5月に試験運用として記事を配信し、のちの2024年7月に運営を正式に開始しているという事からP2yとは関係なく似たような事例があるという事で問題なしとしています。

https://progress-official.jp/hololive-to-collaborate-with-los-angeles-dodgers/ より。progressの2024年5月31日付の記事です。上記記事には正式運営開始後の2024年7月4日に記事を更新しているような記載がありますが、何を更新したか詳細は不明です。

② アポロ船長の運営代表就任についてのアナウンス記事が存在しない事

 このサイトではサイトの運営方針について記者から運営?にわざわざインタビューをし、それを記事にするという仰々しい形式をとった記事を配信しています。

http://project-times.seesaa.net/article/131964118.html より。初音ミクからアイドルマスターへと記事の方針を移す事をインタビューという形で記事にしています。なお、ここで言う運営が具体的に誰なのかは不明です。


 しかしアポロ船長が運営代表になったとされる2012年3月、アポロ船長が自身のXにて代表就任のポストをしたタイミングではそういった形の記事が特に存在しません。

http://project-times.seesaa.net/index-63.html より。2012年2月末から3月にかけての記事一覧ですが、運営のアナウンスがないことがわかります。

 タイムズヘッドラインの運営方針を変更するという内容だけでわざわざインタビューをとるという形式にしてまで記事にしていたスタイルから考えるとこの不自然に思います。アポロ船長が代表に就任した時点で記者や組織を刷新したと考えると合点がいきますが、やはり特にそういった記載もありませんでした。
 なお先述しているとおり、アポロ船長は自身が現在も運営しているMOTHER partyにてタイムズヘッドラインの立ち上げを行ったのはアポロ船長自身である事を明言し、その時点でもう矛盾しているため特に問題ないと判断しています。(ちなみにこのインタビュー記事において運営代表が匿名である事からタイムズヘッドライン開設当初はアポロ船長とは別のこの匿名の運営代表がいたという論拠としています。

 長くなりましたが、以上の点がこのサイトはタイムズヘッドラインのミラーサイトとして扱って差し支えないと判断に至ったポイントになります。次項からはこのミラーサイトから抱いたタイムズヘッドラインへの疑問点について述べたいと思います。(あくまでミラーサイトと仮定した場合に抱いた疑問であることを予めご了承ください。)


3. ミラーサイトから抱くタイムズヘッドラインへの疑問

 先に結論から述べるとタイムズヘッドライン自体は過去のnoteで紹介したようなMOTHER連合及びMOTHER partyの自作自演でのネット工作、うらなか.netの読者やクリエーターへの煽動といった悪質な行為や炎上はその外部サイト等の記録から照らし合わせても確認できていません。(正直範囲が広すぎて調べきれません)
 ただ、そういった中でもアポロ船長が運営するMOTHER partyから続く関連サイト、そしてアポロ船長が関与していたP2yまでを見ていくという観点において、このタイムズヘッドラインのミラーサイトにも不可解な記述が多数見受けられるため、ここからはそれらの点について紹介していきたいと思います。

・小売店バイヤー記者の存在


 前項でも少しだけ触れましたが、タイムズヘッドラインではゲーム業界の動向やトレンドを確度をもって伝えていくと度々アピールしています。
 
そしてその根拠としてタイムズヘッドラインにはゲーム小売店のバイヤーに従事している記者がおり、彼が商談のこぼれ話を読者に伝えていく事を挙げており、度々それを根拠にして強調しながら記事を書いています。
 また、それと同時にこのバイヤーの記者は過去に共同運営していたうらなかと思しき人物を激しく非難し、彼のスタンスが任天堂贔屓だと批判されていた事も併せてその理由の一つと明言しています。

 ではゲームのバイヤー記者がいるこのタイムズヘッドラインでは実際にどうだったのでしょうか?
 タイムズヘッドラインはうらなか.netから引き続きプレイステーションポータブル(以下PSP)用ソフト、初音ミク -プロジェクト ディーヴァ-を猛プッシュしていますが、それ以外のソニー系ハードの話題はと言うと、タイムズヘッドラインの開設年である2009年内の範囲では「プレイステーション3(以下PS3)本体の薄型タイプの機種が発表された」、「プレイステーションポータブルGOの詳細が判明した」タイトルから判別できたのはこの二つの記事のみです。


http://project-times.seesaa.net/archives/200908-1.html より。月別の記事を一覧でまとめたものですが、初音ミクのゲームを除けばタイトルから判別できるものソニー系ゲームの話題はこのような形での二記事のみとなっています。

