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黒い太陽731部隊

旧満州帝国時代、中国ハルピン市平房区に1936年頃から建設されたコレラ菌・ペスト菌・チフス菌・炭疽菌・結核・破傷風等の細菌研究、毒ガス開発を行い兵器として使用した陸軍部隊は【防疫給水部】と称されていたが【マルタ=丸太】と呼ばれた中国人、朝鮮人、ロシア人に菌を注射したり毒ガスを吸わせて生体解剖を行ったアウシュビッツが元731部隊員の証言『関東軍防疫給水部の不都合な真実(ツーワン・ライフ社)/高橋龍児/著』にある。リヒャルト・ゾルゲは🇯🇵政府や軍部情報を約3000回に渡り🇷🇺モスクワに打電しているが、その一つに1937年に【731部隊】の情報を🇷🇺モスクワに流したフシが見られるとの事。これを知った旧ソ連の幹部らはシベリアに抑留されていた元731部隊員12名を1949年に行われたハバロフスク裁判に召喚して部隊の実態を証言させた。これにより【731部隊】の存在が世の中に初めて明らかにされたとの事。GHQは【731部隊】が残した医学データを独占する事を交換条件に部隊を戦犯には問わず、🇯🇵政府も未だに【731部隊】の存在を認めていない理由に【GHQによる資料の完全証拠隠滅】が背景にある。ハバロフスク裁判で証言した12名は全員、強制労働25年の有罪判決を受けた。

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