🇸🇾シリア難民レバノンへ(大半が旧体制派)

シリアのイスラム教スンニ派の反政府勢力がアサド政権を倒して以降シリア人10万人(大部分がイスラム教シーア派)以上が迫害を恐れてレバノンに逃れた。レバノンとの国境でサミラ・ババさん曰く…『誰がSNSで脅迫を送ったのか分からない。反政府勢力は表立って脅していない。他の派閥か個人かも知れない。でも、ここを去る時が来たことは確かだ』。少数派シーア派の人達は内戦の最前線に立たされてきたとの事。アサド元大統領は少数派アラウィ派出身で、スンニ派の反政府勢力と戦うためレバノンのヒズボラを含む地域のシーア派の同盟勢力を動員したとの事。首都ダマスカス出身の看護師エルハムさん曰く…『アサド政権が崩壊し地方に逃れた。戻ってみると家は略奪され放火されていた。武装した覆面の男達が家に押し入り銃を突き付け、出て行け❗そうしなければ殺す❗と命令した。何もかも捨てて逃げた』。一方、シリア内戦で崩壊したアサド政権を支えていたレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者曰く…『シリア旧反体制派は、イスラエルとの関係を正常化しない様に望む』と主張。イスラエルとシリアは1974年5月31日に停戦合意(イスラエル・シリア兵力引き離し協定締結)をしている。

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