 タイムズヘッドラインはサイトが開設した当初から記事の傾向として全体的にゲームの売上やトレンドの話題を扱うと言う、ともすればゲハ的な風潮を生み出す要因になりかねないサイトですが、例えば薄型PS3の話題もその他の任天堂ハードの記事を除くと、小売店バイヤーの記者の他にもタイムズヘッドラインに実は在籍していた元任天堂系担当の記者、元ソニー系の記者との雑談といった内容の記事で少し触れられる程度です。

http://project-times.seesaa.net/article/119971126.html より。この会話ではタイムズヘッドライン全体で任天堂のカジュアル路線に不満を漏らしていたり、ソニー系記者の少し斜に構えているように見えるのが印象的でした。

 ソフトについても2009年の夏商戦においてソニー系のソフトは数タイトルのみ挙がっているだけで特にそれらのタイトルも単体の記事として扱われることもなく、その中で挙げられていたPS3用ソフト、ロロナのアトリエというゲームは当時同時期に発売されたニンテンドーDS用ソフト、ドラゴンクエスト9の方がポップがデカい、という扱いのみで記事に載せられているだけです。

http://project-times.seesaa.net/article/121835602.html より

 念のため2009年内に発売されたソニー系ハードのうち、最も売れたソフトを調べてみるとPS3用ソフトのファイナルファンタジー13であり、2009年のゲーム全体の年間の売上本数ランキングで言うと第5位でした。
 2009年の年末発売したということでタイムズヘッドラインで記事を扱う期間が半年以上あったにも関わらずファイナルファンタジー13は単体記事として一つも扱われることもなく、年末商戦の話題の一部として挙げられていたのみでした。

 

http://project-times.seesaa.net/article/134240228.html より。タイムズヘッドラインではファイナルファンタジー13はこういった年末商戦の一環としてでしか紹介されていません。

 そしてタイムズヘッドラインにおける初音ミクのゲームのような単純な売上本数ではなくその話題性(とは言ってもタイムズヘッドでは初音ミクがゲーム業界に大きな影響を与えたかのような記事が頻出していますが、そこまでの表現には疑問が残ります)に焦点をおいた場合でも2009年のソニー系のゲームの話題に目を向けると、のちのソウルライク、死にゲーというジャンルを築き、2022年ゲームオブザイヤーに輝いたエルデンリングのシステムの元になったPS3用ソフト、デモンズソウルの発売年であり、個人的にはユーザーによる口コミの代表格のような印象を受けているソフトですが、タイムズヘッドラインには小売店の売上をダイレクトに確認できるはずのバイヤー記者やそれこそソニー系の担当記者がいるにも関わらずデモンズソウルの文字すら一つも出てきません。

店頭消化率は各店で軒並み90%以上を記録。週末には品薄店が続出するなど、非常に好調なスタートを切っています。

https://dengekionline.com/elem/000/000/139/139337/   より。2009年2月発売のデモンズソウルですが、後々の事を考えると小売店のバイヤー記者やソニー系の記者が振り返りでもこの話題をとりあげていないのは不思議でなりません。 

 なお、2010年にはデモンズソウルの廉価版、2011年にはデモンズソウルの精神的続編であるダークソウルが任天堂のハード以外で発売されていますが、当たり前のようにこれらのゲームに触れられていません。ゲーム業界全体がライト向けユーザーに傾倒している事をタイムズヘッドラインのメンバーが憂いていた会話を先ほど紹介しましたが、こういったゲーマー向けのゲームについてタイムズヘッドラインはどのように捉えていたのでしょうか? 
 そして翌年の2010年になると2010年3月16日、PSP用ソフト、モンスターハンターポータブル3rdが発表されました。ただタイムズヘッドラインは特にそれらにも触れることもなく、その約一週間後の記事を最後に更新が途絶えています。


http://project-times.seesaa.net/archives/201003-1.html より。3月16日の発表には全く触れておらず、それまで毎月更新していたタイムズヘッドラインですが、2010年4月の記事は存在しません。

 なお、参考として前年に発売された同シリーズの任天堂Wii専用ソフト、モンスターハンタートライのタイムズヘッドラインの扱いを載せておきます。

http://project-times.seesaa.net/tag/articles/%83%82%83%93%83X%83%5E%81%5B%83n%83%93%83%5E%81%5B3%81i%83g%83%89%83C%81j より

