冥想と夢見(13)20220810

冥想と夢見(13)

2022年8月3日から書き始める。

聴覚によるクンダリニ

のりかず氏からのメール。
「先日から久しぶりにワーグナーの指輪物語を聴き始めています。今回のnoteで生命の樹の左右の柱にピンガラとイダをあてがわれていましたが、これをビナーからマルクトへの右のピンガラ側にテノール、バリトン、バス。コクマーからマルクトへの左のイダ側をアルト、メゾソプラノ、ソプラノとしてパスに当てはめて聴いていくと海王星へと上昇するクンダリーニが出来るかも?なんて思いながら今聴き始めました。聴覚は身体から飛び出すということからそれも良いかなと。聴覚のクンダリーニという言い方はどうなのか?」

今日夢を見たのだが、わたしは知り合いの夜中のパーティに参加しており、途中から用事があって、自宅に戻ろうとして、タクシーを捕まえた。靴は自分のでない白いシューズだが、すぐに戻るつもりだから借りておこうと思った。タクシーは初乗りで20000円と高いが、わたしが運転手に行き先を告げると、かなり遠いけど行きますと言った。どうも乗ったところが、自宅の近くの場所と同じ地名なので、わたしは近いと思っていたのだ。運転手はいろんなことを喋った。
 遠くに、ウルトラマンと怪獣の巨大な像が見えた。自宅の近くにも同じ像があるが、ウルトラマンの色と形が少し違う気がした。
 その後場面が変わり、ベルクのCD全集があり、導入と、その後「自己完成」を誘導するための音楽が入っている。わたしはそれを聴いてみた。軍は、これを正式採用する予定らしい。
 この夢は、音楽を聴いてクンダリニを刺激するというメールの内容に関連している。前回の(11)に関係した内容として、となりのてんびん座の地球は、巨大な人が住んでいると書いた。これがウルトラマンと怪獣の像で、ウルトラマンは右の柱、アポロンの柱で、怪獣は、左の柱、デュオニュソスの柱だ。イザナギ、イザナミでもいい。(しかし、夢の映像では、怪獣は左にいた。)
 ということは、夢では、わたしの自宅はてんびん座地球にあり、これとは違うおとめ座の地球においての、夜中のパーティ、つまりデュオニュソス会から抜けて、ちょっと用事で戻ろうとしている。夜中のパーティというのは、夢のことでもいいと思う。
 いま思い出したが、夢の中でのタクシーの運転手は、いろいろなことを解説していたが、これは夢の中で、恵比寿駅の行き方を教えた警官と同じ人物だ。恵比寿、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天の7福神を、クンダリニの起点にしたが、7福神の共通点は、幸福、喜び、快楽、豊かさなどに関係しており、これらはクンダリニの示す性質だ。クンダリニの拠点は、骨盤底筋だが、骨盤底筋は、内臓を下から支えており、思考、感情、身体の三分節をまとめて「アップさせる」には、このクンダリニを引き上げることが重要だ。身体的には変化、精彩に乏しく、しかし精神的には豊かという生き方は、クンダリニが起きていない状態の時だ。
 警官、あるいはタクシー運転手は、これらを案内したり説明したりする役割なのか。わたしの自宅があるてんびん座地球の「どん底」地点は、7福神の中で、一番親近性の高い弁財天にしてもいいかもしれない。恵比寿は知っているつもりで、あまり詳しくなかったのだ。
 音楽のクンダリニについて書こうとしたが、目を引くメールが来たので、そちらの話題を先に。

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