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知らない間に誰かに救われてるかもっていう話

今日生まれて初めて警察に通報した。

というのも仕事で車を運転中、道路沿いのとある一軒家の散水栓からとんでもない量の水が道路に向けて噴射されていたからだ。

慌てて車を止めて、とりあえず噴射元の家の呼び鈴を押す。
すみません、このままでは今月の水道代がとんでもないことになりますよ
と伝えたい思い空しく、誰もいない。

とりあえず、蛇口を捻って止められるかやってみよう…いや、ダメだ。
最新のインターホンには録画機能がついている。
もし、これで自分が勝手に止めて、その場を立ち去ったとしよう。
水浸しになった家の前。
インターホンの履歴には挙動不審の謎の男。

家主はどう思う?
こいつがなにかしらの事情を知っている、もしくは第一容疑者だと疑うのでは?

どうするか…

そうだ、警察に電話しよう!

という感じで生まれて初めて110番した。

その後はまぁ
警察に状況を伝える

とりあえず蛇口を閉められるかやってみてと言われ、閉めてみたら水が止まる

水も止まったし、原因がわからない上、家主がいないのでは警察が動きようがないのでとりあえず家主からの通報待ちますと言われ、電話終了。
といった感じ。

なんというか、もしかしたら家主は今日不在中に起きた事がわからないままになるのか、と思った。
誰もいないはずなのに、家の前が水浸し。
そしてインターホンには謎の男。

こうやって世の中はなんとなく助け合いながら成り立っているのだなと思いました。

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