 3月23日を最後に更新が途絶えていたタイムズヘッドラインですが、その約二ヶ月後の5月28日に更新が途絶えていた理由を明かしています。
 小売店のバイヤーの記者の失業とその他タイムズヘッドラインの記者達の不況による経済的な諸事情により記事の更新が滞っていたそうです。

http://project-times.seesaa.net/article/151372882.html より

 2009年のゲーム業界は確かに前年比で10%市場が縮小していたことはタイムズヘッドラインを調べていく上で実際にあった事なので特に小売店バイヤーの記者の失業もそこまで不自然ではないとは思いましたが、この記者については任天堂との商談会での内容やイベントの模様を度々タイムズヘッドラインで嬉々として話していますが、ソニー系のそういった話題は全く出てきません。

http://project-times.seesaa.net/article/139084040.html より。この二ヶ月後に小売店バイヤーの記者は失業すると考えると悠長すぎる内容な気がしますが気にしないでおきます。

 もし万一単純に現実の仕事ぶりもそんな態度で臨んでいたのであれば単純にバイヤーなのに嗜好が偏りすぎていて、この記者が勤めていた小売店にとってものすごく不適格な存在のような印象を受けます。実は失業ではなく解雇だったんじゃないかとさえ思ってしまいました。(実際に先述したユーザーの口コミで広まったデモンズソウルの話題はスルーしているのでバイヤーとしての目利きの適性も少し疑問に思ってしまいました。
 そして偶然同時期にタイムズヘッドラインの記者も全員不況の影響を受けていたそうです。一応世の中の景気で言うと2007年のリーマンショックから持ち直し始めたというのが2010年からだそうですが、タイムズヘッドラインの記者全員が全員不況の余波の影響を受けていたのでしょうか?
 なお、この報告後、タイムズヘッドラインはアポロ船長が代表を務めるようになる2012年の3月間際まで記事の更新が安定せず完全に不定期更新になっています。(不定期とは言っても数ヶ月記事が全く上がらなかったかと思えば突然一ヶ月間だけ記事の投稿頻度が以前の頻度に戻ってまた投稿が止まる、といった不可解な頻度です。)
 またタイムズヘッドラインはそういった事態にも関わらず運営がサイトをリニューアルしようとしていたり運営コストに見合わない事をしようとしています。

http://project-times.seesaa.net/article/152009558.html より。2010年5月のタイムズヘッドラインの運営難の報告の次の記事がこちらになり、この時点で二ヶ月近く経っています。またこの記事が配信された後のタイムズヘッドラインの次の更新は2011年1月になっています。

 こういった背景の中、2012年3月アポロ船長がプロジェクトタイムズの代表に就任し、タイムズヘッドラインが再開されましたが、特に何のアナウンスもなく任天堂、初音ミク中心のサイトという任天堂ニュースタイムズ、うらなか.netと結局何が違うのかよくわからない、従来と同じようなスタイルのサイトとして再開されています。
 
そして元から在籍していた元任天堂系記者、元ソニー系記者、元小売店バイヤー記者等々はいつのまにかその名前すら出てこなくなっていました。
 バイヤー記者も職から離れたとはいえ業界観を語れるポジションだとは思います。タイムズヘッドラインから離れる必要はないと思いますが、アポロ船長はやはり組織を刷新、記者を総入れ替えしたのでしょうか?

・ゲーム機が導入できない運営とその記者達との関係性


 話が前後しますが、偶然ではあるもののPSP用ソフト、モンスターハンターポータブル3rdの発表の一週間後を最後にタイムズヘッドラインは突然記事の更新を停止しています。
 そしてその二ヶ月後に記者達の経済的な事情を理由に記事の更新を停止していた事を明かしていますが、これもまた偶然ですが、この記事を出した数日前の2010年5月24日、初音ミクのPS3用ソフトの発売(もしかするとリリース日かもしれません)が発表されています。

 うらなかと思しき人物の初音ミクに対する任天堂贔屓の姿勢を真っ向から強く否定していたタイムズヘッドラインですが、この発表をうけてどうしたかというと、サイト運営の財政難を理由にPS3の導入を見送っています。(ちなみにこの件はtogetterまとめでも触れられていました。)

http://project-times.seesaa.net/article/151376400.html より。各記者達の更新が滞る程不況の影響を受けて記事の更新を停止しているタイムズヘッドラインの割にはノリがやたら軽く感じるのは気のせいでしょうか?

