シリア北西部を拠点とする反体制派は進軍開始僅か、2週間で首都ダマスカスに到達しアサド政権を倒した。🇸🇾軍幹部曰く…【士気を失い同盟諸国に見捨てられた】。2011年、アサド政権軍司令部は内戦開始以来、イランに加えイランの資金援助を受けたレバノンのヒズボラ等に依存する様になり多くの作戦指揮がイランの軍事顧問や民兵により行われた。しかしイランの軍事顧問団の多くは、イスラエルがシリアの首都ダマスカスを空爆した後の今年春に退去したとの事。ヒズボラの司令官や戦闘員もレバノンでイスラエルと戦うため2024年10月に殆ど去ったとの事である。そのため🇸🇾旧アサド政権軍中央の指揮機能が無くなった。ロシアにも内戦当初と異なり有効な地上部隊が居なくなっていたとの事だ。北部の主要都市アレッポは2日間で陥落した。攻撃を受けても明確な作戦計画が与えられなかった。インターネットに出回った動画によれば兵士達は反体制派に対抗せず、持ち場を放棄し私服に着替えて帰宅していた。ダマスカスの通りには軍服が散乱していたらしい。