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6月24日 蟹座の新月
6月24日の新月は11時30分頃、蟹座の「3度」
「毛深い鹿に先導される、毛皮に身を包んだ男」の場所で新月が起ります。
鹿は瑞獣(白いもの)とか霊獣とか呼ばれ、釈迦が初めて人に教えを説いた場所が、鹿野苑といって鹿の多く住む場所だった事や、日本神話でも白い鹿にのって現れた「タケミカズチノカミ」(春日大社)もいます。
毛皮に身を包む男と聞くと、例えば修験道の世界では腰の辺りに動物の毛を巻きます。狸や、狐等の毛を身に付けて、動物の様に迅速に動く力を借りるという意味もあったりします。
人間の感覚は、動物に比べてかなり劣ります。磁北もわからないし、鳥や昆虫の様に、光や色を細かく見る事もできません。削ぎ落とされた感覚を、知性で補う人間的感覚よりももっと、動物的な感覚を使い超自然なもに従うという感じです。
蟹座の「3度」のイメージは、自分で考えると言うよりも、超自然な感覚をフルに活かしていくような感じです。動きを止めるのではなく、絶えず動く事で勢いが増し安定して行くような感じです。
「3」は「2」という向かい合う対象物に1つ加わることで、立体になり動き出すイメージ。3角関係とか三位一体とか、父母子とか・・・ホロスコープ上で正三角形ができるのは、グランドトリンといって、火・地・風・水、の同じ水なら水の三角形(蟹・蠍・魚)が出来上がります。他に邪魔される事無く同じ元素でクルクル回るので、勢いがあります。
蟹座は集団の中でや共感力や感情を活発に動かそうとします。安心する場所=不動産だったりします。
なので、先日の「新月のお茶会」で、会話の中で素直に出て来た、住まいの問題について無茶な問題と思わず、遠慮しないで感情を広げていく事をお伝えしました。
蟹座は月が支配星で感情でもあるので、
家族や、家、母親になりたい、守るものが欲しい等々
自分の心が安定する場所や、人がいて欲しい等々、
何者にも動かされる事無く、難しく考えずに
ただ素直に自分の感情を放出し、広げていくイメージをしてみると良いです。
昨日、小林麻央さんが亡くなられました。新月満月の近くは、命が引き合うというか、生まれる命、亡くなる命のサイクルを身に沁みて感じる時期です。
ちょっと、彼女に対しては色々な思いが重なって、ネットニュースを見て泣いてしまいました。最後まで、賢明に生きようと努力されたこと、子供を置いて逝ってしまう事への無念等、色々抱えながら笑顔だった事に本当に凄いな~と母親として見習う部分も沢山ありました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
さて、ここから個人的なお話。
去年母が亡くなり、今年の誕生日が新月になり、
天が「今年からは自分の力で生きるんだよ!!今年からが本当のスタートだよ」と言っているような気がします。
さて、スタートを決めたらゴールを決めなければなりません。私が死ぬのはいつんだろう??
「生老病死」は人間の永遠のテーマです。本人以外の鑑定でこれについての質問は一切引き受けませんし、大半占い師は、薄っすらと自分の死期を悟っていると思います。私もそうです。
好きな事をやって、パタりと死ねるような生き方も良いのですが、壮大なテーマが私にはあり「いつでも死んだらいいわ~」で、死ぬつもりはありません。でも、運命の悪戯で、突然自分に「死」が訪れたとしても後悔しないように生きようとは決めています。
今日から私の新しい人生の始まりです。
1年経って、緒川先生から言われた
「直観を使って生きろ」
という意味がわかったような気がします。占いで直観を使う事は無いですが、「生きる」という部分ではフルに使っていこうと思います。