 先述していますが、タイムズヘッドラインがPS3の導入を見送った時点ですでに薄型の新型が発売されており、この当時のPS3の本体価格は29,980円です。
 タイムズヘッドラインが本体購入を見送る記事を出したその一年前には、詳細な金額こそ不明なもののうらなか.netを買収したとわざわざ自ら公表している以上は相応の価格で取引したと思われますが、一年経って3万円弱の価格でPS3が導入できないというタイムズヘッドラインの当時の窮状が伺えます。(そういった窮状である割にはアイマスのライブに行く旅費という名目の予算はあったようです。)
 またこの時点でゲームメインのメディアであるにも関わらず本体を導入できないという本末転倒ぶりですが、メンバーでカンパしあったりメンバーの私物のゲーム機を借りたり等いくらでもやりようがあるように思えます。カンパすれば一人頭ゲーム一本分ぐらいの負担ですむはずですし(中古だったら更に安く購入できるでしょうし)、メンバーからPS3本体を借りればそもそも出費はゼロです。
 特に私用のものが借りれない、つまり記者の誰一人としてPS3を持っていないとなると、この時点でPS3そのものが発売されてから3年たっているためタイムズヘッドラインは3年に渡って記者誰一人としてPS3に触れたことがないことになります。仕事で多く触れることがあるから問題なしとしていたのでしょうか。(もちろん当時の現行の任天堂機であるwiiやニンテンドーDSはタイムズヘッドライン内でプレイしていたり、メンバーが所持している事はサイト内で確認しています。)
 なお同じく2004年に発売されたPSPを2009年にわざわざ本体購入の報告と本体購入予定者へのアドバイスを記事にしていたタイムズヘッドラインの姿勢を考えると、ゲームの記事を書いているにも関わらず誰一人としてPS3を持っていなかったような印象を受けました。

 もしかして不況の煽りをうけて記者達全員ゲーム機を売ってしまったとかだったんでしょうか?失業による困窮を前にしては端金にしかならなかったと思いますが。
 と、冗談はさておきここからが本題です。タイムズヘッドラインのPS3が導入できないという記事、違和感を感じた方はいませんか?
 もしかすると自分だけかもわかりませんが、PS3は所謂本体据え置きタイプのゲーム機であり、それを共用として組織名義でタイムズヘッドラインに導入しようとしていた、という事はタイムズヘッドラインのメンバーは普段から全員同じ場所に集まって直接顔を合わせた上で記事を書いていることがわかるかと思います。
 今の今までアポロ船長周辺の記者達はネット繋がりでのみ関係があったと思っていた方はいませんか?少なくともこの記事を見るまでは自分もそう思っていました。
 そして過去の外部サイトの宣伝から見るに、タイムズヘッドラインの前身サイトであるうらなかタイムズでは一時的にうらなか.netの管理人だったうらなかも一緒に共同メンバーとして在籍していたことがわかっています。
 近年ではコロナ禍におけるリモート勤務が推奨とされていた事もあり、メンバーがそれぞれリモートといった事も現代ならありえると思いますが、当時はそんな風潮があるはずもなくタイムズヘッドラインの記者達はうらなかと物理的接触が可能な狭い地域での活動であることがわかり、且つそれは2012年のアポロ船長の運営代表就任の際も同じ事が言えると思います。(代表だけリモート参加なんてのも不格好ですしね。)
 つまり何が言いたいかというと、アポロ船長のMOTHER party運営開始から今までこのnoteで名前を挙げてきたサイト、具体的にはMOTHER連合、任天堂ニュースタイムズ、うらなか.net、タイムズヘッドライン(前身のうらなかタイムズ含む)、そしてP2yに至るまでの一連のサイトは全て同じ地域から発信されていた、そしてこれらのサイトにいた匿名の記者全員アポロ船長と同じ生活圏内にいたと考えるのが自然ではないかと思います。
 MOTHER連合やうらなか.netはMOTHER partyやタイムズヘッドラインがわざわざ運営権を買収したと言っている以上何かしらの書面なりを直接顔をつきあわせた上で交わしているのが自然ですし、第二回のnoteにあった「兄と同じようなサイトを運営している組織の内情をその弟が知っている」という普通に考えたらちょっと不可解なアポロ船長の弟の発言も単純にその地域に広まったローカルの噂話と考えると辻褄が合う気がしてなりません。(現実的にそんな話があり得るのかどうかはわかりませんが。)

・アイドルマスターに対するタイムズヘッドラインの姿勢


 既に紹介済みですが、2009年の後半にかけてタイムズヘッドラインは同年10月の運営方針改定ののインタビュー記事にてアイドルマスター(以下アイマス)のコンテンツに強い関心を示していました。

http://project-times.seesaa.net/article/131964118.html より。

 このタイムズヘッドラインの動きは文中にもある通り、2009年9月に発売されたニンテンドーDS用ゲーム、アイドルマスター ディアリースターズに端を発したものであり、元々ニコニコ動画を中心にファンが多くいた事からCGM的ムーブメントとしての側面も含めてタイムズヘッドラインは注目していたと思われます。(CGMの意味についてはこちらを参照してください。) 


