2024年11月7日、プーチン大統領はアメリカ大統領選挙で勝利したトランプ次期大統領に『祝意を示したい』と述べた上で対話を再開する『用意がある』と明らかにした。トランプ氏もプーチン氏と電話会談するとの見通しを示したとの事。2人は【英雄は英雄を知る仲】だという。しかし2014年以降、外されたロシアをG7から主要8カ国に復活させたかったトランプ氏の行方と、政権移行が本格化する中でのバイデン大統領との会談の行方と、台湾は中国の領土と主張する習近平氏との対話と、国連総会で32回決議されているというキューバに対しての経済封鎖措置問題だろう。過去に27回の日露首脳会談を交わした日本の故・安倍晋三氏であったが、プーチン大統領は【日露平和条約締結の交渉が中断】したままの日露関係にも言及し笹川平和財団の主任研究員に対し『ロシアは日本に悪意ある行動を取っていないにも拘らず、対ロシア制裁を科された』と不満を表明した。またプーチン大統領は『日本にはエネルギー分野などでロシアに協力を続ける賢い方々もいる』と指摘した上で『ロシア事業を希望すれば続けさせたい』と語ったとの事。