青単バギー構築概論
前書き
お初にお目にかかります、月うさぎ(@MdaTaePraty)と申します。
今回は9弾で登場した新リーダーであり、9弾で登場した新四皇の中では最後の記事となる「青単バギー」の構築について執筆させていただきます。
このリーダーはキャラを展開する効果を持つリーダーとしては初めての「コストに制限なくキャラを登場させる」ことが出来るリーダーとなっています。
登場させるキャラに「特徴:クロスギルド」という縛りはありますが、6コストでパワー7000のブロッカーにドロー効果を持つミホークや、7コストで展開効果を持つクロコダイルなど優秀なキャラも擁しています。
今回、10/14発売の少年ジャンプ付録で7コストのバギーを獲得し、デッキパワーの向上に加えて、現在Tier上位である青単ドフラミンゴ・黒単ルッチに対して強烈な耐性を得たため、青単バギーというデッキを改めて紹介していきます。
「序盤から大型キャラを複数展開してド派手な戦い方がしたい」、「サーチやドローカードが多く、行動のパターンを予め決めて戦いたい」という方に特にお勧めのデッキとなっているため、無料部分だけでも読んでいただけたら嬉しいです。
※購入してくださる方がや高評価が多いと今後の活動の励みになりますので、気に入ったらぜひTwitterのフォロー、記事の購入を検討いただけると幸いです。
関連情報
※既知の方は読み飛ばして結構です。
過去弾の記事の一部や初心者~中級者向けのプレイング記事に関しては無料公開しており、よかったらそちらも読んでいただけると幸いです。
筆者実績:
- 2023CS 一次予選 エリア予選(神奈川) ベスト32
- 2023CS 一次予選 決勝大会 ベスト16
- 2023CS 日本一決定戦 予選7位 優勝
X(Twitter):
@MdaTaePraty
宣伝
この記事とほぼ同じ粒度・文章量で他デッキについても記事を書いています。もしこの記事を読んで気に入った際には、他デッキの記事も読んでいただけたら嬉しいです。
紫黒ルフィ
https://note.com/lockongn006/n/nc892fe40150e
赤単シャンクス
https://note.com/lockongn006/n/nd29edbf428ce
【全文無料】紫単ルフィ構築概論
https://note.com/lockongn006/n/n723c7c66e73c
黒単ティーチ構築概論
https://note.com/lockongn006/n/n23738bddf4ce
「野郎共! 俺達は迫りくる新時代に備え、クロスギルドを設立した!」
原作1058話でクロコダイルは、王下七武海制度が撤廃されて立場を追われたミホークと共にカライ・バリ島にて「クロスギルド」の設立を目論見ました。
その過程で運良く(悪く?)巻き込まれたバギーは、これまた偶然が重なってその座長に担ぎ上げられ、表題のセリフで構成員を鼓舞しました。
このデッキも、リーダーは「バギー」であるものの、実際の主力は「クロコダイル」と「ミホーク」であり、リーダー効果も彼らを登場させるだけという原作再現度の高いデッキとなっております。
たった5コストでコスト制限なくキャラを登場させるリーダー効果や、コスト制限なく相手のキャラをデッキに戻しつつ12000パワーを誇る10コストの「バギー」はとても派手ですが、実態としては手札や盤面に「クロコダイル」や「ミホーク」がいないとほぼ役に立ちません。
このデッキは「バギー」が矢面に立ってこそいるものの、いかに「クロコダイル」、「ミホーク」、そして「Mr.1(ダズ・ボーネス)」を盤面に並べるかがカギとなっており、リーダーがダメージを受けても気にせず彼らが戦いやすい盤面を作ってあげるのが肝心なデッキなのです。
ライフを手札に変換し、ド派手に展開する
先述した通り、「バギー」のリーダー効果は本来より少ないコストでキャラを展開することが出来ますが、その代償として手札を一枚捨てる必要があります。
さらに、「クロコダイル」や7コストの「バギー」で多面展開する場合は手札から2体のキャラを登場させるため、一気に手札が3枚も減ってしまいます。
ライフを守りながらこの展開を行うとすぐに手札が枯れてしまい、せっかく盤面に並べたキャラも守り切れないのでレストに出来ない(=アタック出来ない)状況に陥ってしまいます。
そのため、この構築では「序盤のライフを捨てる(=安く受ける)ことで手札を増やして盤面展開を優先し、その分減ったライフはミホークやマーガレットのブロックで補填する」という方針を取ります。
ライフの枚数で負けていても盤面の強さで上回っていればキャラの取り合いで優位に立つことができ、相手の攻撃回数を減らせるためブロッカーが強く使えるようになります。
リーダーを矢面に立たせて時間を稼いでいる間に、出来るだけ盤面のキャラを活躍させていきましょう。
デッキレシピ
こちらが10/14現在、筆者の使用しているデッキレシピです。
具体的な採用枚数・採用理由に関しては後述しますが、2ターン目に「サンジのピラフ」や「マーガレット」などリソースを増やすカードをプレイし、そこからはリーダー効果を使ってキャラを複数展開していきます。
7コストの「バギー」が刺さる対面には「バギー」+「ミホーク」、それ以外の対面には「クロコダイル」+「ダズ」を3ターン目に出すことを意識して、最速で盤面を組み立てていきましょう。
4ターン目以降はリーダー効果のバリューがかなり落ちて手札1枚を1~2ドンに変換するだけになってしまうので、慎重に使うようにしましょう。
各カード採用理由
リーダー バギー
たった5コストで10コストのキャラを出すことが出来るという、破格の展開効果を持ったリーダー。
もちろん「特徴:クロスギルド」を持ったキャラはこのリーダー効果で登場させる前提でデザインされているため見た目ほどのパフォーマンスはありませんが、先攻3ターン目にパワー7000のキャラが2体並ぶのは十分驚異的と言えるでしょう。
反面、効果の起動コストとして手札1枚を消費してしまうため、ライフを守りながらキャラの多面展開をしていくとすぐに手札を使い切ってしまい、せっかく登場させたキャラを守ることが出来なくなります。
このため、出来るだけライフを受けたり手札枚数を増やすカードを使って手札の枚数を維持したまま多面展開することを心がけましょう。
リーダー効果としては珍しくターン一回の制約がないため、5コスト以上のキャラが2面並んでいる状況であればリーダー効果を2連続で使うことによって10コストの「バギー」をデメリットなく着地させることも可能です。
ここから先は
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?