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日本被団協のあゆみ(🇯🇵国内からは嫌われながらも耐え抜いた団体)
1945年8月、広島・長崎に原爆が投下され間もなく80年となるタイミングで核兵器廃絶に向けて地道な取り組みを続けてきた日本🇯🇵被団協が【ノーベル平和賞】を受賞(日本時間10月11日午後6時過ぎ)。2017年、人類史上初めて核兵器を違法化した核兵器禁止条約が国連で122カ国の賛成により採択され同年のノーベル平和賞は核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が受賞している。本来なら唯一の戦争被爆国である日本政府が国際社会に訴え核兵器のない世界を主導する責任があるにも拘らず、日本政府は〈核抑止〉に固執する立場から核禁条約への参加を拒否。核兵器禁止条約締約国会議の参加も否定している。そればかりか〈核の傘=拡大抑止〉を一層強化するための日米閣僚級協議を創設。立憲民主党の主張も核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加に留まっており条約参加は明言していない。日本政府や、これら各党に共通しているのは【日米同盟絶対の立場】である。 1945年:広島・長崎に原爆投下。終戦。 1954年:米の太平洋ビキニ環礁での水爆実験で第五福竜丸など被災。 1955年:第一回原水爆禁止世界大会(広島) 1956年:日本被団協結成。第2回原水爆禁止世界大会(長崎) 1963年:東京地裁【原爆裁判】で【原爆投下は国際法違反】の判決。 1977年:NGO被爆者問題国際シンポジウム―原爆被害を全面的に解明。 1978年:第一回国連軍縮特別総会に日本被団協代表38人が参加。 1982年:第2回国連軍縮特別総会(SSD.II)で山口仙二日本被団協代表委員が演説。ニューヨークで100万人が大行進。 1996年:国際司法裁判所が「核兵器の使用と威嚇は一般的には国際法違反である」と勧告意見を述べた。 2005年:日本被団協ニューヨーク行動。 2010年:日本被団協ニューヨーク行動。国連本部で原爆展。 2015年:日本被団協ニューヨーク行動。国連本部で原爆展。 2016年:広島・長崎の被爆者が訴える核兵器廃絶国際著名を発表。 2017年:核兵器禁止条約が国連会議で採択。 2021年:核兵器禁止条約が発効。