 ただ、実際のソフトの販売本数で言うと期待されていた程売れなかったようで、同年末のタイムズヘッドライン運営代表と「あるお方」との対談ではその販売本数が芳しくなかった件について初音ミクのゲームと比較しながら対談しています。

http://project-times.seesaa.net/article/135479453.html より。どうでもいい話ですがいちいち所作を入れるくだりがなんかちょっと面白かったです。あとアイマス買えたんならやっぱりPS3買えたんじゃ?って思ってしまったのは内緒です。

 そしてもう想像がつくかもしれませんが、10月に運営方針の改定後、この同年末の「あるお方」との対談を経てアポロ船長の代表就任、タイムズヘッドラインの閉鎖に至るまでアイマスの話題は全く出てきません。(正確には少し違いますが後述します。) 
 サイトの開設当初からCGM的な動きにすごく拘っていたタイムズヘッドラインですが、どうやら初音ミクと違って自分達でアイマスを盛り上げようとする意思まではなかったようです。  
 なお、このアイマスのソフトが売れなかった要因については諸説あるようですが、その中にまとめサイトによる同ソフトへのネガキャンがあった事が理由の一つに挙げられていた事が印象的でした。タイムズヘッドラインはまとめサイトのネガキャンに感化されてしまったんでしょうか。

初週の売れ行きが鈍かったこと、ワゴン送りになる一部の大型店舗の写真がゴシップ系ブログを中心に拡散したことで本作を黒歴史に推す動きもあった。様々な要因がもっともらしく指摘されていた。

https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/1832.html より。
様々な要因がもっともらしく指摘されていた、ねぇ・・・

 単純に疑問に思ったのはアイマスの同ソフトの発売日は2009年の9月17日、タイムズヘッドラインの運営方針改定の記事の日付は同年10月31日ですが、ソフトが発売されて一ヶ月以上経ってからの方針改定は初音ミクのPSPゲームを発売日の数ヶ月前から盛り上げようとしていたタイムズヘッドラインにしては遅すぎる気がします。
 発売後一ヶ月後の声明、後の販売不振への懸念ということはタイムズヘッドラインもまとめサイトの話は知っていたように思われますが、アイマスの扱いを見るにやはり少なからずまとめサイトに感化されされている印象を受けました。
 かつ正直なところ、アイマス自体はタイムズヘッドラインが開設している2009年以前から存在している事から、今回のタイムズヘッドラインのこの対応はアイマスの販売本数によってスタンスを変えようとする風見鶏的な対応にしか見えません。つまりタイムズヘッドラインのCGMに対するスタンスはCGMを盛り上げようと言うより任天堂系ゲームを主軸に置いてCGMにフリーライドしているようにしか見えませんでした。
 
そして先述した「あるお方」との対談後の翌年の2010年、タイムズヘッドラインが休止→再開を繰り返していたさなかの同年の2010年9月18日、アイマス界隈にて所謂「9.18事件」が起きています。

※9.18事件を知らない方は概要を載せておきます。なお、自身も門外漢のためこの問題の是非を問うつもりはありません。

 個人的には騒動という意味でも否定派のファンが多くいたような印象を受けていますが、それでも当時この騒動について擁護的なファンもいたようです。
 当時のそういった状況の中でもアイマスに注目すると方針を打ち出していたタイムズヘッドラインですが、先述した記者達の経済状況による活動困難な状況下のためかこの騒動については批判も擁護もそもそもこの騒動にすら全く触れていません。
 ただここで気になった点があり、当時のアポロ船長はと言うとこの騒動について相当強い怒りを感じさせるようなポストをしており、アイマスの製造元であるバンダイナムコエンターテイメント(以下バンナム)に対しこの騒動以降、批判と言うよりは強い憎悪のようなポストを度々するようになります。

https://x.com/SFcga7COFCW0al1/status/1835020788816396368?t=-XVAOqCc9kc8PpPN5dk7zQ&s=19 より。9.18事件当日のポストです。
https://x.com/search?q=from%3A%40apollo_captain%20%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%82%B3&t=Gjtct70J1sCZv__CXMgumg&s=09 より。アポロ船長のポストを「バンダイナムコ」で検索した際の一覧の一部です。このようにバンダイナムコで検索すると批判的なポストしかありません。

 またアポロ船長は、騒動から一年以上たった2011年以降もバンナムのみならず当時擁護的だったファンに対してまで、彼らを揶揄するかのようなポストもしています。

https://x.com/apollo_captain/status/72829390861512704?t=8-lEIBS4IIq1DM2Kk8CLDA&s=19 より。なお、明らかにうらなからしき人物(なぜかアポロ船長は名前を濁しています。)を引き合いに出して擁護的なファンを揶揄していたのがすごく印象的です。

 

 そう言えばP2yもアイマスファンをものすごく憎んでいるかのような記事を書いていましたよね。当時もメディアという媒体が個人であるファンに対してまで批判するのは異様だと思っていましたが、アポロ船長ってP2yにほとんど関わりがなかったんじゃなかったでしたっけ?


