ノアの方舟伝説にも登場する古代都市【マリ遺跡】

中東シリアは、かつてはローマ帝国のオリエント経営の拠点として栄えたという。そのため古代遺跡もローマ帝国時代ものが多くシリア東部の【マリ遺跡】は正真正銘の古代メソポタミア文明の都市遺跡との事。マリは旧約聖書のノアの方舟伝説にも登場するユーフラテス川沿いにある古代都市国家でシュメール・アッカドの初期王朝時代と期限18世紀頃に最も栄えたとの事。この遺跡が発見されたのが1933年。フランスの考古学者バロが偶然、石の彫刻を掘り出した事から発見された。当時はメソポタミア文明の遺跡はユーフラテス川のもっと下流にあると考えられていたため、この発見は人々を大いに喜ばせたとの事だ。

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