King&Prince[L&]配信視聴感想
さて、私のジャニヲタ遍歴をつらつらと書き続けてきてみたが、ひとまずそれは置いておくとしよう。
なんせ今日は、久しぶりの「現場」だった。
タイトルの通り、配信。
なので、いつものように「会場へ足を運んで、生で推しを観る」という現場ではない。
けれど、まぎれもなくそれは「コンサート」だった。
画面越しであっても、アイドルが魅せてくれるものはいつ何時でも、尊くて愛おしい。
ひとつ前置きするとすれば、先の記事でも書いたように私は亀梨担。
グループで挙げるなら言うまでもなくKAT-TUN担。
ならばなぜ、キンプリの配信を観たのかと言われれば、それは「キンプリのことも好きだから」に違いない。
私は、彼らのことはよく知らない。
Jr.時代のことは特に、ほとんど何も知らない。
Sexy Zoneのことは好きでよく見ていたから、「そのバックにいた人たち」という認識で、名前と顔も一致していないくらいのポジションだった。
そんな彼らのデビュー曲は、とんでもなく恵まれた楽曲だったと思う。
好きな女の子のことをお姫様、「シンデレラ」に見立てた世界観。
それを、王子様さながらの衣装で歌い踊る。
「King&Prince」だなんて、下手したら名前負けになりかねないようなグループ名だに、全く引けをとらないというかむしろ「いや、そりゃそうだよKingだしPrinceだよ」と、感嘆のため息と共に誰もが納得せざるを得ない端麗な容姿を生まれ持った6人が。
あんなの、ズルい。
ジャニヲタならば、目を奪われないわけがないと思う。
ジャニーズのジャの字も通ってこなかった友人ですら「キンプリはすごい。あれは久々に、『王道ジャニーズキタ!!』って思った」と絶賛していたほどなのだ。
いつかそんな彼らに生でお目にかかってみたいものだと思い、軽率にFC名義を作ってしまった。
「L&」は、コロナ禍真っ只中で、新規に発表されたツアーだった。
一向に感染者数が減らないことから、当落発表から間もなくして配信への切り替えが発表されてしまったけれども。
個人的には、このツアーを申し込んではいたものの落選勢だったので、配信してくれるのはありがたかった。
こうして、私の初キンプリライブ参加は配信で、ということになった。
一緒にツアーを申し込んでいた友人と、鑑賞会をした。
オンラインで購入した公式ペンライトを持参し、カラオケの一室で。
OPからまごうことなき王子様が現れ、あまりの画力(えぢから)というか顔力に恐れおののいた。
シャンデリアのような装置に乗って、王子衣装に身を包んだ彼らが登場した瞬間、そこは一瞬にして何の変哲もないカラオケの一室から、夢の世界へと早変わり。
シングル曲や、わずかながら所持しているシングルのカップリング曲や、アルバムリード曲などは知っていたけれど、なんせアルバム未視聴である私は、初めて聴く曲がほとんどだった。
(申し訳ない話だが、KAT-TUNとSexy Zoneへの課金が多く、キンプリまで回っていないところが多々ある)
ライブへも行ったことがなく、聴き込んでもいないわけだから、当然思い入れのある曲というのも、これと言ってない。
でも、ただ、ずっとひたすらに、彼らはアイドルだった。
紛れもなく、夢の世界を魅せてくれる、正真正銘のアイドルだった。
くしゃっとした笑顔で、いつでも安心させてくれる岸くん。
ひまわりイエローのよく似合う、満面のアイドルスマイル、かいちゃん。
衝撃の短パンで涙が出るほど爆笑させてくれた国民的彼氏は、新しい髪型がとてもよく似合っていた。
私は前髪のある神宮寺くんとても好き。少女漫画から飛び出してきたみたい。
圧倒的美を誇るれんれん。最後、ハートの紙吹雪がふわふわの髪の毛に乗っかってしまっていて、可愛かった。
そしてもちろん、忘れてはいけない平野くん。
いつでも元気で、なかなかのおバカで(褒めてる)、癒しをくれるね。
ちなみに私が、キンプリで一番好きなのはいわち。
シンメの神宮寺くんが、ペンライトでいわちカラーを振ってくれてたの、見逃してないよ。
様々な意見があるのは承知だけれど、私が一番好きだったのはコントコーナーです(笑)
話の内容云々はさておき、衝撃すぎるビジュアル。
しかもそのまましばらく歌うんかい、という。
もう、ずっと笑ってた、お腹痛いって言いながら。
もちろん、その後のさっきまであんなにふざけてた人たちとは思えないギャップも相まって、最高のコーナーでした。
「ライブに行きたい」「生で会いたい」という私たちヲタクの気持ち以上に、きっと彼らの方がもっとずっと悔しいのだと思っている。
だって、一生懸命作り上げたものを、実際に披露する機会を楽しみにしていないわけがない。
私はもちろんアイドルではないけれど、きっとね、ファンの「キャー!」っていう歓声って何よりも彼らの原動力になるものなんだと思っている。
私は、自分が行けなかったことよりも、彼らがそれを浴びる機会を奪われてしまったことのほうが悲しい。
私たちはまだ、供給があるもの。マシだよね。
そしてもちろん、その供給をくれたのは、彼らだということ。
やりがいとか、気持ちよさとか、「生で見せる」ことじゃないと彼らが味わえないものはとても多くて、だけどそれでも、「私たちが見たいものを演ってくれた」ということは、感謝でしかない。
今度会える時には、溜めに溜めまくった「キャー」を、いっぱいいっぱいあげたいなと思う。
想像でしかないけれども、リアクションがもらえない状況の中、100%以上のパフォーマンスをすることって結構な精神力のいることだと思うのだ。
プロのアイドルだからこそ成せる業。
素敵な夢の時間を、どうもありがとう。
あなたたちのおかげで、明日からの日常も頑張れそうです。
私はやっぱり、アイドルの存在そのものが、何よりの原動力です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?