 さらにアポロ船長は特定はできていないものの9.18事件とはアイマスに関する別の何かしらの問題があった際に、その事をきっかけにアポロ船長は前職からつながりのあったバンナムの営業と絶縁したようです。

https://x.com/apollo_captain/status/52450603951075328?t=ctT0pBN8sgwA2cLv-rt_sA&s=19 より。

 さらに過去にはこのようなポストもありました。

https://x.com/apollo_captain/status/25257465075?t=4KdDitUqzkYlnLp2OaueMw&s=19 より。

 このポストで「商談」というワードが気になったので調べてみました。

https://x.com/search?q=from%3A%40apollo_captain%20%E5%95%86%E8%AB%87&t=wyxTP4msGHtTgVTMBxVZfQ&s=09 より。

 2010年9月時点で前職としていますが、アポロ船長はタイムズヘッドラインのバイヤー記者だったんでしょうか?それともバイヤー記者とは別の人物でゲーム関係のバイヤーから退職したという立場が似てるだけの人なんでしょうか?
 MOTHER partyではプロジェクトタイムズを立ち上げたのはアポロ船長自身である事を明かしつつ、Xでは2012年の運営代表就任まではタイムズヘッドラインはあくまで外部のサイトである事をポストしていた矛盾があるという話は前回取り上げましたが、さらにそれらとも異なる新たな疑問点がここに来て浮かび上がりました。
 同一人物でなかったとしても小売店のゲーム系のバイヤーというちょっと限られている立場の人間が複数人で日常的に一堂に会してゲームするような環境って現実的に存在するんでしょうか?
 それに万一そんな環境があったとして、彼らは同業他社同士であると考えるのが自然だと思いますが、それってバイヤーという立場の人間がそれぞれの情報を共有できるおそれがある(=談合していると捉えられかねない)環境にいるということになりますが、このバイヤー記者達がどれだけ社内で権力を持った人間であったとしても、そのような状況自体彼らを雇用している企業側からするとコンプライアンス上かなり好ましくない状況だと思います。(某有名企業に勤めてた経験があるのなら尚更わかりそうなものですが。
 それを大っぴらに言っている彼らはこのような環境をどのように捉えていたのでしょうか?
 そもそも結局プロジェクトタイムズとはどのような記者集団だったんでしょうか?
 
 この件についてはあまりに疑問点が多すぎるため、いったん話を戻しますが、タイムズヘッドラインは2012年にアポロ船長が代表就任したタイミングで活動を再開しています。ただ先述したとおり、やはりアイマスのイベント等の話題は一切ありません。
 アイマス、と言うよりその制作元であるバンナムに対して憎悪に似たような物言いで非難していたアポロ船長なので当然と言えば当然なのですが、タイムズヘッドラインでは黙殺するかのようにアイマスの直接的な話題を扱わない代わりに、アイマスのソシャゲも関わっていた所謂コンプガチャ問題という今までのタイムズヘッドラインでは扱わなかったような社会問題を取り上げるようになっていました。

http://project-times.seesaa.net/category/6521729-1.html より。

 明らかにアポロ船長はアイマス及びバンナムを嫌っていることは明白ですが(嫌いと言う意思表示自体は全く問題はないと思います。アポロ船長のXでの物言いは問題あるかと思いますが。)、それを直接表にださずにタイムズヘッドラインで別の社会的な問題として取り上げているサイトの姿勢として如何なものかと思います。
 例を挙げるとすれば特定の政党に与するかのようにそれ以外の政党の問題ばかり書くメディアの記者と同じやり口です。何なら過去にそれと全く同じ事をやったのが、タイムズヘッドラインの元になっているニコニコ動画を叩きたいがために難癖をつけて読者を煽動しようとしていたうらなか.netと同じやり口です。
 
うらなか.netの事はアポロ船長もアイマスのファンを引き合いに出してまで痛烈に批判しているため、そう言った事情をわかっていてこれらの記事の傾向になっていったと考えると非常に残念でなりません。
 そしてもう読まれてる皆さんも存在を忘れかけているかもしれませんが、失業によりタイムズヘッドラインから消えてしまった記者達ですが、偶然だとは思うものの、今回のアポロ船長の過度に攻撃的な言動を見るに過去に任天堂ニュースタイムズ、うらなか.netそして果てはP2yに所属していた記者達全員アポロ船長と精神性、主義主張が似通った人物達が集まってできた集団である、という印象も受けます。
 もしかするとうらなか.netのノウハウを利用した上で不況や失業といった事実なんてものは実は存在せず、タイムズヘッドラインから独立してアイマスに対するうらなか.netのような存在のサイトを作っていたのではないかという疑念すら抱きました。(実際に存在したかどうかは本当にわかっていません。もし情報を下さる方がいればまたnoteに追記したいと思います。)


