米横田基地に宇宙軍新編
防衛省北関東防衛局は米横田基地に在日米宇宙軍を新編すると周辺自治体に情報提供したとの事。横田基地は司令部機能の強化など航空作戦拠点化が日米一体で進められており宇宙軍新編で宇宙領域でも拠点化・日米一体化が強化される。米宇宙軍は2019年12月に創設。軍事衛星・通信ネットワーク管理・運用・偵察・情報収集・宇宙空間の監視・米軍の陸海空軍間・同盟国軍との間の情報通信の確保・敵対国による宇宙領域での妨害に対する防御などを担う。今年(2024年)2月、米国で開かれた米空軍協会主催の【戦争シンポジウム】で米インド太平洋宇宙軍司令官は在日米宇宙軍を「年内に発足させたい」と発言していた。航空自衛隊は2022年3月、米宇宙軍に対応する宇宙作戦群を府中基地に発足。米メディア【スペースニュース】は今月(11月)5日、米宇宙軍が運用する広域帯地球規模通信衛星ネットワーク(WGS)に日本が接続できるとする日米協定を締結したと報道。日本とポーランドは、オーストラリア、カナダ、デンマーク、ルクセンブルク、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、チェコ共和国の他、必要に応じてWGSシステムを活用するNATO諸国を含むWGS連合に参加しているとの事。宇宙領域での軍事作戦の一体化が進んでいる。
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