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「ものづくり × オープンソース」LODGE Toasterが考えるFabコミュニティのNFT

こんにちは、オープンコラボレーションハブ、LODGEです。

LODGEでは、LODGE内のfabスペースに日々持ち込まれる実験プロジェクトでのノウハウを「レシピ」として公開し、オープンソースで発信していく取り組み『LODGE Toaster』を公開しています。

ものづくりの知見をシェアする・手を動かしてつくる、そんな
Toasterのものづくりに関わって下さった人の「しるし」のようなものがつくれないか。こうした着想をNFTを使って実現できるのではと、ものづくりコミュニティ内で機能するNFTのプロトタイプの制作をすすめています。

オリジナルNFT「FABDAO」を通じたものづくりコミュニティの構想

「FABDAO」はLODGE Toasterが主体となって発行するNFTで、条件を満たすと入手できるものです。たとえば下記のようなシーンで入手できることが想定されます。

・LODGE Fabの開催するイベントに参加する
・LODGE Fabの機材を利用する
・toaster.design にて、ものづくりのノウハウ(レシピ)をシェアする

「FABDAO」NFTを入手するときのイメージ

また、「所有しているNFTの数 = LODGE Toasterの参画の度合い」とし、多く保有すると発生するインセンティブがあるなど、デジタル版のスタンプカードのような設計も技術的には可能です。

発展的な仕組みとしては、使用したFab機器に合わせてNFTを発行、機器の使用回数を習熟度として、ライセンスのような機能を持たせることができるのではないでしょうか。

トークン保有の数による特典の設計の例


「1点もののアート作品」だけでないNFT

NFTと言われて多くの人が、「NFTアートが高値で売れた」といったような一点ものの高価なデジタルデータを想像するかもしれません。

一方で、NFT所有することがコミュニティに参画できる/特典が受けられるなどの利用可能性(ユーティリティ)の付与につながるものも数多くあります。

これがNFTというオープンソースの規格の上に成り立つことに着目し、コミュニティごとのインセンティブ設計にオリジナリティを出せるのではないかと考え、今後可能性を探っていきたいです。


まずはプロトタイプ実装、社内での有志にてテスト運用を行う予定です。
プロジェクトで得られた知見やノウハウなどは引き続きnoteで発信していく予定ですので、どうぞお楽しみに!

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