4.今回のまとめ

 あくまでこのサイトはタイムズヘッドラインのミラーサイト「のようなもの」であり、その根拠は示しているもののタイムズヘッドラインが実際にそうだったという確約をするものではありません。
 あくまでアポロ船長が主導していたプロジェクトタイムズとは全くの無関係の出自不明のサイトという単体目線で見ると、このサイトは誰の目から見ても一個人の人間が架空の運営代表、架空の記者を人形劇のように動かし、複数人で構成されている団体の総意であるかのように正当性があると読者に誤認させようとしているだけに見えません。そして運営開始初期の頃はゲーム小売店に関わっている人物達にしては記事の投稿時間が昼間や夕方はともかく、夜中や早朝もあったりとあまりにバラけているため、とても社会人が運営しているサイトには思えませんでした。
 さしずめこのサイトを運営していた正体不明の人物は自身を「あるお方」辺りに見立ててお人形遊びしている、といったところでしょうか。(運営代表や記者、「あるお方」辺りの会話がいちいち説明調、アニメ調でちょっと薄ら寒いですしね。)
 逆に仮にもし本当にアポロ船長が代表を務めたタイムズヘッドラインのミラーサイトだった場合、上記の印象含めどのような意図があってタイムズヘッドラインを運営していたのでしょうか?
 そして前回のnoteではあまりに不可解な動きをしているP2y第一チームに与していた事への疑問について触れましたが、今回の内容を通じて「(あくまで断定できない言い方ではありますが)うらなかという人物を知っていながら、彼から引き継いでもう無関係だと自称しているだけのタイムズヘッドラインになぜか手放しで与している事」への疑問も増えました。
 実際問題、記者達がネット繋がりのみでの関係があったというのであればそういった疑問しか浮かびませんが、記者達が集まってプレイするためのPS3についての話題も記事で配信しているため、その関係性はありません。
 なので、うらなか本人やMOTHER連合に至るまで全ての記者達がアポロ船長と顔見知りで地元仲間ということであれば複雑な事情もあった可能性もあるので致し方ないとも思いました。と言うかどう考えてもそのくらいしか思いつきませんし、それ自体もそもそも別に擁護になっていません。

5.最後に - アポロ船長という人物について -


 長々となりましたが、以上がP2yというニュースサイトが運営開始されるまでに起きていた出来事のうち、現在自分が把握している情報全てになります。
(アイマスに対するうらなか.netのような存在も本当にまだわかっていませんし、存在しない可能性も十分にあると思っています。)
 改めて第一回目のnoteに載せていたP2yが創設されるまでの略図を見てみましょう。

 この略図はP2yの沿革やアポロ船長の発言から「のみ」抜粋して作成したものですが、P2yの元オーナーであるアポロ船長が現在も運営しているMOTHER partyは迷惑行為、工作行為を行っていたMOTHER連合からドメインを買い取ってまでサイトを移行させた事、別団体のように思われた任天堂ニュースタイムズ(P2y第一チーム)からタイムズヘッドライン(P2y第二チーム)の間には両者とつながりがある初音ミク界隈で煽動行為を行ったうらなか.netというサイトが存在した事、タイムズヘッドラインはそのうらなかと共同運営していた時期がありうらなかタイムズを名乗っていた時期があった事等、そういったP2yにとって都合が悪そうな事はなぜかその内容だけでなく事象ごと伏せられている事がわかるかと思います。(これらの内容を略図に追記しようとしましたが複雑すぎて断念しました。)

 また第一回のnoteではプロジェクトタイムズ及びプロジェクトパーティーに関わった記者達とはアポロ船長を中心とし、その周辺には間接的にでも数十名規模の匿名の記者がいたという事は触れましたが過去の記録を紐解いていくとMOTHER連合の内部のゴタツキ、うらなか.net自身記者が複数人いるかのような発言をしている事、アポロ船長がMOTHER partyをプロジェクトタイムズへわざわざ編入と称して組み込んでいる事、(ミラーサイト擬きからの情報ではありますが)タイムズヘッドラインでも複数人の記者がいて都度記事の傾向が変わっている事、そしてタイムズヘッドラインによってそれらがごくごく近隣の同じ地域内で起きていた事を匂わせる記事を出している事を鑑みるに、第一回のnoteで述べた数十人規模の匿名記者集団と言うより、今までこのnoteで紹介した匿名の記者集団はアポロ船長と日常的に物理的接触が可能な生活圏内で実人数で最大100名程度の匿名の記者がいたという事がわかるかと思います。

