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自分に「NO」を言わない生き方を学ぶ~NoNoGirlsオーディションを見て~


NoNoGirlsオーディションとは?

最近、このオーディションを視聴することを楽しみに過ごしています。
NoNoGirlsオーディションとは、アーティストのちゃんみながプロデュースするガールズグループのオーディション番組です。

このオーディションの特徴は、従来のサバイバル型とは異なり、他者を蹴落とすのではなく、参加者同士が支え合いながら成長していくスタイルにあります。
ちゃんみなは、社会や環境から「ノー」を突きつけられた女の子たちを肯定し、アーティストとしての可能性を引き出していきます。

その姿勢が、視聴者にとっても安心感を与える大きな要因です。
「富を取り合うより、一緒に多くのものを得る」雰囲気は、個人の成長を妨げず、むしろ促進する環境を象徴しているように感じます。

他者葛藤よりも自己葛藤が描かれる

このオーディションでは、他者との争いよりも、自己との葛藤が多く描かれています。例えば、次のような場面です。

  • 「みんなが上手だから、自分が足を引っ張っている」と感じるプレッシャー

  • 本番当日に体調を崩し、実力を発揮できなかった悔しさ

  • 誉められても、自分でその言葉を信じきれない不安

このような自己葛藤のエピソードは、視聴者として共感を覚える一方で、次第に「またか…」という感覚も募ってきます。そんなときに、衝撃的なシーンが訪れました。

「自分で自分に中指を立てるのはやめて」

ある女の子が自己葛藤に悩み続ける様子を見たちゃんみなが、ついに一言。「いい加減にしろ」。
この言葉に続けて、彼女に「自分で自分に中指を立てるのをやめるよう」告げたのです。

この言葉は心に刺さりました。

自己葛藤が自分の可能性を奪い、成長を妨げてしまうことを的確に表現しています。
視聴者としても、彼女の素晴らしい歌声や多彩な表現力を目の当たりにしていただけに、余計にその自己否定がもったいなく感じられました。

ちゃんみなの言葉は、その女の子だけでなく、多くの視聴者にも「自分に厳しすぎる態度を見直すきっかけ」を与えたのではないでしょうか。

では、どうやって自分にNOではなくYESを言えるのか。
次回、オーディションをみて感じる、NOをYESにするプロセスについて考えてみたいと思います。

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