 
ここまでnoteを読んでこられて、大半の方はぶっちゃけ今までこの20年に及ぶアポロ船長周辺の出来事は全てアポロ船長一人による自作自演なのでは?って感じているのではないかと思います。
 念のため強調させて頂きますが、そう感じざるを得ないというだけでそういった証拠になるようなものは一切見つかっていません。(IPアドレスが一致したからと言って本人がやったというわけでもなく家族が工作していたと自白していますし。)
 ただ、アポロ船長に対しそのような証拠があるなしに関わらず事実ベースで抱いた疑問点がいくつかあります。

① アポロ船長が運営しているMOTHER partyのURLが非公式サイトであるにも関わらず公式サイトと誤認されかねない不適切なドメイン(mother-jp)であり、それが曰く付きのサイトからわざわざ買収したものである事

② 20年近く明らかに不可解な動き方をしている(ロンダリングしているだけの)P2y第一チームにアポロ船長自ら能動的に合流している事(社会人であれば頼まれたから仕方なしという理由は両者にその責任が発生します。常識です。)

③ うらなかの事をタイムズヘッドライン代表就任の2012年以前から知っていたにもかかわらず、彼と関わりのあったタイムズヘッドラインの代表に自ら就任した理由

④ そもそもプロジェクトタイムズの代表就任時期に3年のズレがあるという矛盾とその理由(2009年にプロジェクトタイムズの創設、タイムズヘッドラインの代表になったのであれば、自ずとうらなかとも深い繋がりがあることになります。)

⑤ バンナムという企業に対し、ネットで記者を名乗りながらうらなかと同じ精神性を感じさせる私怨じみた発言を何度もしている事

⑥ 20年以上に及んで数十名、最大で100名近くに及ぶ匿名の記者達と関係がありながら彼らの活動を改善させるような対処らしき対処を何一つとっていない事(某有名企業に勤めていた経験があるならそのような状況下で自分が周りからどう思われているか、何をしなければならないかは容易に想像がつきますよね?)

 これらは今回紹介したタイムズヘッドラインのミラーサイトとは全くなんら関係がありませんし、そして全て事実と言い切っても過言ではないと思います。
 さらにこれらとは別に、個人的な話で申し訳ないですが、2021年にアポロ船長がP2yのオーナー権を手放した際にこちらから自らリプをした事があります。

後にスマホが故障した際に現行機で新アカウントを作成して運用しているため、旧アカウントは鍵をかけています。また上のところが見切れているため不審にかんじるかもしれませんが、画像下部のポストアクティビティの項目を画像に載せておくためです。

 これに対して、アポロ船長からこのようなリプをもらいました。

https://x.com/apollo_captain/status/1390226030749655042?t=dkWMWZtM1jURtCxVBqQVsg&s=19  より。

 この言い分がメディアの元オーナーという立場の発言としてはあまりに無責任に感じたので、再度質問してみました。

 礼節を欠いていたところもあったのかもしれませんが、要するに「MOTHER partyの管理人としてP2yの事をどう思っているか?」を聞いただけなのですが、なぜかこの直後にアポロ船長からブロックされています。
 かつては一般人の声を企業に届けるために率先して署名運動の中心にいたアポロ船長ですが、そんなアポロ船長が一般人の声を受ける側になると一方的にシャットアウトしたというのは極めて不誠実だと思いますが如何でしょうか?

 どうかこれらの疑問点にいつかアポロ船長自ら発信してくれる事を願うばかりです。彼ら匿名の記者達が聞く耳を持たないようであればアポロ船長自身で彼らの実態を糾弾なり暴露すればいいだけですしね。アポロ船長のかつての盟友である匿名の記者達がそうしてきたように。そしてアポロ船長がアイマスのファン個人に及んでまでコンテンツを批判したように。 
 ビッグ○ーターの副社長が退任したからといってもう無関係だから関係ないなんて言い分は通用しないと思います。過去に何年就いていようがこれから何年経とうがアポロ船長もまたプロジェクトタイムズとプロジェクトパーティーの元代表であり、アポロ船長がこれらの真相を語れる唯一の人間です。
 
 最後になりましたがアポロ船長がP2yのオーナーに就いていた頃に配信された印象的な記事があったのでその言葉に代えて今回のnoteを締めくくりたいと思います。

 あ、言い忘れてました。最終回とは言いましたがP2yが開設されるまでの足跡を辿るnoteが最終回ってだけです。次回はさらに別の視点からP2yを見ていく記事を書く予定です。それでは次回をお楽しみに!



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